掃除や片付けのやる気が出ないときのやる気になる方法・やる気スイッチ
更新日:2020年06月19日
掃除の大切さを知らない
両親が子に対して、部屋をキレイにする大切さを教えておかないと、部屋を掃除しない子どもが育ってしまいます。また、親だからといって、家事なら何もかもをやってあげるのもお勧めできません。ある程度の年齢になったら、「部屋の掃除は自分でやりなさい」と言いましょう。
また、友人などを部屋に招くと、「散らかっていてごめんね」とよく言う人がいます。それに対し「うん、散らかってるね」と言える人なんて本当に少ないでしょう。ですが、相手はそれを聞いて「このくらいなら問題ないか」と安心すると、掃除の重要性を忘れてしまいます。
よほど親しい関係でないと難しいですが、あまりの惨状である場合は、片付けを一緒にやってあげましょう。このとき、何でもかんでも手伝うのではなく、当人に部屋の汚さの自覚を持ってもらうよう取り計らえれば良いでしょう。
やったらやりっ放し
本を読んだら読みっぱなし、お菓子を食べたら袋を出しっぱなし、ジュースを飲んだらボトルは置きっぱなし等、キレイな部屋でもすぐに汚す人が取るこのような行動は、部屋が汚くなる代名詞のようなものです。
こういった場合は、ゴミをまとめる癖をつけましょう。自分の近くにゴミ箱を置いておき、ゴミが出たらポイとすればいいだけです。また、やる気の出せる人は、分別もしっかり行うと尚良いでしょう。ゴミ箱が3つもあれば、可燃、不燃、ビン・カン・ペットボトルと3種に分別することができます。
少しずつ片付けていく
一度に全部片付けようとするには相当なやる気が必要になるので、まずは大きくて邪魔なものから片付けていきましょう。それだけでも、部屋が広くなった感じがして気持ちよくなります。その後、中くらいの大きさの物、小物と進めていきましょう。小物はまとめるのが面倒な上に掃除をした実感を得づらいので、後回しが良いです。
意外と多い、不必要だけど一応取っておいた物も、ついでに捨ててしまうか、段ボール箱にでもまとめて仕舞ってしまいましょう。こうして部屋が少しずつでも片付いていけば、やる気も段々と湧いてきます。これは、部屋がキレイになっていくことでスッキリした気持ちを味わえるからです。ほんの少しずつでも構いません。地道に続けていくことが大切です。
掃除でハートもキレイになれる
今回は、掃除や片付けのやる気を出すにはどうしたら良いかご紹介しました。掃除はすごく手間ですし、食事作りのように、やったからと言って褒めてもらえるものでもありません。しかし、それでも作業を行っているのは、紛れもない「無償の愛」そのものです。やる気があっても、嫌々ながらでも、本当に立派な行為です。
褒められずとも面倒なことができるあなたは、きっとハートもキレイなのでしょう。日々の暮らしのなかで掃除の楽しさがわかれば、あなたはきっとより魅力的になれるはずです。
初回公開日:2017年08月08日
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