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日本酒の平均度数・銘柄別の度数・焼酎やワインとの度数の違い

更新日:2020年08月28日

酒は昔から百薬の長と呼ばれ、適量なら緊張をほぐすなど薬にも勝るといわれてきました。自分にとっての適量とは?近年益々の日本酒の度数について、酔って失敗しないためにも日本酒の強さを知っておくことが大切です。銘柄や他の種類のお酒の度数についてもご紹介します。

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日本酒の度数と、焼酎やワインなどその他の種類のお酒の度数とはどのくらい違いがあるのでしょうか。ウィスキーやワインなどよく飲まれている主な種類のものをあげて、日本酒の度数と比べてみました。

ウィスキーの度数は?

ラテン語で『命の水』といわれるウィスキーは蒸留酒のひとつで、1918年にスコットランドへ留学した竹鶴政孝(たけつるまさたか)が、スコットランドの伝統製法を持ち帰ったことが日本でのウィスキーの始まりといわれています。

ウィスキーの平均度数は40~60度で日本酒と比べるとかなり高い度数となっています。けれども、ウィスキーは日本酒のような飲み方はほとんどしません。飲み方としてはストレートで飲む方もいますがチェイサーを脇に用意しますし、ロックや水割りハイボールなどといった飲み方が多いので、度数が高いから飲みにくいというわけではありません。

日本にウィスキーを広めた竹鶴政孝の名前からつけられた「竹鶴ピュアモルト」の度数は43度です。

チェイサーとは?

チェイサーとはバーなどで強いお酒を飲むときに出される水や炭酸水のことをいいます。外国ではチェイサーとしてビールを飲む人もいるようですが、日本ではほとんど水が出されます。

チェイサーとは追いかけるといった意味があることから、お酒の後を追う飲み物ということで和食の店ではお茶を出すところもあるとのことです。

ウィスキーやテキーラのような強いお酒を飲むときに出されるものなので、ただ水が欲しい時に「チェイサーをください」というのは意味が違うということになります。

焼酎の度数は?

焼酎は蒸留酒の一種で、種類は米焼酎、麦焼酎、芋焼酎、黒糖焼酎、そば焼酎、栗焼酎、泡盛などがあります。

酒税法で連続式蒸留焼酎(焼酎甲類)と単式蒸留焼酎(焼酎乙類)に分類され、焼酎甲類の度数は36度未満、焼酎乙類は45度未満と定められています。

焼酎の平均度数は20~25度でこの度数の焼酎がほとんどですが、最も高いとされているのは与那国の泡盛で60度もありますが、こちらは例外扱いとされています。

テキーラの度数は?

テキーラはメキシコの竜舌蘭という植物から作られる蒸留酒で、産地ではライムを口へ直接絞りながらストレートで飲み、最後に塩を舐めるといういうのが正当な飲み方とされていますが、ウィスキーのような飲み方やカクテルの材料としても使われます。

テキーラと名乗るには度数が35~55度と規定が決められていて、平均すると40度くらいだといわれています。

テキーラの飲み方はワンショットで飲む場合が多いので、量を注意して飲むようにしましょう。人によって違いがありますが、テキーラは度数が高いのでよくお酒を飲まれる方でも3ショットぐらいにしておいた方がいいとのことです。

もちろんチェイサーを用意したり、ロックでちびちび飲むのもする飲み方です。

カクテルの度数は?

カクテルといえばベースのお酒に他のお酒やジュースなどを混ぜたお酒なので、その度数は限りなくあるといえます。全くアルコールを含まないか1%未満のものはノンアルコールカクテルと呼ばれます。

お酒にお酒を足すということで、ジンやウオッカなどを使えばかなりの度数の高さとなりますし、ジンジャーエールやオレンジジュースなどを混ぜて作れば低くおさえることもできます。

カクテルの種類は何百種類もありますが、ポピュラーなよく知られているカクテルの度数をあげてみます。

◆ソルティドッグ 15度前後
◆モヒート 15度前後
◆モスコミュール 10度前後
◆スクリュードライバー 10度前後
◆テキーラサンライズ 10度前後
◆スプモーニ 5度前後
◆ミモザ 7度前後
◆マイタイ 20度前後
◆キール 15度前後
◆ブラックルシアン 30度前後

ジン、ウオッカ、ウイスキーなど蒸留酒を使ったカクテルは比較的高い度数に、ワインやリキュールをベースとしているカクテルは低めの度数となっています。カクテルを飲む際は、度数がどれくらいなのか確かめてから注文した方がいいでしょう。

ワインの度数は?

ワインはブドウの果汁を発酵させたお酒ですが、白ワイン、赤ワイン、ロゼワインの3つに種類が分かれています。ワインはブドウの品種や作られる土壌、天候や気候などによって味を大きく左右されるお酒です。

毎年11月になるとボジョレーヌーボーの解禁日が話題にのぼりますが、これは日本人が新しいものが好きという気質に合っているということらしく、本場フランスでは今年のワインのでき栄えをいち早く知るための試飲用としてのワインということです。

ワインの度数は色によって少し違いがあり、白ワインが7~14度、赤ワインが11~14度というのが一般的です。白ワインの方が度数に幅があり、赤ワインの方が高めということになります。

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初回公開日:2017年11月01日

記載されている内容は2017年11月01日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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