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産地別のはまぐりの旬はいつ|あさりとはまぐりの旬の違いは

初回公開日:2017年09月30日

更新日:2020年03月03日

記載されている内容は2017年09月30日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

日本では、昔から3月3日の雛祭りに縁起物として食べられてきたはまぐりですが、はまぐりの旬は地域によって違います。はまぐりの旬を知ることによって、美味しくはまぐりを食べることができます。どの時期にどこの産地のはまぐりを食べれば美味しく食べられるのでしょうか。

産地別のはまぐりの旬はいつ|あさりとはまぐりの旬の違いは

産地別のはまぐりの旬はいつ

3月3日のひなまつりに食べると良縁を招くと言われている「はまぐり」は、吸い物などのご馳走にかかせない食材です。このはまぐりですが、浜の栗とか浜の礫が名前の所以となっている2枚貝です。長さ8㎝、幅3.5㎝、高さ6.5㎝程度の丸みを帯びた三角形の貝殻を持ちます。淡水が流入するところで干潟から水深12m前後までの浅瀬に生息しています。

はまぐりは、産卵期が5月から10月とされています。そのため、旬は春先の2月から4月頃から、各産地での産卵期により遅い時期までが旬となります。では、それぞれの産地での旬はいつ頃になるのでしょうか。

はまぐりの種類について

はまぐりは、北海道南部から南の日本沿岸、朝鮮や中国、台湾などの広いエリアに分布しています。はまぐりは、種類によって貝殻の模様が違います。日本沿岸で生息する昔からの品種については、全体的に白っぽい殻をしていて、黒や茶色の色が帯状に入っていることが多いです。

日本古来の品種である本はまぐりの他、チョウセンはまぐりやシナはまぐりなどが生息しており、シナはまぐりについては、貝殻にМ字の模様が入っているものが多いのが特徴です。

桑名

三重県の桑名市は、はまぐりの産地でとても有名なところです。桑名での旬は、5月の末頃から8月上旬と言われています。産卵時期が9月頃になるため、初夏から夏場が美味しさのピークとなっています。

桑名のはまぐりは、一時は絶滅も危惧されました。乱獲が影響している可能性があったため、1日に採ってもよい量を決めたり、3㎝以下のものは海に戻さないけないといったルールを決めたりして資源保護に努めてきました。また、稚貝を放流することで、はまぐりの有名産地として持ち直すことができたのです。

千葉

千葉県での産地は、九十九里町が有名です。九十九里町は、はまぐりの水揚げ量がとても多い日本有数の産地となっています。九十九里町では、まぐり漁ができる時期は11月から翌年8月迄となっており、長い期間はまぐりを楽しむことができるようになっています。この期間のうち、はまぐりがとても美味しくなる時期が1月から3月上旬となっています。

旬の3月頃を過ぎ夏場になると、産卵シーズンを迎え産卵を終えてしまうと身が痩せてしまいます。そうなると、味も随分と落ちてしまうので、九十九里町では8月まで漁ができたとしても、美味しく食べることができる3月頃までに食べるのがお奨めなのです。

九十九里町では資源保護のため、5㎝未満のはまぐりは捕ってはいけないルールとなっています。そのため、夏場にはまぐりを採取した際に5㎝未満のはまぐりは、採取していはいけないため、その年ではなく来年の楽しみになります。

鹿島灘

茨城県では、「鹿島灘はまぐり」が特産品になっています。鹿島灘は、茨城県の大洗から千葉県の犬吠崎にかけて広がる太平洋側の灘です。鹿島灘沿岸部では砂地が続いているため、はまぐりが大きく育つのにとても良い環境になっています。

大きな物になると、大人の女の人の握りこぶしくらいの大きさ位に成長するものもあります。鹿島灘では、そのような10㎝程度の大きさになるはまぐりが捕れる良い漁場になっています。

