洗濯表示のマーク・絵の一覧|旧マーク/新しく変更された
更新日:2025年03月05日

気になる洗濯表示の意味は?

洗濯表示マークが変わって一年が経ちましたが、使いこなせていますか。マークの種類が増えて複雑に感じている人も多いでしょう。新しい表示は国際規格に合わせて統一されているので、輸入ものや海外で購入した服も、新しい洗濯表示マークを覚えてしまえば、迷うことなく洗濯でき衣類を守ることができます。
旧表示では「~するのがよい」と言う表示でしたが、新しい表示は「~まですることができる」という「上限表示」をもとに考えられています。ここまでは良いと解釈できるので、決められた範囲でやりやすい洗濯ができます。
少し複雑な表示もありますが、お気に入りのお洋服が縮んでしまった。色移りしちゃった。なんてことのないように、基本のマークとポイントをしっかりおさえておきましょう。
旧表示では「~するのがよい」と言う表示でしたが、新しい表示は「~まですることができる」という「上限表示」をもとに考えられています。ここまでは良いと解釈できるので、決められた範囲でやりやすい洗濯ができます。
少し複雑な表示もありますが、お気に入りのお洋服が縮んでしまった。色移りしちゃった。なんてことのないように、基本のマークとポイントをしっかりおさえておきましょう。
家庭洗濯できる衣類 おけマーク
洗濯関係の表示の変化のポイントの1つとして挙げられるのが、「おけマーク」への統一です。これまでは洗濯機で洗う場合と、手洗いの場合とでマークが別々でしたがそれが統一された形です。そこにはどのような理由や背景があったのでしょうか。
洗濯機からおけへ
今まで洗濯機表示だった「家庭洗濯」はすべて洗いおけに変わりました。「デリケート洗い?」と思いがちですが、家庭洗濯つまり洗濯機で洗濯ができるという意味です。マークは国内外で統一されているため、洗濯機の形が国ごとに違う事と手洗い表示もできるので、洗濯機から洗いおけに変わりました。
おけマークがあり型崩れの心配がなければ、洗濯機での洗濯がです。皮脂や汚れは付きやすいので、頻繁に洗い清潔を保ちましょう。心配なものはクリーニングへ出すこともできます。
おけマークがあり型崩れの心配がなければ、洗濯機での洗濯がです。皮脂や汚れは付きやすいので、頻繁に洗い清潔を保ちましょう。心配なものはクリーニングへ出すこともできます。
数字は水温
おけの中にある数字は水の温度です。【95】と表示されている場合は、95℃までの温水で洗濯が可能という事です。「洗濯機で95℃で洗濯することがある?」なんて思われそうですが、海外では高温水の洗濯が一般的です。
最近は日本でも『高温洗浄』が設定されている洗濯機が増えているので、「高温洗浄」や「煮洗い」を試したい時は温度表示を確認しましょう。
実は水で洗濯するよりもお湯で洗濯する方が洗浄力はアップします。洗剤が溶けやすく漂白剤が活発に働き漂白力を高めてくれます。皮脂汚れに関しては人の体温以上で溶け出し落ちやすくなります。汚れの気になる洗濯物は洗濯表示の温度内であればお湯洗濯が効果的ですので、ぜひお試しください。
最近は日本でも『高温洗浄』が設定されている洗濯機が増えているので、「高温洗浄」や「煮洗い」を試したい時は温度表示を確認しましょう。
実は水で洗濯するよりもお湯で洗濯する方が洗浄力はアップします。洗剤が溶けやすく漂白剤が活発に働き漂白力を高めてくれます。皮脂汚れに関しては人の体温以上で溶け出し落ちやすくなります。汚れの気になる洗濯物は洗濯表示の温度内であればお湯洗濯が効果的ですので、ぜひお試しください。
【ー】は水流を
おけマーク下の【ー】は水流の強さを表しています。【ー】の数が多いほど水流を弱くして洗濯するという意味なので、デリケート素材の洗濯物は【ー】の数を確認しましょう。【ー】1本は「洗濯機で弱い処理ができる」、【=】2本は「洗濯機で非常に弱い処理ができる」という表示になります。
おけに手を入れる 手洗い

デリケート素材の衣類にはわかりやすくおけに手が入るマークが表示されています。これは「手洗い」という意味です。優しく押し洗いしているところをイメージするとわかりやすいでしょう。
洗剤を溶かした水やお湯の中でたたんだ衣類を上から優しく押し、力を抜くという動作を繰り返して優しく摩擦を起こさないように洗いましょう。脱水は手のひらで優しくしぼるかバスタオルで挟み水分を取るタオルドライ、または洗濯機で30秒以内の脱水などで絞りすぎないよう気を付けましょう。
また洗濯機の「手洗いコース」「ドライコース」などの優しいコースで洗濯することもできます。水温は押し洗い、洗濯機どちらも30℃以下が推奨されています。
洗剤を溶かした水やお湯の中でたたんだ衣類を上から優しく押し、力を抜くという動作を繰り返して優しく摩擦を起こさないように洗いましょう。脱水は手のひらで優しくしぼるかバスタオルで挟み水分を取るタオルドライ、または洗濯機で30秒以内の脱水などで絞りすぎないよう気を付けましょう。
また洗濯機の「手洗いコース」「ドライコース」などの優しいコースで洗濯することもできます。水温は押し洗い、洗濯機どちらも30℃以下が推奨されています。
表示に×印は気を付けて!

マークに【×】がついている場合は「手洗いや水洗いが不可」のため、家庭での洗濯は避けクリーニング店へお願いしましょう。ウール素材などの衣類は水により縮みやすいので表示されていることが多いのですが、縮んでからでは遅いので、愛着があったり長く着たいものはクリーニング店へお願いしましょう。
漂白剤使用はフラスコマークから【△】へ

従来はフラスコマークで塩素系漂白剤の使用有無の表示だけだったものが、【△】の表示に変わり洗濯時の漂白剤使用の有無を3種類表示しています。従来のマークと少し似ているので覚えやすいでしょう。
【△】は「塩素系および酸素系漂白剤漂白剤が使える」
【△に//】は「酸素系は使えるが塩素系漂白剤は禁止」
【△に×】は「塩素系および酸素系漂白剤の使用禁止」
となり、酸素系は使えるが塩素系は使用できないの表示が増えました。
塩素系漂白剤は強い漂白力と殺菌力がありますが、色素を破壊するため色柄物には使用できません。白いものの漂白によいでしょう。酸素系漂白剤は塩素系漂白剤より漂白力はありませんが、肌や繊維に優しく色柄物や除菌・消臭対策によいでしょう。
色落ちなどの心配で迷ったときは、マークを確認してから洗濯をするとよいでしょう。
【△】は「塩素系および酸素系漂白剤漂白剤が使える」
【△に//】は「酸素系は使えるが塩素系漂白剤は禁止」
【△に×】は「塩素系および酸素系漂白剤の使用禁止」
となり、酸素系は使えるが塩素系は使用できないの表示が増えました。
塩素系漂白剤は強い漂白力と殺菌力がありますが、色素を破壊するため色柄物には使用できません。白いものの漂白によいでしょう。酸素系漂白剤は塩素系漂白剤より漂白力はありませんが、肌や繊維に優しく色柄物や除菌・消臭対策によいでしょう。
色落ちなどの心配で迷ったときは、マークを確認してから洗濯をするとよいでしょう。
初回公開日:2018年01月26日
記載されている内容は2018年01月26日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。