【種類別】カーネーションの育て方|種・苗から/プランター
更新日:2020年08月28日
種類別カーネーションの育て方
多年草
カーネーションは草丈10~30cmの多年草です。赤やピンク、白、黄色など、カラフルな花を4~6月に開花します。日本では、母の日の贈り物として親しまれ、フラワーアレンジメントや花束に使われる種類です。
鉢植えされているカーネーションは、ポットカーネーションと呼ばれ、鉢物向きに育成された品種です。節間が詰まって葉が密に茂っているのが特徴です。風通しの良い日当たりに置く育て方で、次々に蕾を開花させることができます。
クレア
カーネーションの新種クレアは、カミーユピンクの後継品種です。フリルが強い花弁でガク割れが特徴です。4月下旬ごろから販売されます。
育て方は、日当たりのよい風通しのいい場所に置きます。雨が直接当たらない場所に置いて、10~25℃で管理します。水やりは、土が乾いたら株の根元にたっぷり与える育て方です。液体肥料を2週間に1回与えるか、緩効性化学肥料を月に1回与える育て方をしましょう。
カーネーションの種まきからの育て方
カーネーションは種から育てることができます。種まきは9月下旬ごろで、水はけと通気性の良い土にまきます。発芽して本葉が4枚になったら、1本ずつポットに植え替えて、寒くなる前に根を張らすようにする育て方をします。
冬でも月2回程度肥料を与えて、春になったら鉢植えで育てます。
カーネーションの苗からの育て方
カーネーションは高温多湿に弱いので、苗を購入したら日当たりのよい風通しのいい所に植える育て方をします。夏の直射日光は苦手なので、半日陰にしてあげましょう。苗を植える土は、通気性と水はけのよい土が適しています。小~中粒赤玉土5:ピートモス3:バーミキュライト2の割合で混ぜた土を使った育て方をします。
株が育って蕾が付いてきたら、日当たりの良い所で管理して、花や蕾は水に弱いので雨に当てないようにします。多湿にすると根腐れしやすいので、土の表面が乾いたらたっぷり水を与える育て方をします。
育成期間中は、1か月に1回程度化成肥料を与える育て方です。開花中は、カリウムやリン酸を多く含んだ肥料を与えると良いでしょう。真夏と冬は育成が弱るので肥料は与えない育て方です。
カーネーションの鉢植え・プランターでの育て方
カーネーション鉢を満開の状態でもらったら、室内の明るい場所に置きます。蕾をたくさんつけている場合は、日に当てないと蕾が開花しませんから、日当たりの良い所で育てます。日照不足になると、葉が黄色くなって育ちが悪くなります。高温多湿に弱いので、夏は半日陰の風通しの良い所に置く育て方をします。
カーネーションの花や蕾は水に弱いので、開花中は雨に当てないようにします。また、水やりは、乾いたら株元に十分与え花や蕾にかけないようにしましょう。気温が25℃以上になりますと、花付きが悪くなり咲きやみます。
冬になったら、室内の日当たりのよい場所や寒風の避けられるベランダに置きます。四季咲きののカーネーションは10℃以上の気温があれば開花する事もあります。
カーネーションの冬の育て方
カーネーションは多年草なので、冬越しさせると翌年も花を咲かせてくれます。カーネーションは、寒さに少し弱いので室内の日当たりに置くか、寒風の避けられるベランダに置くと良いでしょう。
水やりは土が乾いたらたっぷりと与え、10℃以上に管理すれば、四季咲きのカーネーションなら開花するでしょう。冬は肥料の必要もありませんから、日当たりの良い暖かい場所に置いて、越冬させる育て方をします。
カーネーションの枯れる育て方
初回公開日:2018年01月07日
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