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2018年10月03日

服に生えたカビの落とし方と対策|洗濯/クリーニング/冬服

タンスやクローゼットにしまっておいた大事な服にカビが生えるということは珍しくありません。白カビなら比較的簡単に家で落とせますが、黒カビとなればクリーニングでも落とすことが難しくなります。正しい保管方法とカビの落とし方を知り、大事な服をカビから守りましょう。

服に生えたカビの落とし方と対策|洗濯/クリーニング/冬服

大事な服にカビが!?服に生えてしまったカビの落とし方とは?

季節の変わり目に衣替えをしようとタンスやクローゼットの中から服を出したら白い粉のようなものが付いていたという経験をしたことがある人も多いでしょう。臭いを嗅いでみるとよく分かりますが、それはカビである可能性が高いです。

除湿剤や防虫剤などをきちんと入れていても、長い間しまわれてタンスやクローゼットの肥やしになってしまっている服には、どうしてもカビが生えてしまいます。

カビが生えた服を見つけたとき、対処の方法としてまず思い浮かぶのはクリーニングに出すことです。しかし、カビの状況にもよりますが服に生えたカビは家で落とすことも可能です。服に生えるカビでよく見られるのは白カビと黒カビで、厄介なのは黒カビです。

ここでは、服に生えたカビの落とし方をそれぞれご紹介します。

白カビの落とし方

部分的に白カビが生えた場合は、消毒用エタノールで簡単に落とすことがでいます。カビが生えた部分を軽くブラッシングし、消毒用エタノールを含ませたタオルなどで叩くようにして拭き取ります。それを完全に乾くまで乾燥させます。特別なものが必要なわけでもなく手順も簡単です。

注意点は、ブラッシングの際強く擦りすぎると服が傷んでしまうので優しく擦ることと、しっかりと乾燥させることです。乾燥が不十分だと、またカビが生えてしまいます。

白カビが全体的に生えてしまった場合

服全体に生えてしまった白カビは、洗濯で落とすことができます。40~50℃くらいの熱めのお湯に漂白剤を混ぜ、お湯が冷めるまでつけ置きした後、優しくもみ洗いをします。カビが取れるまでこの工程を繰り返します。カビが取れたら、洗濯機で通常通りに洗濯します。

注意点として、洗濯表示をよく見てから洗濯しましょう。漂白剤を使うので、色落ちするものや素材によってはクリーニングに出す方が良い場合があります。こちらも洗濯後の乾燥は十分に行います。

黒カビの落とし方

服に生えたカビの中でも厄介なのが黒カビです。まだあまり時間が経っていない黒カビなら家でも落とすことができる可能性がありますが、場合によってはクリーニングに出して専門メニューで頼んでも確実に落としきれる保証はありません。

時間が経っていない黒カビの場合

黒カビが付着してから時間が経っていない場合は、カビキラーやハイターが効果的です。まず、普段の洗濯洗剤をカビに直接付けてそのまま洗濯し、次に酵素系漂白剤(ワイドハイターなど)をカビに直接付けてそのまま洗濯します。

その後、台所用の塩素系漂白剤(ハイター)、浴室用の塩素系漂白剤(カビキラー)の順に漂白します。それでも落とせない場合は、家で落とすことは不可能です。またこの方法では漂白剤を使うので、生地が傷んだり色落ちや色褪せをしてしまいます。落とせないからといって分量を多く使いすぎないように注意が必要です。

服にカビを生えさせないようにするには?

カビはエサ・水分・適温・酸素の4つの条件が揃うことで発生します。特にじめじめした梅雨時期などはタンスなどの中も湿気が籠もりがちになります。タンスやクローゼットの中に除湿剤や防虫剤を入れている人もいるように、カビ対策としてはエサと水分の除去が決め手となります。

中でも、一度着ただけだからとそのまましまいがちな冬服やカビが生えやすい革製の服などは注意が必要です。

ここでは、冬服と革服のカビ対策についてご説明します。

冬服

カビを発生させないようにするには、カビのエサを除去しなければなりません。しかし、冬は夏ほど汗をかかないため、一度着ただけの服は汚れていないからと洗濯せずにしまってしまうこともあります。その洗濯せずにしまうという行為が、カビの原因になってしまいます。

冬でも人は汗をかきますし、一度着ただけで見た目は汚れていなくてもカビのエサとなる皮脂などは付着しています。冬服は一度着ただけでもきちんと洗濯してからしまうこと、コートなどはクリーニングに出すことがカビ対策において大切なことです。

革服

革服はとてもデリケートな素材でできているため、普段からのお手入れが重要な衣類です。元々は動物の皮膚なのでカビが好む素材でもあり、普段から汚れを落としておかないとすぐにカビが生えてしまいます。汚れを落とすには、ブラッシングで優しく埃を払います。

また、革製品は人と同じく保湿が必要です。レザートリートメントもありますが、ニベアなどのクリームも手軽でおすすめです。革服は汚れと湿度に弱い衣類です。タンスやクローゼットにしまう前に必ず汚れを落とし、保管の際ビニールなどはかけないで通気性を良くしておくことが大切です。

