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ウインドブレーカーの洗濯方法と洗濯頻度・撥水性は落ちないのか

更新日:2017年12月01日

ウインドブレーカーのようにシャカシャカした撥水性の高い素材を自宅で洗濯するのはちょっと怖いという人も多いでしょう。ウインドブレーカーは自宅で洗濯することが可能なのでしょうか。ウインでブレーカーの自宅での洗濯の方法についてご紹介します。

ウインドブレーカーの洗濯方法と洗濯頻度・撥水性は落ちないのか

ウインドブレーカーの洗濯方法

ランニング用

ランニング用だからといって、ウインドブレーカーの洗濯方法は特に変わることはありません。気をつけたいのは洗濯表示タグです。それを確認して自宅での洗濯可能か水洗い可能か、手洗いだけの製品なのかということを判断します。

ウインドブレーカーの洗濯のネックになるのは「防水」「撥水」という点でしょう。また洗濯機が暴れるという報告もよく聞きます。これについては後述で詳しくご紹介します。

ウインドブレーカーの洗濯は中性洗剤を使用して、洗濯ネットに入れるということを気をつければ、ほとんどのウインドブレーカーは自宅で洗濯することが可能です。

ポリエステル素材

ポリエステル素材のウインドブレーカーを洗濯する時の特徴として「しわになりにくい」「洗濯物の乾きが早い」「逆汚れしやすい」というメリットとデメリットがあります。

しわにやりにくい素材ということは、逆に一度しわになってしまうと取れにくいというデメリットでもあります。特に長時間の脱水は厳禁です。ウインドブレーカーが洗濯でしわになってしまうのは、ほとんどがこのポリエステル製の素材を長時間脱水していることが原因となります。

その他、ポリエステル製のウインドブレーカーの洗濯で気をつけるのが「他の汚れのひどいものと一緒に洗わない」ということがあげられます。ポリエステル製品は汚れた洗濯水から汚れが再付着しやすいです。

・長時間洗濯機を回さない
・水量は多めに
・汚れのひどいものと一緒に洗わない

通常のウインドブレーカーの洗濯方法に加えて、この3点に気をつけましょう。

ウインドブレーカーの洗濯頻度

ウインドブレーカーの洗濯は、その人の汗のかきかたにも影響します。人によってはランニングした後は必ず洗濯するという人もいますし、1週間に1度という人もいます。サークルやクラブ活動で使用する人は、周りの人に対するにおいの迷惑も考えて、こまめに洗濯するように心がけましょう。

しかし「毎回洗濯すると洗い替えが間に合わない」ということもあります。平均すると2~3回着用して洗うとことになりますので、洗濯頻度の参考にしてください。

ウインドブレーカーを洗濯すると撥水性が落ちないのか

ウインドブレイカーの利点といえば防風と撥水です。洗濯することによってその撥水性が落ちるということはないのでしょうか。あるとすれば、その撥水性を高める方法や撥水性を元に戻すにはどうしたらよいのでしょう。ウインドブレーカーの撥水性を回復させる方法についてご紹介します。

防水を高める方法

ウインドブレイカーの防水や撥水力は、残念ながら洗濯を繰り返すことで効果が落ちてきてしまいます。だからといって洗わないわけにはいきません。防水・撥水加工が弱くなるのはウインドブレーカーの宿命といえるでしょう。

特に裏側に貼られているシームテープが劣化してくることによる水の染み込みを感じる人が多いです。洗濯や経年劣化による防水能力の低下は、このシームテープを貼り直すことで防水力を高めることができます。

シームテープは市販されていますので、水が染み込む場所の裏柄の縫い目に貼ることで長くお気に入りのウインドブレーカーを使い続けることができるでしょう。

防水剤の使い方

シームテープの他に防水スプレーを吹き付けて防水・撥水加工を自分でおこなうという方法もあります。防水スプレーをしたから雨の中でも全く濡れないというほどの効果は期待できませんが、小雨程度であれば防げる可能性が高まります。

「防水スプレーではすぐに効果がなくなってしまう」「もっと撥水性のある加工を自宅でできないのか」と思う人も多いでしょう。ウインドブレーカーの撥水力を高めるなら防水剤(撥水剤とも呼ばれる)を使用して自宅で防水加工してしまってはいかがでしょう。

