布団にいるダニの退治・駆除方法|掃除機/スチームアイロン/乾燥機
更新日:2025年03月05日

手順3:仕上げに高温乾燥機で布団を乾燥!
仕上げに、再び高温乾燥機で布団を乾燥させます。まずは時間を60分に設定しましょう。60分後に乾いているかを確認し、乾き切っていなければ、乾くまでさらに延長しましょう。以上の手順でダニ対策ができ、ふわふわの気持ちの良い布団に戻ります。
実は最も効果的で効率的かつリーズナブルな方法!

以上の手順を全て行うと、総コストは1,500から2,000円ほどかかります。「高い!」と思われる方がいるかもしれませんが、この方法だと生きているダニや卵が残らないので、頻繁にダニ対策を行う必要が無くなります。半年から1年に1回程度行うだけでダニの害から解放されるので、実は最も効率的かつリーズナブルです。
ピンチ!近所にコインランドリーがない場合には!?

近所にコインランドリーがない場合は、どのようにダニ対策を行うのが効果的でしょうか。答えは、「スチームアイロンの熱でダニを駆除し、掃除機で吸う」です。ただしこの方法を使う場合にも、事前に必ず布団がアイロンを使用しても大丈夫なものかを確認するようにしてください。
まずはダニを布団の上におびき寄せる
ダニは暗がりを好む性質を持っており、日中は布団の奥に潜り込んでいます。そのため、明るい時間帯にスチームアイロンで布団の表面を熱しても、ダニを退治することはできません。まずはダニを布団の表におびき寄せることが必要です。そのためには暗い環境を作りましょう。部屋を暗くし、1時間ほど放置するのがお勧めです。
当て布をして布団にスチームを当てる

スチームアイロンを使ってダニ退治を行う場合、当て布が必須です。ダニを退治するには同じ箇所に5秒間程度スチームを当てる必要がありますが、布団の生地が焦げてしまうリスクがあるからです。当て布は、タオルを濡らし、きつく絞って使用しましょう。
ダニは熱を与えられると温度の低い方に逃げていくので、布団の上(頭側)から下(足側)に向かって全体をくまなくアイロンがけしていきましょう。
ダニは熱を与えられると温度の低い方に逃げていくので、布団の上(頭側)から下(足側)に向かって全体をくまなくアイロンがけしていきましょう。
仕上げは掃除機による吸引

仕上げは掃除機による吸引です。ダニの死骸や糞、卵は、布団の繊維に絡まり、簡単に吸うことができないため、ゆっくりと丁寧に掃除機をかける必要があります。目安は1㎡につき20秒間はかけるようにしましょう。吸引の場合も、布団の上から下まで順に漏れなくかけるようにします。
スチームアイロン+掃除機は週に1回必要
ダニの寿命や卵を産む頻度や数、卵が孵って成虫になるまでの期間を考慮すると、この方法によるダニ対策は週に1回程度行うのがお勧めです。1回の作業で駆除できるダニ・吸引できる物質などに限りがありますが、繰り返すことでクリーンに近い状態で布団を使うことができます。
ダニ対策にお勧めの掃除機は?

初回公開日:2017年08月24日
記載されている内容は2017年08月24日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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