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ナイロンとポリエステルの特徴や違い|素材別製品比較6選

初回公開日:2017年09月05日

更新日:2020年02月12日

記載されている内容は2017年09月05日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

ナイロンとポリエステル、同じ合成樹脂で両者ともに衣服、水着、カーペットなどの繊維製品の素材として知られた名前ですが、ナイロンとポリエステルそれぞれにどのように違いがあり、どのような特徴があるのかを調べてみましょう。素材自体の違いに関しても詳しくご紹介します。

ナイロンとポリエステルの特徴や違い|素材別製品比較6選

ナイロン・ポリエステルとは

ナイロン・ポリエステルという素材は、身近な衣類や日用品によく使われていますが、それぞれの素材の違いについて知らない人も多いでしょう。今回は、ナイロン・ポリエステルの素材の違いや製品比較についてご紹介していきます。

ナイロンの詳細・歴史

ナイロンは、1935年に合成繊維を目指して発明されたものです。最初は商品名でしたが、徐々に一般名として知られるようになりました。ナイロンは、絹に似た素材でできており、熱に弱いとされています。

ポリエステルの詳細・歴史

ポリエステルは、1941年に羊毛の代用品として開発されました。1942年に特許を取得し、工業生産として広まったのは1955年からです。ナイロンよりも丈夫で扱いやすいので、多種多様な製品の素材として使われています。

ナイロン・ポリエステルの特徴と違い

ナイロンとポリエステルの特徴や違い|素材別製品比較6選
※画像はイメージです

ナイロンとポリエステルは、同じ合成樹脂で両者ともに繊維製品の素材として知られた名前ですが、それぞれにどのように違い、どのような特徴があるのかをご紹介します。素材のことを知っておくと、強度や長持ち具合を考慮して洋服や日用品を選べます。

ナイロンの特徴

ナイロンは1935年世界で初めての合成繊維としてアメリカデュポン社が開発しました。命名はストッキングが「伝線しない」の「NO RUN」を語源として考えられたものです。ナイロンの特徴は、以下の項目になります。

・摩耗に強く、しなやかな感触
・吸湿性が低く、すぐ乾く
・弾力性に富み、しわになりにくい
・伸び縮み、形くずれすることが少ない
・薬品・油・海水に強い
・カビ、虫の害がない
・染色しやすい

ポリエステルの特徴

ポリエステルは1941年に誕生し、1953年デュポン社がキャリコプリンターズ(英)より特許権を取得し工業生産を開始しました。ポリエステルの特徴は、以下の項目になります。

・耐久力がある
・しわになりにくい
・吸湿性が低く、すぐに乾く
・高い温度にも耐えられる
・非常にリーズナブルな価格

ナイロンとポリエステルの違い

ナイロンとポリエステルの違いは、ナイロンのほうが強度があり、変形のしにくさや耐熱性はポリエステルのほうが強くなっています。

その他にも、ナイロンは直射日光に当てると繊維が変色してしまい、ポリエステルは速乾性がある上に耐候性にも優れていて長時間光に当てても変色や強度の低下が起こりません。

ナイロンやポリエステルの素材に関して、もっと詳しく知りたいという方におすすめの一冊です。図解でわかりやすく解説しているので、繊維や素材に関して何も知らないという方でも安心して読めます。

多くの素材に関する書籍、資料を使ってきて、それなりに知識もあるつもりだが、これほど痒いところに手が届く内容はなかった。幅広い知識を得られる読み物としてもオススメ。特に若い人たちには勉強になる内容だと思う。知ったかぶりをしている、販売スタッフたちにもこれで勉強してほしい。

出典: https://www.amazon.co.jp/%E7%B9%8A%E7%B6%AD%E3%81%AE%E7%A... |

ナイロン・ポリエステルの製品比較6選

ナイロンとポリエステルの特徴や違い|素材別製品比較6選
※画像はイメージです

製品別にナイロンとポリエステルの違い・比較についてご紹介していきます。

繊維素材として有名なポリエステルとナイロンですが、例えばペットボトルはポリエステルの一種を使ったのボトルですし、歯ブラシの毛はほとんどがナイロン製です。3Dプリンター用のフィラメントにもポリエステルやナイロンが使われたりもしているので、いろんな製品に使われているのです。

1:衣服

ナイロンやポリエステルが衣類に使われてる場合ですが、パッと見た感じだけでは、そこまで違いは分かりません。衣類の吸湿性としては、ナイロンは少し吸湿性がありますが、ポリエステルはほとんどありません。吸水性に関しては両者ともほとんど無いといっても良いでしょう。

2:バッグ

耐久性・耐摩耗性が高い・軽量である・汚れが落ちやすくメンテナンスが楽などが挙げられる、ナイロン製のビジネスバッグ素材が主流になっています。また、ビジネスバッグの中でもオシャレや機能性を重視したものには、ポリエステル素材が多く使われています。

3:リュック

水や汚れを弾くリュクサック(バックパック)にも、ナイロンやポリエステルが多く用いられています。ナイロン生地にしてもポリエステル生地にしても防水材や防汚剤が添加されていたり、塗布されていたりします。

生地の性質としてナイロンもポリエステルも耐久性には大きく差がないので、ナイロンは伸びや引っ張りの強さ、ポリエステルは耐熱性や変形のしにくさという特性を意識して選ぶのが良いでしょう。

4:水着

ナイロンは伸びがよく肌触りが柔らかい、ポリエステルは速乾性や撥水性がよいという特徴が現れます。特にポリエステルは着色がしにくく色落ちがしやすいことも考慮して気に入ったものを選びましょう。

5:カーペット

カーペットの場合はポリエステルの素材を使ったものが多く、価格帯も安く仕上がり、無駄毛がほとんど出ないので人気です。ナイロンの場合だと染色するのが難しいため、値段が少し高めになってしまいます。ハリやコシもあまり無いので、触り心地としてもポリエステルの方がいいでしょう。

6:ブラシ

ブラシは、一般的にはナイロン毛の物が多いですが、PBT(ポリブチレンテレフタレート=ポリエステルの一種)という素材を使用しているものもあります。ポリエステルの一種でもあるポリブチレンテレフタレートという素材は、ナイロン素材に比べて約4倍程度長持ちすると言われています。

それぞれに長所・短所がある

ナイロンとポリエステルどちらを選ぶかというのは、とても難しい問題です。衣類にせよ製品にせよ素材で選ぶのではなく、気に入ったものを選び、素材の特性をよく知ることによって、使用方法や手入れの方法に気をつけることが一番の方法です。繊維の知識を少し身に付け、より良いライフスタイルを作っていきましょう。

身の回りの製品の素材に目を向けてみよう

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