【種類別】パンジーの育て方|種/プランター/切り戻し
更新日:2020年08月28日
パンジーの鉢植え・プランターでの育て方をみていきましょう。水をたっぷり行き渡せるため、植え付け前日に水を与えておきます。植え付ける際、苗の根を崩さないように気をつけましょう。根をほぐす必要はありません。
株を大きく育てたい場合は20cm間隔で植え付けます。株が生長するまでは少し寂しい見た目ですが、次第に大きくたくさんの花を咲かせてくれます。大きく育てるよりも、秋冬だけメインに楽しめればいいという場合は、15cm間隔で大丈夫です。
水やり
表面の土が乾いたらたっぷり水を与えるのが、パンジーの植木鉢やプランターでの育て方のポイントです。鉢底から水が流れ出るまで水やりしましょう。蒸れてしまうので、水の与えすぎないように注意しましょう。
冬のパンジーの育て方
冬の時期のパンジーの育て方として、できるだけ日光に当てることが挙げられます。丈夫なパンジーは、半日陰だと開花する量が少なくなります。風が当たりすぎると、乾燥の原因になりますし、花や茎が傷んでしまいます。日がよく当たり、風に晒されない場所で管理しましょう。
もう一つの重要な育て方のポイントは、水やりの時間帯です。夕方以降に水やりをした場合、寒さで水が凍ってしまい、根を痛める可能性があります。暖かくなりはじめた午前中からお昼までが水やりに最適な時間帯です。冬だからと水やりを控える必要はなく、表面が乾いたらたっぷり水を与えてあげましょう。
パンジーの育て方のポイント
肥料
パンジーは丈夫ですので、基本的に肥料は必要はありません。メインの開花期になんとなく生長が鈍いなと感じれば、少し与える程度で十分です。寒い冬は本来生長がゆっくりになりますので、肥料は無理に与える必要はないでしょう。
切り戻し
パンジーの育て方のポイントの一つに「切り戻し」が挙げられます。元気のない茎を根元から切ってしまうことを「切り戻し」と言います。
開花時期が長いパンジーは、茎が間伸びやすく倒れてしまうことがあります。その場合は花が咲いていても『切り戻し」をして根元から切ってあげると、元気に育っている花と茎の方に栄養が集中して届きます。長期間パンジーの開花を楽しむ育て方として、ぜひ覚えておきましょう。
パンジーの育て方のコツ「花がら摘み」とは?
開花後の花は放っておくと実をつけます。実をつけると植物の本能でそこに栄養を集中させようとします。その結果、他の花が栄養不足になり病気になったり、枯れてしまいます。そうなる前に行うのが「花がら摘み」で、生長に大きく左右します。パンジーを長く楽しむための育て方のコツと言えるでしょう。
「花がら摘み」のやり方は簡単です。元気のない花の根元部分を持ち、指で花びらをつまんでひねって摘み取ります。同じ理由で、傷んで変色した葉も根元から摘んであげると、その分の栄養が元気な花の方へ集中します。
アブラムシ対策
アブラムシなどの害虫は、見つけ次第すぐに対処しないと爆発的に数を増やします。アブラムシからパンジーを守る育て方に一つに、農薬の使用があります。その代表的なものが「オルトラン粒剤」です。心配な方は前もってオルトラン粒剤を撒いておきましょう。
子どもやペットがいるので農薬は心配という方は、エッセンシャルオイルを使用して害虫駆除スプレーを手作りされてはいかがでしょうか。アブラムシにはTea Treeのエッセンシャルオイルが効果的と言われています。水150mlにオイル8滴ほどを混ぜてスプレーを作ります。パンジーに影響がないかを確認するために、最初はごく薄い濃度で少量から試すことを強くします。
アブラムシは密集したところが好きです。パンジーを植え付ける際、間隔に余裕持たせることも、害虫を寄せ付けない育て方のポイントです。
枯れてしまう原因
丈夫なパンジーでも時には枯れてしまうことがあります。その原因にはどんなものがあるのでしょうか。
根詰まり
パンジーは大きく育つため、ぎゅうぎゅうに鉢植えしてしまうと根詰まりを起こしやすいです。窮屈そうに見えたら、一回り大き目の鉢に植え替えてあげましょう。
初回公開日:2018年01月04日
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