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日本酒の平均度数・銘柄別の度数・焼酎やワインとの度数の違い

更新日:2020年08月28日

酒は昔から百薬の長と呼ばれ、適量なら緊張をほぐすなど薬にも勝るといわれてきました。自分にとっての適量とは?近年益々の日本酒の度数について、酔って失敗しないためにも日本酒の強さを知っておくことが大切です。銘柄や他の種類のお酒の度数についてもご紹介します。

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「国士無双」

「国士無双(こくしむそう)」は北海道旭川の高砂酒造の日本酒です。『その国の中には並ぶ者はいない』といった国士無双の意味を込めた酒銘は、北海道の米と大雪山の冷たい水を使って作られ、他では真似することができないという思いが込められたお酒です。

「国士無双」の度数は15~16度、昭和50年淡麗辛口酒として誕生し、北海道のみならず高砂酒造の名を全国に広げた日本酒でもあります。

「大関」

兵庫西宮に本社を置く酒造メーカー大関の定番酒は、その名をとった「大関」という清酒です。お酒が1合入った「ワンカップ」といわれる日本酒の先駆けとなった「ワンカップ大関」も有名です。

「大関」という名前の由来は、最初の酒銘を「萬両(まんりょう)」としていましたが、大相撲では横綱の次の番付である大関がさらに上を目指すということから、その意味を含めて明治17年に改名しています。

『酒は大関、心意気』というCMから流れる有名人のセリフは多くの人が覚え、「ワンカップ大関」が最も売れた時期は1秒間に4個も売れたという大の日本酒です。

「ワンカップ大関」の度数は15.3度、「銀冠大関」は14~15度「金冠大関辛口」は15~16度となっています。

「妙高山」

越後富士とも呼ばれる新潟の美しい山「妙高山」の名前を持つ「清酒妙高山」は、その麓にある創業200年を誇る妙高酒造によって作られている個性あるお酒です。

妙高山から流れる伏流水と米どころ新潟の美味しい米で作られている「清酒妙高山」は、口に含むとやわらかな甘みを感じるといいます。2016年には全米日本酒歓評会で「純米大吟醸妙高山」が金賞に選ばれるなど外国人にも評判のいい日本酒で、その度数は15.8度です。

「山田錦」

山田錦とは日本酒を作るのに最も適した稲のことをいいます。「白いダイヤモンド」とも呼ばれる山田錦は、兵庫県が国内生産8割を占めています。

「山田錦」という名を持つ日本酒は神戸市東灘区にある白鶴酒造が有名ですが、他にも山田錦を使った日本酒は福岡県や徳島県でも作られています。

白鶴の「特別純米酒 山田錦」の度数は14~15度、「純米吟醸 山田錦」は15~16度となっています。その他山田錦を使った日本酒で福岡の「花の露」や「旭菊」などはいずれも15度となっています。

「久保田」

日本酒を好きな人でこの「久保田」の銘柄を知らない人はいないでしょう。新潟県長岡市にある朝日酒造がつくる「久保田」は淡麗辛口といえば「久保田」といわれるほど、日本酒の中でも別格といわれるお酒です。

『久保田シリーズ』とも呼ばれるいろんな種類の日本酒がありますが、限定酒以外はいずれも度数は15度となっています。

「越乃寒梅」

地酒ブームの先駆けとなった「越乃寒梅」は、1960年代に『酒』という雑誌で編集長であり随筆家の佐々木久子さんに「幻の酒」と取り上げられ、1963年に『週刊朝日』でも紹介されて以来が高まり、現在でも評価が高い日本酒です。

「越乃寒梅」は新潟市港南区にある石本酒造が作る日本酒で、端麗辛口で普通酒白ラベルは15度、その他純米酒や吟醸酒は16度となっています。

「越乃寒梅」は普通酒である白ラベルで2千円ほどの価格ですが、プレミア感がいまだにあるためインターネットのオークションでは1万円前後で取引が行われているなど、特別な日本酒と感じている人は多いとのことです。

他の酒の種類との度数の違いとは?

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初回公開日:2017年11月01日

記載されている内容は2017年11月01日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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