洗濯機の風乾燥の使い方・効果・静電気は発生するのか
更新日:2020年05月18日
洗濯機の風乾燥の機能
洗濯機には、洗いやすすぎ以外にも洗う洗濯物の性質によって洗うコースを選べるさまざまな性能を持っています。その中でも洗濯機には、風乾燥という機能が付いているものもあります。風乾燥は、脱水の回転力で風を起こして乾かせるという機能です。
風乾燥は、乾燥機能とは少し違い洗濯物を完全に乾かせる機能ではありません。ですが、風乾燥を使うことによって洗濯物の水分を減らし、洗濯物を干す時間を短くすることが可能になります。ここでは、風乾燥の使い方や効果などを紹介していきます。
洗濯機の風乾燥の使い方
洗濯機の風乾燥の使い方は、洗いから脱水を終えたあとに風乾燥のボタンを押します。風乾燥機能は1~2時間ほど行い、その後に通常どおり干すようにしましょう。梅雨の時期や曇りの日など洗濯物が乾きにくい時期や天候のときに使うことによって有効に使うことができるでしょう。
風乾燥機能を1~2時間以上使うことも可能ですが、あまり長くやりすぎてしまうと洗濯物が傷んでしまう可能性もあるので避けた方がよいでしょう。
洗濯機の風乾燥の効果
梅雨の時期や曇りの日や温度の低い日などの部屋干しする場合や外で干しても乾かないときに風乾燥を使うことによって水分を減らしてくれるので乾きやすくしてくれます。衣類乾燥機のように完璧に乾かすことはできませんが、使用することによって普段の洗濯より乾きやすくなる効果はあるでしょう。
洗濯機の風乾燥は、衣類乾燥機のように温風で乾かすわけではなく、風で乾かすので洗濯物も傷みにくいので傷ませたくない衣類を乾燥させる場合に有効です。ですが、風乾燥が使えない衣類もあるので注意して使うようにしましょう。
洗濯機の風乾燥は静電気が発生するのか?
洗濯機の衣類乾燥機を使うと静電気が起きやすくなりますが、風乾燥は静電気を起こしてしまうのでしょうか。風乾燥は、衣類乾燥機のように完全に洗濯物を乾かすわけではないので、使用後に静電気は発生しませんが、干して乾燥した後に静電気が発生することもあるでしょう。
静電気を発生させないためには、洗濯する際には、柔軟剤を入れたりして静電気を発生しにくくしておきましょう。特に静電気が発生しやすい冬の時期は、しっかりと対策しておきましょう。
乾燥機と風乾燥の違いは?
洗濯機の乾燥機能と風乾燥機能の違いは、温風を使用するか風を使用するかの違いです。乾燥は温風で温めて衣類を乾燥させるので乾燥が終わった後に取り出すと温かく感じるでしょう。風乾燥は回転で生じた風で乾かすので完全に乾かすことはできず、少し水分が飛んだ程度にしか感じないでしょう。
乾燥機能は、完全に乾かしふわっとした仕上がりにでき、風乾燥では、干す時間短縮しかできないので全く機能としては用途が違います。完全に乾かしたいと考えているのであれば風乾燥ではなく乾燥機能が付いた洗濯機を選ぶようにしましょう。
おすすめの洗濯機の風乾燥
日立 ビートウォッシュ BW-DX120B
日立の洗濯機のビートウォッシュには風で乾燥させて干し時間を短くしてくれるエアジェット機能が付いており、通気口から風を取り込みフラッピング(布ほぐし)を行い高速回転で水分を飛ばす機能です。
洗濯乾燥機のように完全に乾かすことはできませんが、高速回転や通気口から取り込んだ風乾燥だけでなくフラッピングも行ってくれるので通常の風乾燥よりも水分を飛ばしてくれるでしょう。他にも日立の洗濯機には自動おそうじ機能やほぐし脱水などの便利な機能も付いていておすすめです。
東芝 全自動洗濯機 AW-5G5
東芝の洗濯機には、部屋干しモードというコースがあり、このコースを選択することによって脱水時間を長めにして風の力で水分を飛ばしてくれるので部屋干しや乾きにくい日の洗濯におすすめのコースがあります。
風乾燥機能も付いているので通常どおりの洗濯コースを選んだ後に風乾燥を行うことができるのでお好きなコースで洗濯が可能になっています。部屋干しコースは、ボタンひとつで部屋干しした際でも乾きやすいほど水分を取ってくれるので手軽でおすすめです。
少し水の出に勢いがたりず、時間がかかるような気がしますが、一人分の洗濯物を洗うには十分です
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ハイアール 全自動洗濯機 Haier JW-C45A-W
