布団にいるダニの退治・駆除方法|掃除機/スチームアイロン/乾燥機
更新日:2025年03月05日

ダニは乾燥も弱点としています。ダニは湿度が50%未満になると繁殖をすることができなくなります。そのため、布団の湿気を減らすことができれば、ダニはそれ以上増えなくなります。ただし、乾燥させることはあくまでダニの繁殖を抑えるだけで、ダニを死滅させることはできません。
布団を干すだけではダニが駆除されない?

布団を天日干しするだけではダニを駆除することは不可能です。ダニを駆除するには、50度以上の温度が必要です。布団を天日干しすることで、布団の温度が50度以上になることはほとんどありません。夏場には表面が50度を超すこともありえますが、ダニは布団の奥に逃げてしまうので生き残ります。
ただし、布団を干すことにも効果はあります。それは、布団から湿気が抜け、ダニが繁殖しにくくなることです。
ただし、布団を干すことにも効果はあります。それは、布団から湿気が抜け、ダニが繁殖しにくくなることです。
布団を干す際に叩くのは危険!?

布団を天日干しする際、布団を叩くのはダニ対策に効果的でしょうか。実はダニ対策としては効果がなく、しかも危険を伴います。ダニは布団の中で繊維に強く捕まっているため、布団を叩いても布団から離れることはありません。
布団を叩くことで、布団の中にあったダニの死骸や糞、卵が周囲に撒き散らされます。この撒き散らされた死骸や糞、卵が人間の肌に付いたり吸い込んだりしてしまうことで、肌トラブルや喘息のきっかけとなってしまいます。布団を干す際にも、なるべくダニの死骸や糞、卵を吸い込まないよう、マスクをつけるのがです。
布団を叩くことで、布団の中にあったダニの死骸や糞、卵が周囲に撒き散らされます。この撒き散らされた死骸や糞、卵が人間の肌に付いたり吸い込んだりしてしまうことで、肌トラブルや喘息のきっかけとなってしまいます。布団を干す際にも、なるべくダニの死骸や糞、卵を吸い込まないよう、マスクをつけるのがです。
ダニ対策を行う上で注意すべきことは?

ダニ対策を行う上で注意したいことが2点あります。1点目は、生きているダニの駆除だけでなく、ダニの死骸や糞、卵といった肌トラブルの原因を一緒に対策することです。
2点目は、ダニの駆除や布団を掃除する際などに、ダニの死骸や糞、卵を吸い込まないようにすることです。この2点に気をつけつつ、ダニ対策を行っていきましょう。
2点目は、ダニの駆除や布団を掃除する際などに、ダニの死骸や糞、卵を吸い込まないようにすることです。この2点に気をつけつつ、ダニ対策を行っていきましょう。
布団にいるダニの退治・駆除方法は何が効果的?

布団の中にいるダニ対策としては、色々な方法が知られています。その中でも特に効果的な方法を紹介します。効果的にダニ対策を行うポイントは、「熱でダニを退治する」ことと、「ダニの死骸や糞、卵を除去する」ことをセットにして行うことです。
コインランドリーの活用が最強!?

ダニ対策は「ダニの駆除」、「ダニの死骸や糞、卵の除去」、「布団の乾燥」まで一気に行えればベストです。そしてそれらを全て行うことのできるダニ対策最強の場所が「コインランドリー」です。以下、コンランドリーの一般的な使用方法を紹介します。
ただし、コインランドリーごとで使用方法が異なっている場合があるので、使用するコインランドリーの使用方法を確認した上で使用してください。敷布団の場合は特に要注意です。また、布団によっては使用できないケースもあるのでその点もあらかじめ確認しておくようにしましょう。
特にコインランドリーによって洗うことのできない可能性のある布団は、綿の和布団、羊毛布団、キルティング加工がされていない布団です。
ただし、コインランドリーごとで使用方法が異なっている場合があるので、使用するコインランドリーの使用方法を確認した上で使用してください。敷布団の場合は特に要注意です。また、布団によっては使用できないケースもあるのでその点もあらかじめ確認しておくようにしましょう。
特にコインランドリーによって洗うことのできない可能性のある布団は、綿の和布団、羊毛布団、キルティング加工がされていない布団です。
手順1:まずは高温乾燥機でダニを駆除
コインランドリーに行ってまず最初にするべきことは、布団を高温乾燥機に20分かけることです。コインランドリーにある大型の高温乾燥機の温度は80度以上であり、ダニが一瞬で死滅する温度です。布団全体に熱が行き渡るには15分かかるので、余裕を持って20分ほど乾燥機にかければ安心です。
手順2:続いて大型洗濯機で布団を丸洗いして死骸などを除去
手順1で死滅したダニの死骸と、ダニの糞、卵を布団から完全に除去する段階です。その前に念のため、布団に記載されている布団の取り扱い方法を確認しましょう。「水洗い不可」や「手洗い」の表記がある場合には、コインランドリーではなくクリーニング店に出す方が良いです。
洗濯機の種類、布団を紐で縛る/縛らないなど、コインランドリーごとで使用方法や注意点が異なっているので、事前にコインランドリーに確認して適切な方法で布団を洗うようにしてください。
洗濯機の種類、布団を紐で縛る/縛らないなど、コインランドリーごとで使用方法や注意点が異なっているので、事前にコインランドリーに確認して適切な方法で布団を洗うようにしてください。
初回公開日:2017年08月24日
記載されている内容は2017年08月24日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。