スーツの洗い方・シャツ・ズボンの洗い方｜ウォッシャブル

スーツのズボンの洗い方は、手洗いと洗濯機の2種類の洗い方があります。手洗いの洗い方は、ズボンがつかるくらい、洗面器に水をためます。水は常温がよいです。洗剤を溶かし、たたんだズボンを10分程度押し洗いします。すすぎの洗い方は、新しい水に変えるたびに、軽く押し洗いし、水が透明になり、泡もなくなれば、完了です。脱水は洗濯機を使い、1分程度です。

洗濯機での洗い方は、手洗いコースやドライコースで洗いましょう。水の温度は常温の水（15℃~25℃）を使用しましょう。脱水後は、すぐに形を整え、陰干しをしましょう。手で叩いてしわをのばし、折り目をあわせ、裾を上にして、ズボン用のハンガーに裾を挟んで干すと折り目が残り、きれいに干せます。

アイロンは当て布をし、ズボンについている、洗濯絵表示を確認し、素材にあった温度でアイロンをかけましょう。スチームをかけながらアイロンをすると、仕上がりがきれいです。

クリーニングのスーツの洗い方は、ドライクリーニングが方式がほとんどです。ドライとは、ウエットの反対語で「乾燥」の意味です。水を使わないクリーニングです。ドライクリーニングは有機溶剤（油）で石油系かパークを使用してます。衣類の形が崩れたり、縮んだり、色がにじんだりするのを軽減します。

汚れなどが目立たなければ、クリーニングに出す頻度は、夏は2週間に1回、冬は1シーズンに1回くらいの目安で良いでしょう。あまり出しすぎると傷んでしまうので気を付けましょう。ドライクリーニングは1~3日で仕上がります。

自宅で洗濯ができても、洗剤は何を使ったらよいのか迷うでしょう。スーツの洗い方に洗剤はドライクリーニング専用の中性洗剤を使用しましょう。

ドライマーク専用洗剤は、ドライマークがついた水に弱い素材の衣類を家庭で水洗いするための洗剤です。型崩れや縮みがなるべく起きないような成分が配合されてます。衣類の型崩れや縮みは洗濯の水流によって繊維のこすれが原因です。中性洗剤はアルカリ性や酸性に比べて洗浄力が弱く、その分素材への負担も少なくなります。

エマールは代表的な中性洗剤です。ウール製品を洗うことに特化した洗剤です。ダメージを防いで、汚れもすっきりになります。

洗濯をする時は、ドライコース・手洗い・おうちクリーニング・ソフトコースで洗いましょう。脱水は1分以内で済ませましょう。洗濯後はすぐに取り出し、形を整え干しましょう。

スーツの洗い方は、意外と簡単に自宅でできます。スーツのお値段は高いだけあって、なかなか自宅で洗うのは迷うでしょう。しかし、しっかりと、洗い方が分かれば、自宅で洗濯も可能になります。

スーツはお手入れせず、放置しておくと、菌が繁殖し、においやシミの原因にもなります。いつでも清潔なスーツを着れるように、洗い方を確認して、自宅で洗ってみてください。