クリーニングの出し方｜初めて/ホテル/ローソンなど
更新日：2020年08月28日
クリーニングの出し方って？
現在、日本国内にはたくさんのクリーニング業者がいろいろなサービスを行っています。老舗のフランチャイズから地元の個人クリーニング店、宅配を中心に全国展開をくりひろげる大手チェーン店とさまざまです。
サービス内容や料金、仕上がり具合などを比較して自分の生活スタイルにぴったりのクリーニング店を見つけて下さい。クリーニングの出し方もそれぞれの店舗により違ってきます。
クリーニング店によって出し方がちがうの？
個人の店に頼む場合は、衣服の持ち込みや引き取りは自分で行うケースが多いです。お届だけサービスで運んできてくれる店もあります。大手のチェーン店には地域ごとにクリーニング店舗があり、同じように利用者が衣服の持ち込み・引き取りを行っています。
大手のクリーニング店では独自に集配サービスを行っているところもありますが、最新のクリーニングサービスは宅配です。クリーニングの出し方は簡単です。電話やネットで申し込みをすると、宅配キットが送られてきます。それにクリーニングをして欲しい衣服を入れて集荷を頼むだけです。希望日に引き取り・お届けをしてもらえます。
クリーニング店によってはコンビニでの引き取りも可能です。クリーニングの代金は後払いのところが多くカード支払いも選択できます。
初めてクリーニングを出すとき！
初めてクリーニングを出すときはとまどうことが多いです。事前によく内容を確認してから出しましょう。まずはクリーニングに出したい衣服を用意します。ポケットの中身は必ず出しておきます。大事な書類や金品が入っていたら大変です。
ボタンや生地のほつれや破れやシミや汚れなども点検しておきます。飾りボタンや複雑な刺繍などがある衣服は、事前にクリーニング店に洗濯ができるか聞きます。補修サービスやシミ取りサービスが受けられる場合は申し込みを検討しましょう。
次にどこのクリーニング店を利用するのか決定していきます。クリーニング店によって衣服の出し方は違います。自分の生活に合うスタイルのクリーニング店を探して下さい。衣服を持っていく時間がない方は、宅配や集荷による出し方のできるクリーニング店が便利です。
クリーニングに出す衣服を持ち運ぶときは、紙袋やビニール袋に入れましょう。クリーニング店によっては会員登録をすすめられます。長く利用する場合は割引やサービスの特典が受けられて便利です。
クリーニングの内容を事前に把握しよう！
初めてクリーニングを出すときは、事前にクリーニング店に衣服の出し方、引き取り方、内容や料金、仕上がり具合、仕上がり日数などをよく確認してから利用しましょう。クリーニング店によって出し方も違いますが、仕上がりまでの時間もちがいます。
平均、2・3日で仕上がるところが多いですが、革製品などの時間が掛かる物やシミ抜きなどの手間が掛かる衣服は例外です。クリーニングした衣服を何ヶ月も保管してくれるサービスを行っているクリーニング店もあります。
クリーニング店へ引き取りに行くときは必ず伝票を持っていきます。クリーニングされた品は、家に持って帰った後は袋から出して風を通してから保管しましょう。
ホテルでクリーニング！
ホテルにはクリーニングのサービスがあります。ホテルによっては、宿泊客でなくてもクリーニングの利用ができます。ホテル内でクリーニングを行っているところもあります。
ホテルのクリーニングは、通常は中２日で仕上げてもらえます。クリーニングの受付終了時間によって仕上げの日数が変わってくるので、出し方には注意して下さい。ホテルの部屋までクリーニングした品を届けてもらえます。
ホテルのクリーニングでは、割増料金で特殊な製品やスピード仕上げを受けつけてもらえます。ホテルによっては下着や靴下類もクリーニングに出すことができます。着物や毛皮は仕上がりまでに日数が掛かります。ホテルによってはカード払いや会員割引があります。
高級ホテルのクリーニングは一般的にクオリティが高く、料金は高めに設定されています。クリーニングの出し方はホテルによっておのおの違いますので、チェックインのときや予約時に受付に確認しておくと良いでしょう。
ビジネスホテルでのクリーニングの出し方は？
ビジネスホテルもクリーニングのサービスを行っているところがあります。通常のホテルよりも料金は低めです。その分、フロントに自分でクリーニングの品を預けたり取りにいったり、部屋に備え付けの洗濯袋に入れたり（必要事項を書類に書いて添える）と、クリーニングの出し方にセルフの部分が多くなります。
ビジネスホテルによってクリーニングの出し方は違いますので、事前に確認しておくと良いでしょう。クリーニング料金の支払い方法も違ってきます。ビジネスホテルによっては、朝の指定時間までにクリーニングを出せば、夕方の指定時間までに仕上げてもらえるところもあります。
ローソンでのクリーニングの出し方とは？
コンビニチェーン店ローソンはおそうじ本舗の長谷川ホールディングスと提携して、宅配クリーニングのサービスを行っています。自宅まで回収・お届けをしてくれる便利なサービスです。
ローソンでのクリーニングの出し方は、まずはネットスーパー・ナチュラルローソンのウェブで申し込みます。電話で確認が入り専用バッグが郵送されます。専用バッグを受け取る際にパック料金（衣類クリーニング保管つき6点パック）のクリーニング代を支払います。パック料金なので、クリーニングに出せる製品には制限があります。
着物・毛皮などは出せません。その後、クリーニングを出したい希望日に電話をして回収に来てもらいます。離島をのぞく全国で申込が可能です。
国内でクリーニング！
海外のクリーニングに比べて日本国内のクリーニング店は、料金もリーズナブルで仕上げが丁寧だと評価されています。宅配や集配サービスもありコンビニで受け取れるなど、クリーニングの出し方もさまざまで利用者に便利にできています。
海外でのクリーニングの出し方とは？