服に生えるカビの種類

服に生えるカビといっても種類はたくさんあります。最も見かけることが多いのは白カビ、特に厄介だと言われるのは黒カビです。

場合によってはクリーニングに出さなければならないこともありますが、長期にわたりしまわれている服ほど出したらすぐに着たい服だったりします。できればカビが生えないようにするのが一番ですが、人が快適だと感じる環境はカビも好む環境です。知らず知らずのうちにカビの生えやすい環境を作ってしまっているということも少なくありません。

では、よく知られている白カビと黒カビとはどんなものなのでしょうか。ここでは、白カビと黒カビについてそれぞれご紹介します。

白カビ

白カビは衣類のカビの中でも特によく見られるカビで、その名の通り白い粉のように見えます。そのため、濃い色のスーツや礼服などに付着するととても目立ちます。白カビは比較的落としやすいカビで、油に良く溶ける性質を持っています。普段から使っている洗濯洗剤や漂白剤で簡単に落とすことができるため、クリーニングに出さなくても落とせることが多いです。

黒カビ

服に生えるカビの中でも最も厄介だと言われるのが黒カビです。黒カビは色素系カビとも呼ばれるほど色素が非常に強く、洗濯で胞子を除去しても色素が消えないことが多いです。服の汗や皮脂が付着する部分によく生えるため、襟などにぽつぽつと黒い斑点が付いていたら黒カビだと言えます。

家で落とす場合は漂白剤でつけ置き洗いをすることで多少は薄くなりますが、漂白剤は強力なので衣類を傷めてしまう危険性がありまs。クリーニングに出すしかありませんが、断られる可能性もあるため黒カビはなるべく予防したいカビだと言えます。

服にカビが生えたとき、家で落とすには何が必要?

タンスやクローゼットにしまわれていた服カビが生えてしまった場合、それが白カビであれば比較的簡単に家で落とすことができます。家にあるものだけでというわけにはいきませんが、高いクリーニング代を払うよりはましです。

用意するものも薬局などで簡単に手に入るものばかりなので、かなりお手軽です。では、擬態的に何を使ってどのようにすればカビを落とすことができるのでしょうか。

ここでは、服に生えたカビを落とすために必要なものと具体的なカビの落とし方をご説明します。

カビ取りに必要なもの

服に生えた白カビを落とすために必要なものは、4つあります。過炭酸ナトリウム(酸素系漂白剤)、オスバン、服をつけ置きするための入れ物、スプレーボトルです。どれも薬局や100均などで手に入るものなので、全部買い揃えたとしても安価ですみます。

過炭酸ナトリウムと言われると何のことか分からないという人がほとんどですが、これは市販の酸素系漂白剤の主成分です。繊維製品には使用できませんが、頑固な汚れ落としにはもってこいの実力があります。

オスバンは殺菌・消毒剤として売られています。注意点として、濃度が「100ml中ベンザルコニウム塩化物10g含有」のものを選ばなければならないので、購入する際には濃度をよく確認する必要があります。

カビの落とし方

①スプレーボトルに水500mlとオスバン20mlを入れ、混ぜます。これをカビ部分にしっかりと吹きかけ、ハンガーに掛けて10分程度放置します。

②つけ置き用の入れ物に50度のお湯1Lと過炭酸ナトリウム10gの比率で入れ、服を浸します。お湯が冷めないうちにもみ洗いをし、そのまま1時間程度つけ置きします。これをカビが落ちるまで繰り返します。

③カビが消えたら通常取りに洗濯し、干した後オスバンと水を混ぜた液体を拭きかけカビ部分を殺菌・消毒します。これは、カビの予防です。

なんで服にカビが生えるの?

カビは条件さえ揃えば服に限らずどこにでも生えます。このカビが生える条件は4つあり、「エサ・水分・適温・酸素」であると言われています。この内「適温・酸素」の2つに関しては取り除くことは不可能なので、実質的には「エサ・水分」がカビ発生の原因であると言えます。

タンスやクローゼットが湿度の高い環境にあること、服をいっぱいに詰めていること、クリーニングから戻ってきた服がビニール袋に入りっぱなしになっていること、一度でも着た服を洗わずにしまっていることが、服にカビが生える主な原因になります。

カビを生えないようにするには?

湿度の高い環境はカビが好む環境なので、タンスやクローゼットの中は除湿剤などでの湿度対策が必要です。服をいっぱいに詰め込むこと、ビニール袋に入れっぱなしにすることも通気性が悪くなりやすく湿度が高くなってしまうので、同じことが言えます。タンスやクローゼットは定期的に換気をするようにし、通気性を良くするように心がけましょう。

一度着た服を洗わずにしまうことはカビにとってエサとなる皮脂や汗を付けたままにしてしまうということなので、一度でも着た服は汚れが目立たなくても必ず洗うようにしましょう。

大事な服をカビから守ろう

タンスやクローゼットは湿気が溜まりやすく、大事な服にカビが生えることも珍しくありません。でも、実際カビが生えた服を目にするとショックでもあります。除湿剤や防虫剤でカビ対策をしている人も多いでしょう。しかし、大切なのはカビが生えにくい環境を作ることです。衣替えの時期などに、タンスやクローゼットの環境も見直すと良いでしょう。

もしカビが生えてしまっても、適切な処置をすれば家で落とすことも可能ですし、落としにくい黒カビもクリーニングに出せば落とせる可能性はあります。適切な処置法を知り、タンスやクローゼットをカビが生えにくい環境にすることで、大事な服をカビから守りましょう。

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