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【人毛/人工毛】ウィッグの洗い方とサラサラにする方法

更新日:2020年08月28日

おしゃれなウィッグを購入しても、どのようにお手入れをすれば良いのか知らない人も多いのではないでしょうか。せっかく、気に入って買ったウィッグです。いつも清潔でサラサラにしておきたいものです。人毛と人口毛の違いや種類によって洗い方は変わるのでしょうか。

【人毛/人工毛】ウィッグの洗い方とサラサラにする方法

ウィッグの洗い方は?

髪の毛を短く切りすぎたり、いつも同じ髪型で飽きたとき、イメージチェンジしたいなどの理由でウィッグに挑戦してみる人も増えてきました。以前のウィッグは高額のイメージがありましたが、最近ではネットなどで手軽に手に入るようになっています。

悩んで、気に入ったウィッグを手に入れても、どのように洗えば良いか知らない人も多いのではないでしょうか。今回は人口毛のウィッグと人毛のウィッグの洗い方の違いや種類別のウィッグの洗い方、ウィッグをサラサラにするコツなどについて解説します。ぜひ、参考にして下さい。

シャンプーを使った洗い方は?

気に入って買ったウィッグも長年使っていると、毛が絡まったり、くたびれた感じがして、少し汚れたようにも見えます。そのようなときは、シャンプーをしてみてはいかがでしょうか。

ウィッグのシャンプーを使った洗い方は、まず、粗目のブラシで軽くブラッシングし、ほこりや絡まりを取ります。次に大きめの洗面器に、ぬるま湯か水をウィッグが浸かるくらい溜め、普段使っているシャンプーを適量入れて優しく洗います。洗い終わったら、タオルで水気を取り、ウィッグスタンドに乗せ、髪を整えて冷風のドライヤーを当てるか自然乾燥させます。

このとき、温風は当てないように注意してください。また、シャンプーはノンシリコンよりシリコン入りのほうがウィッグの劣化が少ないと言われています。ウィッグ専用のシャンプーも販売されていますが、普段使っている、しっとりするシャンプーで代用できます。

リンスなどを使った洗い方は?

リンスなどを使う洗い方は、ぬるま湯か水にリンスを溶かし、ウィッグを浸け、手ぐしで髪の流れを整えながら優しく押し洗いします。タオルドライ後、ウィッグスタンドなどを利用して乾かしましょう。ただし、リンスなどはダメージヘアの修復に効果があるものなので、人工毛には効果がありません。

柔軟剤を使った洗い方は?

人工毛と人毛のウィッグの洗い方の違いは?

コスプレ用のウィッグなどの洗い方

コスプレ用のウィッグは専用のシャンプーを使うとより長持ちします。洗い方は、ウィッグ専用スプレーを使ったあと、粗目のブラシで梳かし、ほこりや絡まりを取ります。そして、ぬるま湯や水で浸けおき洗いをし、すすぎます。傷みがひどい場合は、柔軟剤を使用し、すすぎ終わったあとは、ウィッグスタンドなどを使い、陰干しで乾かします。

ヘアスタイル別ウィッグの洗い方は?

人工毛と人毛ウィッグの洗い方の違いについては理解しましたが、髪型別に洗い方や注意することがあるのでしょうか。

髪型 カールの場合の洗い方

カールのウィッグはふんわりしていて、優しい雰囲気を出してくれます。洗ったら、この可愛いカールが取れてしまうか気になります。どのような洗い方をすればいいのでしょうか。お手入れ方法で注意することがあるのでしょうか。

カールのウィッグは絡まりやすいので、使ったあとは目の粗いブラシで必ずブラッシングしましょう。洗うときは洗面器に水を入れシャンプーや柔軟剤をよく溶かします。そこにウィッグを入れて優しく押し洗いします。ロングのカールウィッグの場合は、ネットに入れて洗うと絡まりづらいのでです。