ホテルに備え付けのランドリーバッグがある場合は、それにクリーニングを頼みたい衣服を入れ、添えられている伝票にルームナンバーと名前やクリーニングして欲しい衣服の種類や枚数を書き込みます。
フロントに持っていく、電話をしてルームサービスに取りにきてもらうなど、クリーニングの出し方はホテルによって違いがあります。定められた時間どおりに出せば１日で仕上げてくれるホテルもあります。
外国の一般のクリーニング店も出し方は日本とほぼ同じです。自分でお店に衣服を持っていき、仕上がり予定日に引き取りにいきます。
種類別のクリーニングの出し方とは？
クリーニングの出し方は出す衣服によってちがいます。毎日着るワイシャツやＴシャツは普通のクリーニングに出し、高級スーツやドレスは高級クリーニングに頼むなど区別をしてもよいでしょう。高い服を長持ちさせる秘訣でもあります。
着物や毛皮など特殊な洗い方や加工が必要な製品は、クリーニングの出し方に注意します。保管サービスのあるクリーニング店もあります。服の利用頻度や保管スペースなどを考え、クリーニングを賢く利用していきましょう。
スーツのクリーニングの出し方は？
スーツは上下そろえた状態でクリーニングに出しましょう。料金の関係もありますが、仕上がりにムラができずにすみます。（上下どちらかにシミやひどい汚れがあるなどのケースは別です）スーツのクリーニングの出し方は通常の衣服と変わりありません。パック料金などお得なサービスを実施しているクリーニング店もあります。
高級スーツはクリーニングも上品質なコースでお願いしたほうが長持ちしますし、仕上がりも丁寧です。カビ取りやシミ抜き、毛玉取りや補修サービスなどを受けられるクリーニング店もあります。クリーニングからもどったスーツは風を通してから保管しましょう。クリーニング店によっては保管サービスも利用できます。
コートをクリーニングに出すには？
コートのクリーニングの出し方も通常の衣服と一緒です。年に１回、シーズンが終わる頃にクリーニングに出すと良いでしょう。料金はクリーニング店によってまちまちです。色々なクリーニング店を比較してから頼むと良いでしょう。クリーニング店の保管サービスを利用するとクローゼットのスペースの節約ができます。
シャツのクリーニングの出し方って？
ワイシャツの胸ポケットの中は、必ず何も入っていない状態にしてクリーニングに出しましょう。ワイシャツのボタンは全開したままで、裏返しにはせずに袖を伸ばしてクリーニングに出すのが基本です。毎日着ているワイシャツをまとめてクリーニングに出す方でえりの汚れなどが気になる方は、シミ抜きを頼むか部分的に洗ってからクリーニング店に出すと良いでしょう。
ワイシャツを長持ちさせたい方はプレス仕上げのクリーニング方法を避けます。一般的にワイシャツは畳み仕上げの方が、ハンガー仕上げより料金が割高になります。カラーワイシャツや高級生地を使ったワイシャツもクリーニング料金が高くなります。形状記憶のワイシャツはクリーニングには不向きです。
Ｔシャツやポロシャツ、ドレスシャツなどシャツの種類は数限りなくあります。通常の衣服と同じ要領でクリーニングに出すことができます。プリントやカラー、折り目や風合いを保ちたい方はクリーニングがです。仕上がりが心配なときは事前にクリーニング店に相談してからシャツのクリーニングを頼みましょう。
着物をクリーニングに出す方法は？
着物のクリーニングは多くの店で取り扱っています（外注を含む）。心配な方は着物のクリーニングに実績のある店や専門の業者に依頼してください。着物はいちど着ただけで、繊維に汗や汚れがつきますので、丸洗いするのが理想です。
無理な状況であれば、着るたびに部分的なシミや汚れだけ落として風通しのいい場所に吊るして乾かしておきます。シーズンが終わったときにクリーニングに出しましょう。
クリーニングに出す時の注意点とは？
衣服は裏返さずに袖などの折り返しを伸ばし、ボタンは開けた状態でクリーニングに出しましょう。ポケットの中身は必ず確認してすべて出します。ボタンつけやほつれなどの補修を頼む場合は、クリーニング店によく相談してから出して下さい。汚れやシミもひどいようならクリーニング店に頼んできれいにしてもらいます。
料金や仕上がり具合をクリーニングに出す前に店と話し合い、トラブルがないように気をつけて下さい。
ハンガーはどうする？
ハンガーはたいていのクリーニング店で回収を行っています。環境にやさしいエコハンガーとしてプラスチックが使われるケースが増えています。不要なハンガーはクリーニング店に回収してもらいましょう。
袋は？
クリーニング店からもどってきた衣服が入っているビニールの袋は、必ずとりはずして中身は風通しの良い場所で陰干ししてから保管するように説明されています。このビニールの袋は、クリーニング工場から手元まで衣服が移動する際に中身をほこりや傷から守るためのアイテムです。
クリーニングされた製品に乾燥しきれていない溶剤などが残っている場合、皮膚の炎症や荒れやアレルギーなどの原因となる可能性があります。湿気がビニール袋の中にたまりカビの原因になる場合もあります。ビニールの酸化防止剤で衣服が変色する可能性もあります。クリーニング店からもどった衣服は、ビニール袋から出して点検することをします。
クリーニングの正しい出し方を知っておこう！
日本のクリーニング店は、集配や宅配で独自のサービスを打ち出してきています。ネット申し込みなどで、クリーニングの出し方も簡単にスピーディーにできる時代です。大切な衣服を効率よくきれいに保つために、クリーニングに出す前にさまざまなクリーニング店を比較検討しておくことが重要です。
初回公開日：2017年09月18日
記載されている内容は2017年09月18日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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