手洗いで洗濯しよう!30の洗い方・洗剤選び・脱水方法
更新日:2025年03月05日

毛、ポリエステル、ナイロン、アクリルなどの素材は、洗濯機で洗うと縮む恐れがあるので、手洗いする方がいいでしょう。型崩れしやすい帽子や手袋、ブラジャーやストッキングなどの下着類、ニット・セーター・カーディガン、レースなどの繊細な衣類、ワンピースなどは手洗いが適しています。また、色移りしやすそうな衣類も手洗いするのがおすすめです。
手洗いを避けた方がいい衣類
絹、レーヨン、キュプラやアセート、その他混紡品、皮革、毛皮、ちりめんなどの強撚糸使いの生地、ベルベッドなど毛だおれするもの、色落ちするもの、和服・和装小物は手洗いできません。これらの素材でできた衣類は、クリーニングに出すことをおすすめします。
また、素材そのものは洗濯可能でも、ジャケットやコート、ネクタイなどのように芯地が入っていたり、特殊な装飾がついているもの、シワ加工やエンボス加工など特殊加工がしてあるものも、手洗いでの洗濯は避けた方がいいでしょう。
また、素材そのものは洗濯可能でも、ジャケットやコート、ネクタイなどのように芯地が入っていたり、特殊な装飾がついているもの、シワ加工やエンボス加工など特殊加工がしてあるものも、手洗いでの洗濯は避けた方がいいでしょう。
手洗いで洗濯する手順

