ワイシャツのクリーニングの費用・料金の相場と頻度
更新日：2020年08月28日
ワイシャツのクリーニングの費用・料金は？
スーツ着用のサラリーマンには、ワイシャツは制服ともいえるべき存在です。毎日着る物なので、毎日清潔なものを着用したいということで、クリーニング店を利用する方も多いです。ワイシャツのクリーニングの料金について詳しくご紹介します。
相場
ワイシャツのクリーニングは定価というものが存在せず、クリーニング店が定めた料金になります。そのため、クリーニング店によって料金はまちまちです。ですが、地域で価格競争をしている事が多いため、料金高すぎる・安すぎるクリーニング店はあまり無く、大体が一着190～300円程度を設定しているクリーニング店が多いです。
また、ワイシャツのクリーニングは、通常ハンガーにかかったままの吊るし仕上げです。オプションで畳み仕上げを選べるクリーニング店も多いです。その他のオプションには、染み抜きや生地のハリ出し、のり付けなどがあります。
格安
通常190～300円程度のワイシャツクリーニングですが、格安店では90円～99円と100円を切る価格のことがあります。これは、ワイシャツのクリーニングを格安にすることによって、他のスーツやコート、布団なども同時に利用してもらう事を狙って設定されている価格です。
格安のワイシャツクリーニングにある問題点として、汚れが落ちていない場合があるということが挙げられます。特にシミが有った場合に感じる問題です。その場合は、シミ取りをオプションで選ぶなどする方法がありますが、その場合は格安価格では無くなります。
ワイシャツのクリーニングを節約する方法とは？
ワイシャツのクリーニング代を節約する方法は、どんなものがあるのでしょうか。一つずつ詳しく確認してみましょう。
ワイシャツチケット
クリーニング店では、10枚綴り程度のワイシャツクリーニングチケット（回数券）が販売されていることが多く、利用すると節約になります。1枚分のクリーニング料金が無料になるお得さの物が多く、平均的に1枚80円程度でクリーニングに出す事ができます。
ワイシャツクリーニングチケットの販売は、クリーニング店により通年販売か、期間限定販売かのどちらかが多いです。
宅配クリーニング
宅配クリーニングせんたく便10パック（タタミ仕上げ）シミ抜き付き
通常クリーニング店は街にある店舗型の物を指します。しかし、最近では宅配クリーニング店がです。送料がかかりますが、殆どの宅配クリーニング店で3,000円以上で送料無料を謳っています。そのため、大量に溜めてクリーニング店に出すという方には、最適なサービスです。
また、宅配クリーニングでは無料でシミ抜きサービスや毛玉取りサービスがあるお店も多いため、お得というメリットもあります。
宅配クリーニング店でも、最短2日ほどで届くお店が多く迅速にクリーニングを利用したい方にです。店舗に行く手間も無いため、気軽に利用ができます。宅配クリーニングは、最近ではテレビCMが流れるほど一般的になっています。
形状記憶ワイシャツ
(スティングロード)STINGROAD 形態安定加工ノーアイロン綿高率白長袖レギュラーカラードレスシャツ
水に漬けると形が再現される形状記憶ワイシャツを利用すれば、クリーニングの頻度を下げる事ができます。形状記憶ワイシャツは、アイロンをかけなくてもワイシャツの形がはっきりと出るための商品です。また、最近では普通のワイシャツと変わらない料金で販売されているため、利用している方も多いです。
ワイシャツのクリーニングの頻度は？
毎日着用するワイシャツのクリーニング頻度はどのくらいなのでしょうか。詳しく確認してみましょう。
毎日
理想は毎回クリーニングに出すという頻度がベストです。一日着たワイシャツは、汗や皮脂がたっぷりしみ込んだ状態です。人前に着て行く営業職種や接客業の方は、毎日クリーニングしてパリッとしたワイシャツが良いです。
ですが、実際には毎日クリーニング店通いは厳しい方が多いので、家に溜めてクリーニング店に出すか、普段は家で洗濯したものを使い、一週間に一度ほどクリーニング店に持って行くなどの方法を取る事が一般的です。
ワイシャツをクリーニングに出さずに洗濯する方法とは？
