Search

検索したいワードを入力してください

布団カバーの洗濯方法・頻度・黄ばみを取る方法|ファスナー

更新日:2019年03月19日

布団カバーはどのくらいの頻度で洗濯しているでしょうか。枕やシーツと違って、洗濯のスポットがなかなか当たりにくい布団カバーですが、放っておくと汚れやシミが目立ってしまいます。正しい布団カバーの洗い方や頻度、お手入方法についてご紹介します。

布団カバーの洗濯方法・頻度・黄ばみを取る方法|ファスナー

布団カバーの必要性とは?

実家が掛布団にカバーをつけていなかった、洗える布団だからカバーをつけないという人もいるでしょう。しかし、布団カバーをつけるのには意味があります。カバーをつけない状態だと、ほこりをはじめ、顔や身体の汗や皮脂汚れもつきます。汚れがつくたびに布団を丸洗いするのは大変です。

また、布団から出るほこりが舞うことも、カバーをつけていることで防ぐ働きがあります。特にハウスダストアレルギーがある人は、布団カバーをつけて頻繁に洗濯をした方が良いでしょう。布団と布団カバーのあいだには薄い空気の層ができるので、保温性が高まります。冬は特に布団カバーをしていた方が温かいと言えます。

布団カバーの洗濯方法

布団カバーの洗濯表示に洗濯機マークや手洗いマークがついているときは、水洗いができるので、家で洗濯することが可能です。どちらかのマークがついていないときは、ドライクリーニングが必要なので、家で洗濯ができません。家で布団カバーを洗濯するときの注意点は以下のとおりです。

手洗いする必要があるとき

手洗いマークがついているときは、手洗いか、洗濯機の手洗いコースで洗濯することができます。布団カバーは大判なので、手洗いするより、洗濯機の手洗いコースの方が楽に洗濯ができます。洗い方は、大き目の洗濯ネットに屏風状に畳んだ布団カバーを入れて洗います。

手洗いする必要があるときとは、目立ったシミや汚れがあるときです。シミや汚れの部分を手洗いで部分洗いし、その後洗濯機の手洗いコースで洗濯します。

洗濯機で洗うときの注意点

まず、洗濯機に入れる前に、布団カバーについたほこりを取り除くことが大切です。カバーの内側の角にはほこりが溜まりやすいので注意します。角のほこりを取り除き、全体的なほこりもベランダや外ではたくか、ざっと掃除機をかけてから洗濯機へ入れます。

洗濯機で布団カバーを洗うときは、必ず洗濯ネットに入れて洗います。毛羽立ちやしわを防ぐために、屏風状に畳んで洗濯ネットに入れます。洗濯ネットに入れておけば、何枚か同時に洗濯するときや、他の洗濯物と一緒に洗濯するときでも絡みません。布団カバーの生地が傷むのも防ぐので、大きめの洗濯ネットを用意しておくことをおすすめします。

ファスナー付きの布団カバーの洗い方

ファスナー付の布団カバーを洗濯するときは、ファスナーは閉めた状態で洗濯します。ファスナーを開けたまま洗濯すると、洗濯で出たほこりや糸くずが布団カバーの中に入り込みやすくなります。ひどいときは、一緒に洗った他の洗濯物が丸まって、角に溜まっていることがあります。

ファスナーを閉めて洗濯した布団カバーでも、洗った後に表面にほこりや糸くずがついているときがあります。濡れている状態だとほこりや糸くずは取りにくいので、完全に乾いてから掃除機や粘着テープで取りましょう。

布団カバーは裏返しして洗う?

洗濯ネットに入れていても、布団カバーは大きいので多少の摩擦が起こります。摩擦が起こると生地が消耗したり、毛羽立ちが目立ってきたりします。裏面は多少毛羽立ちが目立っても人の目に触れないので、洗濯するときは、裏返してファスナーを閉めてから洗濯する方がおすすめです。

表面に目立つような汚れがあるときや、何かをこぼしてしまったときだけ裏返さずに洗濯すると良いでしょう。

布団カバーのおすすめの洗濯の頻度

枕カバーは毎日洗う、シーツは週に1度洗うなど、頻度を決めて洗濯している人が多いです。しかし、布団カバーは頻繁に洗っている人が少ない傾向にあります。しかし、布団カバーにも汚れや汗がついています。シーツと同じ頻度の週に1回程度の洗濯が好ましいでしょう。

洗濯で布団カバーの黄ばみを取る方法

布団カバーの黄ばみの原因は、汗や皮脂汚れです。布団カバーは顔や身体が直接触れる部分でもあるので、布団カバーの顔側の部分は特に黄ばみやすいと言えます。黄ばんだ布団カバーの洗濯方法は以下のとおりです。

石鹸やボディーソープで部分洗いをする

身体用の石鹸やボディソープは汗や皮脂汚れを落としてくれます。よく泡立てて黄ばんだ部分につけて、歯ブラシなどで力を入れすぎない程度に黄ばんだ部分を洗います。汚れが落ちたらよくすすぎ、通常のとおり洗濯機で洗います。

漂白剤を使う

家庭用漂白剤には塩素系と酸素系がありますが、塩素系は色素が抜けてしまうので、真っ白の布団カバーにしか使えません。酸素系は塩素系よりも漂白力は弱いのですが、色柄物に使えます。生地を傷めることなく汚れを落とすことができ、殺菌効果もあります。

