洗濯や風呂での酸素系漂白剤と重曹の使い方|カビ取り/黄ばみ
更新日:2025年03月05日

酸素系漂白剤・重曹・クエン酸の違い

ナチュラルクリーニングが注目を集めていますが、大掃除の季節になるとよく耳にする酸素系漂白剤、重曹、クエン酸ですが、その違いがいまいちよくわからないという人もいるのではないでしょうか。
酸素系漂白剤
酸素系漂白剤というのは、過炭酸ナトリウム(炭酸ソーダ)と過酸化水素が2:3の割合で混在してできたもので、水溶液は弱アルカリ性です。布製品や器物類の殺菌漂白ができ、食器洗いの洗剤や発泡力を生かし、排水管のパイプの洗剤、洗濯槽の洗剤に使われていることが多いのが特徴です。
重曹
寿聡は、炭酸水素ナトリウムで、水溶液は、ごく弱いアルカリ性です。食品添加物としても知られ、ふくらし粉としてもよく使われています。粒子が細かく水に溶けにくいと言った性質があるため、クレンザーや歯磨き粉として使われることも多いのが特徴です。
重曹と水を鍋に入れて熱すると二酸化炭素の泡が発生することを利用して、鍋の焦げ落としとしてもよく知られています。
重曹と水を鍋に入れて熱すると二酸化炭素の泡が発生することを利用して、鍋の焦げ落としとしてもよく知られています。
クエン酸
クエン酸は水に溶けやすく、水溶液は酸性です。アンモニアなどのアルカリ性の臭いを消したり、アルカリ性の中和として柔軟剤に使われることもあります。また炭酸カルシウムの除去を得意としており、ポットなどの水垢の除去にも大活躍します。
洗濯槽のカビ取り掃除での酸素系漂白剤と重曹の使い分け方

洗濯層の掃除には何を使っていますか。専用の洗濯槽クリーナーを使う方もいれば、酸素系漂白剤を使う方もいるでしょう。洗濯層のカビ取り掃除をする際に知っておきたい、酸素系漂白剤と重曹の使い分け方を紹介します。
液体
液体のものは、塩素系漂白剤と酸素系漂白剤のものに分かれますが、一般的な液体の洗濯槽クリーナーの場合は、塩素系のものが多いです。
塩素の臭いが苦手な人には向いていませんが、めんどくさいのは嫌だけど、洗濯槽のお手入れをしたいとい人は、このタイプが手軽に使いやすいでしょう。分解力、殺菌力が高いため、洗濯機の樽洗浄コース、あるいは、満水の設定にして通常の洗濯コースで運転すると洗浄ができます。
液体の漂白剤には、塩素系のものと酸素系のものがあるので表示をきちんと見て選ぶようにしましょう。
塩素の臭いが苦手な人には向いていませんが、めんどくさいのは嫌だけど、洗濯槽のお手入れをしたいとい人は、このタイプが手軽に使いやすいでしょう。分解力、殺菌力が高いため、洗濯機の樽洗浄コース、あるいは、満水の設定にして通常の洗濯コースで運転すると洗浄ができます。
液体の漂白剤には、塩素系のものと酸素系のものがあるので表示をきちんと見て選ぶようにしましょう。
粉末
洗濯槽の掃除をやるうえで、洗濯槽にこびりついた汚れやカビが浮いてきているのを確かめたい人になのが粉末タイプに多い、酸素系漂白剤です。
酸素系漂白剤を使った洗濯槽の掃除は少し手間がかかりますが、汚れがはがれているのが目に見える分だけ、やりがいもあります。酸素系漂白剤を使った洗濯槽の掃除には、お湯を使ったほうが効果的なので、おふろの残り湯を使って行うのがです。
お湯で満水にしたら、酸素系漂白剤を入れ、洗いだけを行います。洗いでの撹拌が終われば、そのまま一晩漬け置きします。朝見ると黒いカビが浮いているのがわかります。これを取り除いたら、洗い、また取り除き、洗いを繰り返し、何も浮いてこなくなったら、すすぎと脱水をして掃除完了です。
酸素系漂白剤を使った洗濯槽の掃除は少し手間がかかりますが、汚れがはがれているのが目に見える分だけ、やりがいもあります。酸素系漂白剤を使った洗濯槽の掃除には、お湯を使ったほうが効果的なので、おふろの残り湯を使って行うのがです。
お湯で満水にしたら、酸素系漂白剤を入れ、洗いだけを行います。洗いでの撹拌が終われば、そのまま一晩漬け置きします。朝見ると黒いカビが浮いているのがわかります。これを取り除いたら、洗い、また取り除き、洗いを繰り返し、何も浮いてこなくなったら、すすぎと脱水をして掃除完了です。
重曹を使う場合
洗濯槽の掃除に重曹を使う場合は、重曹だけでは洗浄力に少し物足りないため、クエン酸も一緒に使います。漂白といった面では効果には物足りないですが、重曹とクエン酸を一緒に使うことで発泡するため、こびりついたカビを浮き上がらせることができます。
またクエン酸によって、洗濯槽に付着した炭酸カルシウムを除去することもできます。
またクエン酸によって、洗濯槽に付着した炭酸カルシウムを除去することもできます。
酸素系漂白剤と重曹を使った襟などの黄ばみとりの際の使い方

初回公開日:2018年01月05日
記載されている内容は2018年01月05日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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