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【素材別】カーディガンの洗濯方法と選択頻度|ニット/リネン

更新日:2025年03月05日

少し肌寒い時に、さっと羽織れるアイテムといえばカーディガンです。カーディガンには、さまざまな素材があり、それぞれ洗濯方法も違います。今回は、素材別にみたカーディガンの洗濯方法を紹介します。カーディガンを長持ちさせるために、ぜひ洗濯の参考にしてください。

少し肌寒い時に、さっと羽織れるアイテムといえばカーディガンです。カーディガンには、さまざまな素材があり、それぞれ洗濯方法も違います。今回は、素材別にみたカーディガンの洗濯方法を紹介します。カーディガンを長持ちさせるために、ぜひ洗濯の参考にしてください。
綿はインド原産の植物繊維で、その歴史は古く5,000年以上前から使われていると言われています。人間にとって最も身近な繊維と言っても過言ではありません。丈夫で吸水性が良く、染色性にも優れているので、カーディガンなどの洋服を始め下着やハンカチ、浴衣などに広く使われています。しかし、綿には毛羽立ちやすく縮みやすいという欠点もあります。

そのため、綿100%のカーディガンの洗濯は手洗いをします。洗濯機で洗うと毛羽立ちやすくなってしまうからです。ただ、綿100%でも糸の撚り方によっても異なりますので、洗濯表示はきちんと確認するようにしてください。また、綿は分厚い生地が多いので、乾す際は風通しに気をつけましょう。

ウール

ウールとは、羊からとれる天然繊維です。メリットとしては、保温性、吸湿性が高く型崩れしにくいなどが挙げられます。その保温性の高さから、カーディガンを始め冬物の衣料や布団などにも良く使われています。しかし、虫が付きやすく縮みやすいというデメリットもあるのが事実です。

ウールのカーディガンを洗うコツは、水温に気を付けることです。温度の変化に弱い素材ですので、お湯は使わないようにします。30℃以下の水で、手早く手洗いしましょう。また、洗濯表示で家庭洗濯が不可になっている場合は、クリーニング店にお任せする方が無難です。

毛100

ウールと毛は一緒だとおもっていませんか。確かにウールも毛に違いないのですが、毛という表示は、ウールはもちろんカシミアやアルパカ、アンゴラなど全ての動物繊維のことを指します。

このため、毛100%のカーディガンの洗濯方法は、その毛の種類によっても異なります。ただ毛100の場合は、家庭での洗濯が不可なものも多く見られますので、必ず洗濯表示を確認してください。家庭洗濯が可能であっても、洗濯機はかなりリスクがありますので手洗いをします。

シルク

シルクとは、蚕の繭からできた動物繊維です。光沢が良くなめらかな肌触りが魅力で、古くは、クレオパトラや卑弥呼の時代から、高級素材として愛用されてきました。シルクは、人間の肌と同じタンパク質でできており、保温性、吸放湿性にも優れています。しかし、シミになりやすかったり縮みやすかったりするなど、お手入れの難しい素材としても知られています。

高級でお気に入りのシルクのカーディガンをおもちの場合は、ざひお手入れに注意して長持ちさせましょう。家庭での洗濯がOKかどうかを、まず表示で確認しましょう。

家庭で洗う場合のポイントは、中性洗剤を使うことです。なぜなら、シルクはタンパク質だからです。摩擦に弱いので、30℃ほどのぬるま湯でやさしく押し洗いしましょう。脱水時間も少なめがです。また、紫外線にも弱いので陰干しが向いています。

カーディガンを洗濯する頻度

これまで、カーディガンの洗濯方法について紹介してきましたが、みなさんはどれぐらいの頻度でカーディガンを洗いますか。いくら洗える素材だといっても、あまり頻繁に洗うと生地が傷んでしまいます。

目安は2週間に1度くらいです。とはいって、何かをこぼしてしまったりすることもあるでしょう。そのような時は、部分洗いがです。カーディガンを長く楽しむためにも、特に気になる汚れが無い場合は2週間に1度と覚えておきましょう。

カーディガンは素材に合わせた洗濯を!

いかがでしたか。今回は、カーディガンの素材別にみた洗濯方法や、洗濯の頻度などについて詳しくご紹介しました。それぞれの洗濯方法について、お分かりいただけたでしょうか。せっかくのお気に入りのカーディガンが、縮んでしまってはがっかりしてしまいます。お手入れに気を付けて、できるだけ長くカーディガンを楽しみましょう。

初回公開日:2017年12月07日

記載されている内容は2017年12月07日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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