洗い終わったらタオルで水気を取り、ウィッグスタンドなどを利用して乾かしますが、そのままスタンドにかけておくとカールが取れてしまいます。乾いたらカールの部分を丸めピンでとめてから、専用のネットに入れて保管してください。

髪型 エアリーの場合の洗い方

空気を含んだような、ふんわりとした髪型がとても可愛い印象を与えるエアリーですが、どのような洗い方が良いのでしょうか。エアリーはショートやセミロングが多く、ウィッグもその長さが主流です。エアリーのウィッグも他のウィッグと同じで、粗目のブラシで優しくブラッシングしてから、水とシャンプーか柔軟剤を溶かした溶液で押し洗いします。

その後、タオルドライし、ウィッグスタンドなどを利用して乾かします。冷風のドライヤーを当て、中側から空気を入れればエアリー独特のふんわりした感じが出ます。乾かし終わったら専用ネットに入れて保管してください。

髪型 ロングの場合の洗い方

ウィッグをサラサラにする洗い方は?

お気に入りのウィッグを買ったときのようなサラサラの髪質に戻すには、どのような洗い方をしたら良いのでしょうか。まず、粗目のブラシで優しくブラッシングした後にシャンプーをします。軽く水気を取ったのち、ウィッグが浸かるくらいの水にキャップ1杯ほどの柔軟剤を溶かした溶液に、ウィッグを入れて1時間から2時間ほど浸けておきます。お好きな香りの柔軟剤なら少し多めに入れても問題ありません。

ウィッグが柔軟剤を吸収すると沈んできますので、取り出して試しにブラッシングし、ブラシのとおりが良くなったのを確認したら、軽くシャワーなどで水洗いします。その際はシャンプーをする必要はありません。その後、タオルドライし、ウィッグスタンドなどを利用して乾かしてください。絡まりや毛先が折れて気になる場合は、耐熱のウィッグならストレートアイロンで伸ばすこともできますが、温度などの注意も必要です。

ワックスをつけたウィッグの洗い方は?

ウィッグにワックスやスプレーをして固めたりすることもあります。固まったウィッグを元に戻すには、どのような洗い方をしたら良いのでしょうか。ワックスやスプレーで固めたウィッグは他のウィッグと違い、ブラッシングせずに洗います。そして、シャンプーよりも柔軟剤を使うことをします。

洗い方はウィッグに保存用ネットを被せ、柔軟剤を溶いた水の中に入れ、優しく押し洗いします。ワックスなどの固まりがひどい場合は、優しくもみ洗いしてほぐします。ワックスが取れたら、すすぎ洗いをしてタオルドライします。

タオルドライするときもタオルに包んで押すようにしましょう。タオルドライが終わったら通常の方法で乾かし、完全に乾いたらシリコンをスプレーしてブラッシングし保存します。

ウィッグも日ごろのお手入れが大切です

いかがでしたか。ウィッグの洗い方について紹介しました。ウィッグは人工毛と人毛があり、洗い方にも違いがありました。また、種類別の洗い方もありましたが、基本的には水もしくはぬるま湯で押し洗いすることが良いでしょう。乾かすときは冷風のドライヤーを使うこともできますが、自然乾燥がでした。

買ったときのようなサラサラに戻すには柔軟剤を使えばよいこともわかり、意外と簡単にお手入れができるのがわかって安心しました。

最近はコスプレなどでウィッグを被る人が増えています。ウィッグの質もとても高くなり、違和感なく被ることができます。また、ウィッグの種類も増え、値段も高額ではないので、イメージを変えたいときにも、手軽に使えるようになりました。気に入ったウィッグをいくつも持っている人も多いのではないでしょうか。

しかし、ウィッグも使っているうちに絡まったりして、買ったときのようにサラサラの綺麗な状態ではなくなります。そのときは正しい洗い方で洗い、買ったときのようなウィッグに戻して、いつまでも大切に使っていきましょう。

初回公開日:2017年11月23日

記載されている内容は2017年11月23日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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