手洗いで上手に洗濯をする手順をご説明します。洗濯機での洗濯とは違い、手洗いには準備が必要なものがあるので、しっかり確認しておきましょう。
手洗いに必要なもの
1)桶、たらい、または洗面器など、お湯を張れるもの
お湯を張れるものであれば、洗面台のシンクや浴槽、ソフト素材のカゴなど、何でも構いません。底の深いバケツよりも、幅の広い大きめの洗面器のようなものの方が手洗いしやすいでしょう。
2)衣類の素材と状態に合わせた洗濯洗剤
汚れが酷いものは粉末洗剤、軽いものは液体洗剤、そしてデリケート素材の衣類にはおしゃれ着用などの中性洗剤を選びます。
3)洗濯ネット
洗濯機での脱水時に使用します。また、ビーズなどの装飾品や刺繍がしてある洋服は、洗濯ネットに入れてから手洗いすると安心です。
この3点の他に、お肌の弱い方や手荒れが気になる方は、ゴム手袋があると便利でしょう。
次に、手洗いでの手順をご紹介します。
お湯を張れるものであれば、洗面台のシンクや浴槽、ソフト素材のカゴなど、何でも構いません。底の深いバケツよりも、幅の広い大きめの洗面器のようなものの方が手洗いしやすいでしょう。
2)衣類の素材と状態に合わせた洗濯洗剤
汚れが酷いものは粉末洗剤、軽いものは液体洗剤、そしてデリケート素材の衣類にはおしゃれ着用などの中性洗剤を選びます。
3)洗濯ネット
洗濯機での脱水時に使用します。また、ビーズなどの装飾品や刺繍がしてある洋服は、洗濯ネットに入れてから手洗いすると安心です。
この3点の他に、お肌の弱い方や手荒れが気になる方は、ゴム手袋があると便利でしょう。
次に、手洗いでの手順をご紹介します。
1)襟元や袖口など、汚れが気になる箇所があればケアする
襟元や袖口などは汚れやすいので、手洗い前に確認しましょう。汚れが気になる箇所がある場合は、色落ちしないかどうか確認してから、その部分に直接洗剤をつけたり、水で濡らしたスポンジやブラシに洗剤や固形石けんを含ませて、ポンポンと軽く叩くようにします。こすると生地を傷めてしまうので注意しましょう。
2)洗濯液を作る
洗面台のシンクに手洗いしたい衣類が浸かるくらいの水、もしくはぬるま湯を溜めます。衣類の素材によって適温が違うので注意が必要です。洗濯絵表示や品質表示を見て確認しましょう。色落ちが心配な場合は、30度以下の水を使えば安心です。また、丈夫な衣類であれば、40度くらいのお湯で手洗いしても構いません。お湯で洗った方が汚れ落ちはよくなります。
最近では水温設定ができるボイラーや湯沸かし器が普及しているので、温度を設定してから洗濯液を作ると楽にできます。水温設定機能がない場合は、湯温計を使ったり、手で触れて熱くないかどうか確かめるといいでしょう。
洗剤の量は洗剤メーカーや水の量によって変わります。洗剤を入れすぎてしまうとすすぎに時間がかかりますし、洗剤をたくさん使ったからといって、よりきれいに洗えるわけでもありません。洗剤パッケージの裏に適切な量が記載されているので、それを参考に洗剤液を作りましょう。
最近では水温設定ができるボイラーや湯沸かし器が普及しているので、温度を設定してから洗濯液を作ると楽にできます。水温設定機能がない場合は、湯温計を使ったり、手で触れて熱くないかどうか確かめるといいでしょう。
洗剤の量は洗剤メーカーや水の量によって変わります。洗剤を入れすぎてしまうとすすぎに時間がかかりますし、洗剤をたくさん使ったからといって、よりきれいに洗えるわけでもありません。洗剤パッケージの裏に適切な量が記載されているので、それを参考に洗剤液を作りましょう。
3)手洗いの基本である押し洗いをする
手洗いの基本的な洗い方は押し洗いです。衣類の汚れている面が表になるようにし、洗面台のシンクに入る大きさに軽く畳みます。汚れが気にならない場合は裏返して畳み、衣類に与えるダメージを軽減します。
畳んだ衣類を洗濯桶に入れ、優しくゆっくりと手のひらで押し沈めます。押したら手を放し、衣類が浮いてきたらまた押し沈める、これを5分以内を目安として20〜30回ほど繰り返します。
強く揉んだり、ゴシゴシこすったりすると、衣類の生地を傷めてしまいます。衣類に洗濯液を通すように、「押し沈める」「浮かせる」の動作を繰り返して洗うのがコツです。汚れがひどい場合は、つけこみ洗いと押し洗いを組み合わせて洗うと効果的です。
畳んだ衣類を洗濯桶に入れ、優しくゆっくりと手のひらで押し沈めます。押したら手を放し、衣類が浮いてきたらまた押し沈める、これを5分以内を目安として20〜30回ほど繰り返します。
強く揉んだり、ゴシゴシこすったりすると、衣類の生地を傷めてしまいます。衣類に洗濯液を通すように、「押し沈める」「浮かせる」の動作を繰り返して洗うのがコツです。汚れがひどい場合は、つけこみ洗いと押し洗いを組み合わせて洗うと効果的です。
4)すすぐ
洗い終わったら、衣類を手で軽く押して洗濯液を出します。洗濯液を流し捨ててシンクを軽く洗ってから、新しく水かぬるま湯を張ります。水温は洗い時と同じ温度が好ましいです。泡が出なくなるまで、押し洗いですすぎを2〜3回繰り返し行います。
もしすすぎ中に泡が気になるようでしたら、洗濯ネットに入れ、洗濯機で30秒ほど軽く脱水してからすすぐといいでしょう。柔軟剤で衣類をふんわり柔く仕上げたいという場合は、すすぎ後、水に柔軟剤を溶かし入れ、3分程度衣類をつけます。
もしすすぎ中に泡が気になるようでしたら、洗濯ネットに入れ、洗濯機で30秒ほど軽く脱水してからすすぐといいでしょう。柔軟剤で衣類をふんわり柔く仕上げたいという場合は、すすぎ後、水に柔軟剤を溶かし入れ、3分程度衣類をつけます。
手洗いで洗濯するときの脱水方法

水を含んだ衣類を干すと、その重さによって服が伸びてしまいます。また、しっかり脱水されていない衣類は乾きが悪く、生乾きの原因となります。生乾きの状態で衣類を放置するとニオイが発生し、せっかく洗濯したものが台なしです。ですから、脱水は手洗いにおいて重要なポイントの一つと言えます。
すすぎを終えた服を手で軽く押したりして、衣類に含まれた水分を出します。洋服にダメージを与えてしまうので、間違っても雑巾のように絞ったりはしないようにしましょう。
手洗いでの脱水方法は以下の2とおりがあります。
すすぎを終えた服を手で軽く押したりして、衣類に含まれた水分を出します。洋服にダメージを与えてしまうので、間違っても雑巾のように絞ったりはしないようにしましょう。
手洗いでの脱水方法は以下の2とおりがあります。
洗濯機を使っての脱水方法
初回公開日:2017年10月29日
記載されている内容は2017年10月29日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。