リュックの洗濯方法｜洗濯機/洗剤/脱水・メーカ別での洗濯方法

デザイン、サイズ、カラー、機能と、あらゆるニーズに応えてくれるバリエーションの豊富さからファンも多いノースフェイスのリュックですが、内側のコーティングを傷めてしまうので洗濯機での洗濯は避けた方が無難です。

素材がナイロンのもは汚れた部分に水を含ませ、薄めた中性洗剤を付けたスポンジやブラシなどで優しく擦ります。その後、水を含ませて絞った布で汚れを拭き取りましょう。内側の汚れも基本同じように拭き取りますが、コーティングを傷めないように注意しましょう。

背面やショルダーベルトは汗を多く含んでいるので、中性洗剤の使用をします。洗濯後は洗剤が残らないようにしっかりと拭き取り、日の当たらない風通しの良い場所で十分に乾燥させます。

主にキャンプ用品を製造、販売するコールマンのリュックは、アウトドア派の人たちによく選ばれ、特に山ガールにはです。このブランドのほとんどのリュックがポリエステル、もしくはナイロンでできているため、自宅で水洗いできます。

たらいや湯船、洗面台にぬるま湯を張り、約5-10mlの中性洗剤を入れて押し洗いすることをします。もみ洗いは型崩れの原因となるので、優しく押して汚れを落とします。

多少の型崩れや傷みが気にならない場合や、洗濯に費やす時間を短縮したい場合は、リュックに付属している取り外し可能なパーツを全て外し、本体を裏返しにしてネットに入れ、洗濯機で優しく洗えるコースを選んで洗うと良いでしょう。洗濯機の脱水機能は使用せず、タオルでしっかりと拭き、日の当たらない風通しの良い場所で十分乾燥させます。

北欧はフィンランド生まれのマリメッコのリュックは、飽きのこないシンプルなデザインと抜群の収納力から、ママたちや若い世代の間で絶大なを誇っています。

マリメッコのリュックはお値段がそれなりにしますので、型崩れや傷みを心配されるなら手洗いしましょう。手洗い方法ですが、たらいや湯船、洗面台にぬるま湯を張り、約5-10mlの中性洗剤を入れて優しく押し洗いします。

布製のリュックも水洗い可能ですが、ぬるま湯で洗うと色が流れ出してしまうので、60度くらいの熱いお湯に中性洗剤を入れて洗うようにします。

おしゃれなデザインと優れた機能性から注目されるニクソンのリュック。このブランドのほとんどのリュックがナイロン、ポリエステル、コットンのいずれかでできていますが、水洗いは不可となっています。

内側の汚れは軽く濡らしたタオルで拭き取り、外側の汚れは固く絞った布巾やタオルで拭きます。汚れが酷い場合や水だけでは落ちない場合は、薄めた中性洗剤をタオルに少量含ませ、汚れを叩くようにして落とします。洗剤を使う場合に注意したいのは色落ちや色変わりです。必ず目立たない場所で試してからお手入れするようにしましょう。

リュックを洗濯する際に心配なのが型崩れと色落ち。洗濯によってお気に入りのリュックがクタクタになってしまった、色が抜け落ちてしまった、なんてことになってしまったら悲しくなってしまいます。

そこでリュックを洗う際の注意点とその対策をご紹介します。

型崩れの一番の原因は脱水にあります。洗濯機の脱水コースの使用はなるべく避け、すすぎが終わった段階で手で水を押し出してから、タオルでしっかりと拭いて仕上げましょう。手だけでは水が十分切れない場合、洗濯機の脱水機能を使用し、1分から3分ほどの長さで様子を見ながら行うと良いでしょう。

また、洗濯機での普通コースでの洗濯も型崩れを起こしてしまうので、「ドライ」「手洗い」「デリケート」などの優しく洗えるコースを選んで洗いましょう。

衣類同様、色落ちするかどうかを洗う前に確認することが重要です。色落ちするかの確認方法ですが、リュックの目立たない部分を濡れティッシュやコットンで擦ってみましょう。ティッシュに色が付いた場合は色落ちする可能性があります。色落ちして他の場所に色が一度でも移ってしまうと、その色を取ることは難しくなるので、必ず確認してから洗濯しましょう。

また、漂白剤入りの洗剤や漂白剤、熱湯の使用も色落ちの原因となる可能性があるので、使用を避けましょう。洗剤を使用する場合はお洒落着洗いなど、中性洗剤を選ぶと良いです。

日頃、さまざまなシーンでお世話になっているリュック。いつでもどこでも一緒にいる分、愛着も湧くのではないでしょうか。毎日のように使うものだからこそ、日頃の感謝を込めてしっかりお手入れをし、気持ちも一新して出かけてみませんか？リュックに適した方法で洗濯をし、お気に入りのリュックと長く付き合っていきましょう。