防水剤の使い方はそのパッケージにかかれている割合で水に溶いて洗濯機で回す、または手もみ洗いをしたあと放置。すすぎ洗いはせずに脱水してそのまま乾かします。

元々防水・撥水加工をしていない素材には効果がありませんが効果が落ちてきた撥水力を高めて復活させる目的なら防水スプレーよりも威力が高く、長持ちします。

ウインドブレーカーが洗濯機で暴れるときの対処法

ウインドブレーカーの洗濯で多くの人が驚いて二度とウインドブレーカーは洗わないと思うくらいの衝撃を受けるのが撥水性のウインドブレーカーが洗濯機の中で暴れるという現象です。

このウインドブレーカーが洗濯機の中で暴れる原因は、その防水力にあります。ウインドブレーカーが洗濯機の壁面に張り付き、水の排水を阻害してしまいます。そのために、洗濯機がガタガタと暴れだしものすごい音と振動を起こします。故障したのではないかと大慌てする人も少なくありません。

このウインドブレーカーによる洗濯機の暴れは、とても簡単な方法で対処できます。ウインドブレーカーが洗濯機に張り付かないようにすれば良いので、必ず洗濯ネットに入れて洗濯するだけです。もし、張り付こうとしても密着する面積が狭くなるためそれほど大きく暴れることはなくなるでしょう。

ウインドブレーカーの洗濯しわの取り方

ウインドブレーカーを自宅で洗濯したらしわになってしまったというのもよく聞く話です。誤解されている人が多いですが、ウインドブレーカーの素材はアイロンがかけられない素材ではありません。

まずウインドブレーカーのタグ表示をよく見て何度のアイロンが可能か調べます。そのアイロンの温度の指定どおりにしてかければ洗濯しわを伸ばすことができます。

前述しましたが、ポリエステル素材のウインドブレーカーは脱水時間が長いとしわになりやすいです。「ウインドブレーカーにはアイロンを使いたくない」という人は、まず洗濯しわを作らないように脱水時間を短くして洗濯することを心がけましょう。

ウインドブレーカーの洗濯での汚れの取り方

まめに洗濯していればそれほど汚れが気になることはあまりありません。しかし、いつもの洗濯で洗い方が甘いときは袖口や襟首などに特にしつこい汚れがついてしまうこともあります。そんな時は、汚れのひどいところをめがけて洗濯機にかける前にブラシで汚れ落としをおこないます。

やり方
1.固形石鹸を洗濯ブラシにつけよく泡立てる
2.ウインドブレーカーの汚れている部分にブラシをあて一方向に動かす(この時ゴシゴシこずすらに軽くブラシを何度も動かすことが大切)
3.水で石鹸を洗い流してみて、汚れ落ちに満足しなければ2度洗いします
4.あとは普通に洗濯機で洗濯します

先にブラシでこすって汚れを落とすことで、スッキリとした洗い上がりに仕上がります。

ウインドブレーカーの洗濯は洗濯ネットに入れるべきか

ウインドブレーカーを自宅で洗濯する場合は、必ず洗濯ネットを使用しましょう。洗濯機をあばれさせないという目的がひとつと、ウインドブレーカーに使われている防水テープの剥がれを防ぐための目的もあります。洗濯機の中でよじれたり引っ張られたりすることで、どうしてもテープが剥がれやすくなり、その結果そこから水が内部に染みてくることにつながります。

洗濯機のためと、ウインドブレーカー本体のためにも自宅で洗濯するときは必ず洗濯ネットに入れて洗濯するようにしましょう。

ウインドブレーカーは自宅で洗濯すれば着心地もいい

冬のジョギングやスポーツをする時に防風力の高いウインドブレーカーは重宝します。しかし、スポーツに使うものですから汗やよごれもつきやすくにおいが気になります。できれば毎回、2~3回着用したら1回の頻度を目安に洗濯するようにしましょう。

洗濯によって撥水性が落ちますが、防水剤を使用したりすることで撥水性を復活させることも可能です。撥水性が落ちることを気にせずにいつも清潔なウインドブレーカーを着て、気持ちよくスポーツを楽しみましょう。

初回公開日:2017年12月01日

記載されている内容は2017年12月01日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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