羽毛布団の選び方・カバーを使用するメリット・メーカー
更新日:2020年08月28日
羽毛は、そのふくらみ具合で性能が決まります。日本羽毛製品協同組合では、高品質な羽毛をさらに「ダウンパワー(dp)」毎に4つのグレードに分けてゴールドラベルを発行しています。羽毛本来の品質で羽毛ふとんを比較できるので、ご購入の際の目安には最適です。
出典: http://www.nichiukyo.org/about_goldlabel/ |
一般社団法人日本寝具寝装品協会 GFマーク
JBA(日本寝具寝装品協会)の厳しい審査基準をすべてクリアした布団にのみ許されるマークです。羽毛布団だけでなく、すべての寝具につけられます。羽毛の品質だけでなく、側生地、側生地の染め、ホルムアルデヒドなど検査項目は多岐に渡ります。
◆JBA品質基準
出典: http://www.jba210.jp/mark/jba-kijun.html |
(目 的)
第1条 JBA品質基準は、ふとんの品質向上及び適正化を図るための事項を定めることにより、消費者の商品選択に対する信頼性を高め、より快適な眠りを提供し、併せて、業界の発展に資することを目的とする。
羽毛布団の販売店、選び方
羽毛布団の販売店をどうやって選べば良いでしょうか。羽毛布団は、寝具専門店、デパートの寝具売り場やネット通販でも購入できます。かさばりますので、ほとんどが後日の配達になります。購入する場合は配送料にも留意が必要です。
デリケートな商品ですので、梱包についてもきちんとされているか確認します。運送中の瑕疵について、わかりやすい説明があるかも選び方の参考にします。
羽毛布団にカバーは必要?
羽毛布団にカバーは必要でしょうか。羽毛布団にカバーをするメリットと羽毛布団のカバーの選び方をお伝えします。
羽毛布団にカバーをするメリット
羽毛布団がだめになる原因の一が側生地です。側生地が擦れたり破れたりしたために、羽毛自体は大丈夫でも、布団として使えなくなることがあります。小さな傷から羽毛が抜け出で嵩が減ることもあります。気をつけているつもりでもある、このような外からのダメージをカバーをかけることで、防ぐことが可能です。
羽毛布団のカバーの選び方
羽毛布団のカバーには、ガーゼのような肌あたりの暖かいもの、カバー自体も暖かいフランネル、さらりとした肌触りの綿サテンものなどがあります。羽毛布団専用のカバーもありますが、サイズが合えばどの布団のカバーでも使うことが可能です。選び方についてそれぞれお知らせします。
綿ガーゼの羽毛布団カバー
ガーゼを何重にも重ねて作られたカバーで、赤ちゃんにも使える柔らかな肌触りが魅力です。透湿性も高く、洗濯時も乾きやすく扱いが楽です。選び方は、綿ガーゼは柔らかさが特徴ですので、手触りを確認するのが確実ですが、通販の場合は、柔らかい糸で織られているか、長い糸で織られているかを確認します。
綿フランネルの羽毛布団カバー
冬用のシャツやパジャマにも使われる暖かい手触りの綿フランネルは、保湿性も高く冬の掛け布団にはぴったりです。生地を厚めにした毛布がわりにもできるシーツも販売されています。
毛布がわりになる綿フランネルですと、重さもあります。軽さを求めるなら生地の薄いものが良いでしょう。どちらの使い方をしたいかで選び方を考えましょう。
綿サテンの羽毛布団カバー
初回公開日:2017年10月30日
記載されている内容は2017年10月30日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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