通気口と高速回転による風乾燥機能が付いていたり、しわにならないようにしわケアモードや脱水を弱に洗濯できるなどの魅力的な機能がたくさん備わっています。ステンレス槽で黒カビを予防していたり、スパイラルパルセーターを採用してしっかりと洗浄したりと洗浄の性能やカビ予防にも徹していておすすめの洗濯機です。
他の洗濯機に比べると価格が安い分、コスパも高く一人暮らしを始める人や高性能の洗濯機を求めていない人にはおすすめです。
他の方が書かれているように、洗濯時はゆらゆらと動く程度ですが、
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汚れも落ちているし、ゆっくり動いているため生地が痛まないことが良い事ではないかと思います。
ただ、粉末洗剤を使用するときは、上から入れずに何かに溶かしていれた方がいいかもしれません。
AQUA 全自動洗濯機 AQW-GV800E
AQUAの洗濯機は脱水や風乾燥がしっかりとしていて干す時間短縮も実感しやすい性能になっています。脱水の機能には、やわらか脱水コースもあるので大切に着たい衣類を傷みから守ることもできます。洗濯機に採用されている「NEW スクラブドラム」は、洗濯と脱水による衣類のダメージを抑えることができる点も魅力的でしょう。
お風呂の残り湯を使用することができる「風呂水ポンプ」も付属しているので別で購入しなくても活用できるので節約したい方にはおすすめです。
洗濯機の風乾燥の注意点
洗濯機の風乾燥は、梅雨の時期や乾きにくい曇りや温度の低い日に使うにはおすすめの機能ですが、完全に乾かすものではなく干す時間を短縮するものなので完全に乾かしたいと考えている場合には、衣類乾燥機を使用するほうが良いでしょう。
風乾燥は、衣類乾燥機に比べると風で水を飛ばすので衣類を傷みにくく行うことができますが、風乾燥が使えない衣類もあるので使用する前には、必ず衣類の洗濯表示を読んでおきましょう。長時間使用すると傷みにくい衣類でも傷んでしまう場合もあるので1~2時間ほどの時間で抑えておきましょう。
風乾燥はしわになりやすい?
洗濯機の風乾燥機能を使うことによって干す時間の短縮をすることができますが、風乾燥は、脱水のように回転させて生じた風で洗濯物の水分を飛ばすので使用すると洗濯物がしわになりやすいです。
しわになりやすい衣類も使用する際は、注意しておきましょう。しわになりにくいものやしわになっても困らないものを使用するようにしましょう。
洗濯機の風乾燥のメリット
洗濯機の風乾燥は、通常の洗濯コース後に行うことで乾きにくい日や部屋干しのときでも干す時間を短縮できます。衣類乾燥機がなく雨の日が続く梅雨の時期に洗濯物を溜めたくない人やコインランドリーなどに寄れない人などにもおすすめの機能です。
電気代も衣類乾燥機に比べると安く、衣類乾燥機を使用した電気代は、1回30~60円ほどかかりますが、風乾燥は1回1~2円ほどで通常の洗濯したときと変わらない電気代で使用できます。使用することによって衣類乾燥機のように電気代が大幅に上がることがないので手軽に使うことができます。
風乾燥で洗濯槽カビ予防
洗濯機の洗濯槽は、しっかりと湿気や洗濯洗剤のカスを除去していないとカビが発生しやすい場所でもあります。日ごろから風乾燥を使っておけば湿気を取り除けるので、カビ予防対策にもなります。
風乾燥を有効活用しよう
最近の洗濯機にはほとんど風乾燥機能が付いており、脱水後に風乾燥を使うことによって部屋干し時や外で干しても乾きにくい天候や気温の日にも洗濯物を乾かす時間を短縮することができます。衣類乾燥機のように完全に乾かすことはできませんが、洗濯物を乾かす時間を短縮したい方や衣類を傷めたくない方にはおすすめの機能です。
洗濯物を干す時間だけでなく風乾燥は、カビが発生しやすい洗濯機の洗濯槽のカビ予防対策にもなります。電気代も衣類乾燥機に比べると安く抑えられるので使用しても電気代が大幅に上がることはありません。今まで使用していなかった方も風乾燥機能を一度使ってみてはいかがでしょう。
初回公開日:2018年01月11日
記載されている内容は2018年01月11日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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