はまぐりは、大きい個体ほど高い値段になります。そのため、10㎝程度まで育つ「鹿島灘はまぐり」は貴重な国産はまぐりの中でも高級品として有名です。そのような高級なはまぐりですので、取りすぎるとやはり絶滅に近づいてしまいます。鹿島灘では他の産地と同じようにはまぐりの資源保護として、保護区域を設定し大洗町の漁協・鹿島灘の漁協・はさきの漁協で計画的な漁をしています。

鹿島灘のはまぐりは大きいのが特徴でしたが、潮干狩りで捕れるサイズとは比較にならないのが特徴です。お奨めなのは、産卵期前の6月~7月頃に捕れる7㎝から8㎝の中玉サイズです。おおぶりな10㎝サイズのはまぐりよりも、身が柔らかくて食べやすく、旨味も濃くなっているからです。

三重

三重県では、北部に位置する桑名市がはまぐりで有名ですが、潮干狩りができるのは松阪市にある海岸です。松阪市は松阪牛で有名ですが、はまぐりを潮干狩りで採取することができる海岸もあります。伊勢方面に向かう場合でも、はまぐりを楽しめることができるので、立ち寄ってみてはどうでしょうか。旬は5月末から8月頃です。

サイズも大きなもので8㎝程度のはまぐりもいますので、潮干狩りも楽しめて家庭でおいしく食べることもできます。

茨城

茨城県では、鹿島灘でのはまぐりが有名ですが鉾田市でもはまぐりは有名です。大竹海岸では、はまぐりまつりが開催されています。期間は、毎年5月の3日から6日までの4日間です。海辺で待機している参加者の目の前ではまぐりを放流し、合図によって一斉に潮干狩りを楽しむというイベントです。

また、はまぐり祭り以外でも、4月中旬頃から6月下旬の頃までの土曜・日曜・祝日では、1日2回の潮干狩りの開催もあります。また、茨城県北部の大洗町には、広大な砂浜を誇る大洗サンビーチがあります。

第一サンビーチでは、保護区域が設定されており禁漁区となっていますが、第二サンビーチでは、潮干狩りが楽しめます。使える道具の制限や、採取量が1日1㎏までで3㎝以下のはまぐりは採取禁止などのルールはあり、資源保護を行っています。

熊本

熊本県では、有明海や八代海にとても大きな干潟を有しています。そのため、全国でも有数の貝類の産地となっています。この広大な干潟と穏やかで温暖な海であるため、エサであるプランクトンもたくさんおり、大きく育つ環境です。

熊本の主要産地は、河口の干潟域であり、菊池川河口域・白川河口域・緑川河口域・八代海湾奥東部・球磨川河口域の5つに大別されます。このうち漁獲量が多いのは、有明海の緑川河口域にある川口漁業協同組合の漁場です。

日本で流通しているはまぐりは、本はまぐり・シナはまぐり・チョウセンはまぐりの3種類ありますが、いずれも全国ではまぐりとして売られていますが、殆どがシナはまぐり・チョウセンはまぐりであり、川口漁協で捕れるはまぐりは、全て貴重な本はまぐりです。旬は6月から8月で、旬の時期には殻いっぱいに身が詰まっており、プリプリとした食感が楽しめます。

あさりとはまぐりの旬の時期は違うのか

産地別のはまぐりの旬はいつ|あさりとはまぐりの旬の違いは
※画像はイメージです

日本の貝類の定番と言えば、あさりです。味噌汁をはじめとして、酒蒸しや深川飯などの和食をはじめとして、クラムチャウダーなどの洋食にも使われるとても美味しい食材です。

あさりは春と秋に旬の時期があります。春は3月から5月頃に旬を迎えます。ちょうど潮干狩りのシーズンです。秋は9月から10月となります。あさりは秋にも産卵シーズンを迎えるためです。あさりは、一年を通して市場で出回りますが、美味しい時期はこれらの産卵期前のシーズンとなります。

はまぐりは、値段も少々高いのですが、あさりははまぐりほど値段も高くありません。旬も範囲がありますので、旬の時期にはあさりを食べてみましょう。

地域によって旬の違うはまぐりを美味しく食べよう

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