ワイシャツをクリーニングに出さずに洗濯するコツは幾つかあります。家で洗濯ができれば節約にもなります。コツを押さえて、上手にクリーニング代を抑えましょう。
洗濯表示を確認する
何度のお湯で洗えば良いか、アイロンは高温、中温、低温か、洗剤は蛍光剤入りは使っても良いかなどは、ワイシャツの生地によって異なります。必ず表記の洗い方で洗濯するようにしましょう。
シミの確認
クリーニング屋さんのワキ汗黄ばみ取り洗剤70ml
全体を見渡して、シミがある場合はシミ取り洗剤などでシミ取りをします。特に胸元のポケットに、ボールペンのシミがある場合や、脇、手首、首元に汗ジミがある場合が多いのでチェックが必要です。
洗濯ネットを使う
ダイヤコーポレーション シャツのための洗濯ネット
ワイシャツは、必ず洗濯ネットに入れる様にしましょう。生地を痛める事無く洗濯することが可能です。洗濯ネットに入れる際には、畳んで入れると型崩れを防ぐ事が出来ます。洗濯ネットは100円均一でも販売されていますが、市販のワイシャツ用洗濯ネットを使うとより型崩れを防ぐ事ができます。
洗濯のりでパリッと仕上げる
キーピング
洗濯のりを使い、ワイシャツをパリッとハリを出す効果をつける事もです。洗濯のりには、汚れを防ぐ効果もあります。柔軟剤の投入口に入れる方法や、バケツなどに漬けこむ方法などがあります。
キーピング
アイロンをかける時に使用するスプレータイプの洗濯のりもあります。手軽に一枚単位で使えますので、一つ家に常備しておくと便利です。襟元や、手首だけなど部位によってパリッとハリを出したい時にも有効です。
ワイシャツのクリーニングのしみ抜きの方法とは？
ワイシャツには日々のシミが付きやすいです。特に胸元ポケットのボールペンのシミ、ランチで食べたカレーライスのシミ、脇や首元の汗シミ、怪我をしてしまった血液のシミなど様々考えられます。クリーニング店ではどうやってシミを落としているのでしょうか。
クリーニング店でのシミ取り方法
クリーニング店でシミを落とす場合には、洗濯表示のタグからワイシャツの素材を知る所から始まります。ワイシャツの素材によって、合う洗剤や方法でシミ取りを進めていきます。一般的には、シミの油分を除去する油性処理と水性のシミを除去する水性処理を行い、漂白剤に漬け、中和後にシミによってできてしまった色抜け部分を染色して完成です。
料金は？
クリーニング店によって異なりますが、およそ300円～3,000円ほどが一般的です。料金は、シミの範囲によって変わります。基本的にシミの状態を見てからの後払いが多いです。襟シミなど広範囲にわたっている場合は高額になりがちです。
日常的にシミをつけやすい方は、宅配クリーニング店のシミ抜き無料サービスを利用すると安くシミ抜き仕上げをすることが可能です。
ワイシャツのクリーニングは洗ってから出す？
ワイシャツをクリーニング店に出す場合には、家で一度洗ってから持って行くという方と、そのまま出すという方に別れます。クリーニング店で指定されている訳では無いので、好みで決めている方が多いです。家で一度洗ってから持って行く方と、そのまま出すという方が各々どういう理由があってそうしているのか確認してみましょう。
家で洗ってから出す
・一日中着ていたものなので、匂いやシミなどをそのまま出す事に抵抗がある。
・汚れたものを、クリーニング店まで持ち運ぶのに抵抗がある。
・クリーニング店は仕上げをする場所と考えているため、洗濯は自宅でする。
そのまま出す
・洗濯に出すのだから、洗う必要は無い。
・そもそも洗った方が良いか、気にした事が無い。
ワイシャツはクリーニングと自宅を上手に使い分けましょう
職種によっては、毎日着る制服の様な存在のワイシャツは、パリッとハリがあり、シワの無い状態が好ましいです。シワやシミがあると清潔感も感じられず、周りの方から見た印象もマイナスになってしまいます。クリーニング店を利用する、自宅で洗濯する、など方法を使い分け、家計に負担の範囲で対応することをします。
初回公開日：2017年10月02日
記載されている内容は2017年10月02日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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