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羽毛布団をコインランドリーで洗う方法|洗剤/乾燥・失敗談

更新日:2025年03月05日

羽毛布団を長く使い続けるためにはこまめな手入れが必要です。しかし、クリーニング代はけっこうかかりますし、自宅での洗濯にはリスクも多いようです。そこでなのがコインランドリーです。ここでは、コインランドリーを利用した羽毛布団のお手入れ方法をまとめました。

羽毛布団を長く使い続けるためにはこまめな手入れが必要です。しかし、クリーニング代はけっこうかかりますし、自宅での洗濯にはリスクも多いようです。そこでなのがコインランドリーです。ここでは、コインランドリーを利用した羽毛布団のお手入れ方法をまとめました。

羽毛布団の特徴とは?

羽毛布団とは、中わたにアヒルやガチョウなどの水鳥の羽毛を使用しており、軽い布団でありながらさわやかな暖かさを持つのが特徴です。

羽毛布団は長く使えるのか?

一般的には、5年に一度羽毛布団の具合を確認し、必要であれば仕立て直しや羽を足すなどすると、長期間使用することができます。綿布団のように、打ち直しは必要ありません。しかし、使っていれば羽毛も劣化し、かさが減少してくるため、羽を足してかさを取りもどす必要があります。

羽毛布団の中身はどんな羽毛?

羽毛布団の中に使用される羽毛は、飼育されたアヒルとガチョウの綿羽(ダウン)や羽根(フェザー)があります。

羽毛布団と一言で言っても、掛け布団や、肌掛け布団、敷き布団があり、平キルト、立体キルト、特殊立体キルト構造といった仕立て別に、布団の価値や保温性に違いがあります。中身に使用される羽毛にも、アヒルのものとガチョウのものとがあり、また、ダウンとフェザーの混ざり具合もさまざまです。

布団の側に使われる生地についても、木綿や絹、混紡など種類もさまざまで、使用用途や目的、予算や好みによって選ぶことができます。

羽毛布団を長期間使い続けるコツ

羽毛布団は、一般的には10年から15年の寿命と言われています。しかし、日頃からきちんとしたお手入れをしていれば、30年以上使い続けることも不可能ではありません。

数年で買い替えることになるか、長期間使い続けることができるかは、日頃のお手入れの仕方がカギとなります。

羽毛布団のお手入れに毎日心掛けたいこと

羽毛布団の側生地の汚れや傷みを防ぐため、羽毛布団には必ずカバーを掛けて使用しましょう。また、カバーを掛けると羽毛の暖かさや保温力がアップするという利点もあります。

汚れは、時間が経つと酸化して落ちにくくなります。また、羽毛布団本体まで汚れが浸透することを防ぐため、カバーの洗い替えを用意し、こまめな洗濯を心掛けましょう。

羽毛布団の収納方法ですが、朝起きてすぐの羽毛布団は、自分の体温で温められた熱や湿気が籠っている状態です。しばらくはそのまま放置しておき、熱や湿気を発散させてから押し入れにしまいましょう。

敷き布団の場合は、フローリングのような通気性のない床の上に敷いたままだと、水分が逃げ場を失い、カビが発生する場合があります。敷きっぱなしは避け、毎日上げ下ろしを行いましょう。

また、中にたくさんの空気を含む羽毛布団は、周囲の臭いまで吸い取ることがあります。強い臭いを放つものには近づけないよう注意が必要です。

羽毛布団の干し方

羽毛布団は、他の布団同様、日頃から充分日光に当てる必要があります。しかし、羽毛布団は吸湿・発散性に優れているので、頻繁に干す必要はありません。月に1〜2回程度で充分です。羽毛布団を日光に充てることで、日光消毒や乾燥ができ、羽毛の膨らみを回復させることができます。

朝夕の湿気が多い時間帯は避け、午前10時から午後3時くらいの間に、片面1時間ずつ、日陰で風通しの良い場所に干してください。雨の日の翌日は、前日の湿気が残っているので避けた方がいいでしょう。

日干しでも構いませんが、生地の染め方によっては、変色や色褪せの原因になる可能性があるため、羽毛布団を直射日光に当てる際は、カバーを掛けたままの状態で日光に当てましょう。

また、シルクの側生地の場合、長時間日光に当てると紫外線を吸収して黄色く変色してしまいます。日干しは避けましょう。布団を干す際、どうしても布団叩きなどでバンバン叩きたくなりますが、羽毛布団を強く叩くと、中の羽毛や側生地を傷めてしまうことにつながります。表面のホコリを落とす程度にしましょう。バンバン叩く代わりとして、両面に掃除機を軽くかけるのがです。

悪天候続きで羽毛布団が干せない!

悪天候が続く時期には、ふとん乾燥機を使用しても乾燥することはできますが、布団から出た水分を追い出すために、部屋の換気をしながら行ってください。

また、70度以上の高温にならないよう注意しましょう。温度調節ができない場合は、乾燥袋と羽毛布団の間に毛布やタオルケットを1枚挟むといいです。ハンガーラックや突っ張り棒などに羽毛布団を掛け、除湿器を稼働させるのも有効です。また、羽毛布団を立て掛け、扇風機や暖房機の風を当てるのも手軽でな方法です。

羽毛布団、こんな時どうする?

ジュースやコーヒーなど、飲み物をうっかり羽毛布団にこぼして汚してしまった場合、すぐにティッシュペーパーや乾いたタオルなどで水分を吸い取りましょう。そして、ヘアーシャンプーや中性洗剤を薄めたぬるま湯に浸し、固く絞ったきれいな布で、汚れた部分を軽く叩き、汚れを布に移していきます。その際、決してこすらないように注意しましょう。

汚れが取れたら、洗剤が残らないように水拭きをし、最後にもう一度柔らかい布で水分をよく吸い取り、充分乾くまで日陰干しをします。ヘアードライヤーで乾かしてもかまいませんが、その際、中の羽毛をほぐすように動かしながら乾燥させるといいです。

ただし、側生地がシルクのものは水洗いできません。また、血液や尿なども落ちにくい汚れです。その場合はすぐにクリーニングへ出しましょう。

羽毛布団の臭いが気になる

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初回公開日:2017年09月22日

記載されている内容は2017年09月22日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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