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血液の汚れの洗濯方法と落ちない時の方法|マジックリン/重曹

更新日:2020年08月28日

血液汚れの落とし方についてご紹介しています。どれも家にあるものばかりを使用していますので道具を買い足す必要もなく、汚してしまったらすぐに落とすことができます。古くなってシミとなってしまった血液汚れでも落とせますので血液汚れで困っている方必見です。

血液の汚れの洗濯方法と落ちない時の方法|マジックリン/重曹

血液の汚れの洗濯方法は?

怪我などで衣類やシーツなどを汚してしまうことがあります。しかし、血液はとても落としにくく綺麗にすることが難しいというイメージを持っている人がいます。そこで今回は血液で汚してしまったシーツなどを綺麗に落とす方法についてご紹介します。どれも簡単な方法ばかりで、血液汚れで困っている方必見です。

古くなってしまった血液汚れでも大丈夫です。家にあるものばかりを使っていますので血液汚れだけでなくいろいろな使用方法があり、無駄になることもありません。それでは早速お話しします。

血液の洗濯での落とし方は?

血液汚れを洗濯で落とす方法についてご紹介します。どれも身近にある道具だけで落とすことができますので試してみたくなる内容となっています。時間がない朝でも洗濯しやすく、血液汚れが真っ白になるのでとても便利です。

マジックリン

血液汚れにはマジックリンがです。マジックリンと一言で言っても種類が豊富で迷ってしまいますが、油汚れを落とすマジックリンで大丈夫です。これを血液汚れに直接かけます。マジックリンにはプロテアーゼという分解要素が入っており、これが血液汚れを分解して綺麗にしてくれます。また、アルカリ性でもあるので汚れがとても落としやすいです。

マジックリンをかけ10分程待ち、血液汚れが付いた衣類を軽く揉み洗いします。その後水で流すと簡単に落とすことができます。あとは普通に洗濯をすればしっかり汚れも落ちるので血液汚れがシミになることはありません。マジックリンのスプレータイプを使用すると汚れた衣類に泡が密着しやすくなるのでです。

重曹

血液汚れを落とすための専用道具も販売されていますが、緊急の場合やあまり使用頻度がない時は購入するべきか迷ってしまいます。そんな時に使えるのが重曹です。重曹は弱アルカリ性ですので血液汚れを落とすことができます。

水またはぬるま湯に重曹を入れ溶かし、そこに洗濯物を入れ浸け置きします。重曹の量は血液の付着具合に合わせて調節して下さい。数分待ち、手で軽く洗ってから洗濯機で洗濯をするだけで簡単に落とすことができます。

重曹は服を傷つけることなく血液の汚れを落とすことができる上、臭いも除去してくれる働きがあるのでとても便利な道具になっています。血液汚れで何を使ったらいいか迷ったときは重曹がです。

塩素系漂白剤

血液汚れには塩素系漂白剤もです。塩素系漂白剤は色柄物がある衣類でも色落ちせずに使用できるタイプを使います。色柄もので使用できないタイプは色あせてしまうこともあるため注意して下さい。また必ず目立たないところにつけて衣類に変化がないか確かめてください。

漂白剤を血液汚れに直接かけ、10分間待ちます。10分後に見ると血液汚れは消えてなくなり、真っ白になった衣類があります。この時に漂白剤を水で薄めて浸け置きする方がいますが、漂白効果が薄くなってしまうのでしません。必ず衣類に直接かけてしまって下さい。色柄もので使用できる漂白剤は直接かけても大丈夫です。

汚れが落ちた後は普段とおりに洗濯機で洗濯します。漂白剤はアルカリ性ですので血液汚れを分解しやすく落としやすくなります。

シャンプー

血液汚れが付いたばかりであれば、シャンプーで落とすことができます。石鹸よりも液体で馴染みやすくすぐに汚れが浮いてきます。お風呂に入る前など、シャワーついでに洗濯できてとても便利です。

ただしシャワーはお湯ではなく、水を使用するようにして下さい。お湯を使ってしまうと血液が固まり落としにくくなってしまいます。シャンプーであればどの家庭でも必ずあるものですので、一人暮らしの方や男性でも用意しやすいです。洗濯で困った時はお風呂場へ行ってみましょう。

洗濯で落ちない血液の落とし方は?

時間が経ってしまった血液はシミとなって洗濯をしただけでは落とすことができません。これは血液中に含まれているタンパク質が酸化してしまうことでシミとなることが原因です。血液の汚れはできるだけ早くその場で水で落とすようにしましょう。

洗濯だけでは落ちなかった血液汚れは、塩素系漂白剤に浸け置くことで落とすことができます。服の繊維の奥までついてしまったシミでもしっかりと落とす力がありますので、洗濯では落とすことができなかった場合試してみて下さい。

お湯は使わない

体温以上の温度のお湯を使用してしまうと、血液が固まろうとする力が強く働いてしまいシミの原因となってしまいます。お湯を使用するときは体温以下のぬるま湯を使うようにして下さい。塩素系漂白剤、重曹などは水よりもぬるま湯で使用する方がより力を発揮することができますので、洗濯では落とすことができなかった汚れには最適です。

布団についた血液の洗濯方法は?

そのまま洗濯することができない布団に血液が付いてしまうととても困ってしまいます。事前に血液が付着してしまうことが分かっている時は、防水シーツやカバーなどを工夫し布団が汚れないようにして下さい。

布団が汚れてしまった時は、できるだけ早く布に水を含ませ叩くようにしながら汚れを落としていきます。それでも落ちない時は、塩素系漂白剤または重曹を溶かしたぬるま湯に布をつけ汚れを浮かすように叩きます。汚れが落ちたら水で絞った布で仕上げ拭きをします。

汚れがとれてそのままにしておくとカビの原因となりますので、汚れを取った後は天日干しするなどきちんと乾燥させるようにしましょう。

古い血液は大根おろしで

出血したことに気づかず、ずいぶん時間が経ってから布団に血液が付いていると気づくことがあります。古くなってしまった血液は酸化しているため、シミのようになってしまいなかなか取ることができません。

そんな時は、大根おろしがです。洗濯できないような大きな布団の場合は布を敷いた上で大根をすりおろし、汁を絞ってから中身を入れたまま布団に叩くようにして使用します。大根にはタンパク質を分解する力があるので、大根おろしでポンポンと叩くようにして血液を洗濯すると綺麗になります。

血液が取れたら最後は仕上げに水で絞った布で必ず叩きながら拭いて下さい。ゴシゴシ擦ってしまうと血液が伸びて広がってしまいますので叩きながら落とすことがポイントです。

これで血液汚れも大丈夫!

血液汚れを簡単に綺麗にする方法をご紹介しました。どれも家にあるものばかりで、特別に用意する必要がないものばかりです。浸け置きや叩きながら洗濯することで、とても綺麗になります。洗濯できるタイプの物であれば、付け置き後洗濯するだけなので忙しい朝でも慌てることがありません。

なかなか洗濯できない布団や大きなものなどについては、できるだけ血液で汚してしまった直後に叩きながら落とすようにしましょう。時間が経過しているものでも大根おろしがあれば簡単に落とせますので慌てる必要もありません。

ただし、洗う前に衣類の目立たないところで色落ちしたりシミになったりしないよう、確かめてから洗うようにしてください。

汚れを見て洗濯が大変と感じてしまいがちですが、簡単に落とせるようになったら、安心して過ごすことができます。

初回公開日:2017年11月28日

記載されている内容は2017年11月28日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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