【素材別】ニットの洗濯方法・縮む・伸びたときの対処方法

ハンガー干しができないニット製品は、平干し用のネットがおすすめです。平らに置くことで伸びやヨレの型くずれを防ぐことができます。長袖のニットなどは、袖を重ねて干すこともできます。

価格：1,173円

大きめのニットや、厚手のものは正方形タイプのニットがおすすめです。長袖も広げて干すことができ、型くずれを防止できます。

価格：1,931円

手洗い不可のニットなどを洗濯してしまい、生地が伸びてしまったという経験がある方も多くいるはずです。一度伸びてしまったニットは、元どおりのキレイな状態にするのはなかなか難しいですが、伸びてしまったものは縮ませて元に近づけることはできますので、伸びてしまったニットの対処法をご紹介していきます。

ニット製品は熱が加わると縮む性質があります。そのため、伸びてしまったニットは熱を当てて縮ませる方法があります。スチームアイロンの蒸気を少しずつ伸びてしまった部分に当てて形を整えながら縮ませていきましょう。

短時間で縮ませる方法として、少し熱めのお湯に浸すやり方もあります。

お湯に付けることによって、繊維が引き締まり形を整えることができます。42度程度のお湯に付けて様子を見ながら形を整えていきましょう。高温すぎると一気に縮んでしまう可能性もあるので、少しずつお湯を付けていくのがおすすめです。

お湯に付けた後はタオルドライで形を整えて、ドライヤーで乾かします。これによって、伸びてしまったニットも繊維がキュッと縮むことがあります。

洗濯後のニットを保管するときは、たたんで保管する方法と、吊るして保管するのを使い分けるのがおすすめです。

シワができやすかったり戻りにくい薄手のニットはハンガーでの吊るし保管、重みのあるニットはたたみ保管をするようにしましょう。厚手のワンピースなどたたんでしまうとシワになってしまうものは、肩に厚みのあるスポンジ付きのハンガーで肩のラインを整えて吊るすようにしてください。

また、ニット製品は虫食いに弱いので、たたみ保管も吊るし保管もどちらも、クローゼット内では必ず防虫剤を使うようにしましょう。防虫剤を使用するときは、衣類に直接付かないように気をつけましょう。ごく稀に、化学反応を起こす場合があります。