重曹

重曹も黄ばみを落とす効果があります。大きめのバケツなどに、500mlのぬるま湯(30~40℃)と大さじ1杯の重曹を入れて、よく溶かします。黄ばみのある部分を表面に出してたたんだ布団カバーを漬け込み、一晩置いておきます。そのあとは普通に洗濯すれば、黄ばみがすっきり落ちます。

酸素系漂白剤+重曹

部分的に特に黄ばんでいるときは、重曹と酸素系漂白剤を1:1の割合で混ぜ、40℃程度のぬるま湯を少し加えてペースト状にします。歯ブラシで黄ばんだ部分に塗り、20分程度置いておきましょう。軽く水洗いしてから、洗濯機で洗えば、頑固な黄ばみも取れます。

シルク地の布団カバーの正しい洗濯方法

シルクは基本的に洗濯できませんが、寝具の場合はお手入れがしやすいように、綿が混ぜてあったり、洗濯可能な寝具も登場しています。シルクの布団カバーを洗うときは、必ず洗濯表示を確認してから行います。

洗濯表示に示された水流の強さや脱水の強さに従いますが、一般的にはネットを使用して、シルクにも使用可能なおしゃれ着専用洗剤で洗います。生地が傷みやすいので、脱水の時間は短めに設定しましょう。変色を防ぐため、干すときは陰干しで自然乾燥して乾かします。

ダニ・ほこりを防ぐ布団カバーの洗濯方法

ダニやほこりを防ぐための、洗濯を行うときの対処法は以下のとおりです。

ダニを防ぐ洗濯方法

薄手の布団カバーは洗濯機で普通に洗うだけで、ほぼダニを洗い流すことができます。しかし、ワッフル素材や厚手のニット素材のような厚手の布団カバーはその効果が半減します。厚手の布団カバーを洗濯するときは、50℃以上の高温で洗濯すると効果がアップします。

ほこりを防ぐ洗濯方法

ほこりを防ぐには洗濯ネットに入れて洗濯する方法が一番です。他の衣服やタオルの糸くずやほこりが布団カバーにつくのを未然に防いでくれます。洗濯し終わってもほこりが気になるときは、掃除機や粘着テープで取りましょう。

洗濯後の布団カバーの干し方

布団カバーを素早く効率的に乾かすには、2本の洗濯ロープや物干しざおが必要です。横から見たときにM字になるようにして干すと、普通に干すより早く乾きます。

直射日光が当たる場所は早く乾きますが、直射日光は布を傷めやすいとも言われています。直射日光の当たらない風通しの良い場所で、M字に干し、風で乾かすイメージで干すと生地を傷めません。

布団カバーを洗うのに便利なおすすめ洗濯ネット3選

布団カバーを洗濯するときに便利な、おすすめの洗濯ネットを3点ご紹介します。

レック CX 角型 糸くず ブロックネット 超特大 ( 洗濯ネット )

洗濯ネットのメッシュ部分が粗いとほこりや糸くずが入り込んでしまいます。この洗濯ネットは細かなメッシュネットを採用しているので、ほこりや糸くずが入り込みません。60cm四方の超特大サイズなので、布団カバーもすっぽり入ります。

正方形に近いためか、洗濯機の中でねじれて他の洗濯物と絡まるということがなく、使いやすいです。

出典: https://www.amazon.co.jp/%E3%83%AC%E3%83%83%E3%82%AF-%E7%... |

洗濯王子の筒型くずよけネット

洗濯アドバイザーとして活躍する中村祐一さんがプロデュースする洗濯ネットです。タオルケットやカーテンなどの大判のものを洗うために作られた商品です。二層式、全自動式、ドラム式など、どのタイプの洗濯機にも使用でき、糸くずを防いでしっかり洗える構造になっています。

チャックの開閉が非常にしやすいですし、1年程使っていますが今のところ耐久性も問題ありません。サイズ的にもある程度のゆとりがあって、厚手のセーターなどを洗うのにも丁度良いですし、良い商品だと思います。

出典: https://www.amazon.co.jp/%E3%83%AC%E3%83%83%E3%82%AF-%E6%... |

寝具用洗濯ネット

シングルサイズの布団カバー、シーツ、毛布、掛布団を洗うために考えられた寝具用洗濯ネットです。ファスナーが大きく開くので、中身を出し入れしやすいのがポイントです。上部の両サイドには持ち手がついているので、脱水後の重い洗濯物も楽に持ち運べます。

百均の洗濯ネットとは違いネットに厚みがあり丈夫です。布団類以外にも、普段のデリケートな洗濯をこれにまとめて入れてこれ1枚で洗えるので毎日使用してます。

出典: https://www.amazon.co.jp/%E3%83%80%E3%82%A4%E3%83%A4%E3%8... |

布団カバーも手入れしよう

枕やシーツは頻繁に洗濯する人も、布団カバーに関してはあまり注目していません。しかし、日々汚れは溜まっていくので、気づいたときには汚れや黄ばみが目立ってしまいます。正しい洗濯方法で、週に1度はお手入れしましょう。

初回公開日:2017年11月22日

記載されている内容は2017年11月22日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

Related