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枕・枕カバーの洗濯方法|そば殻/羽毛/ウレタンフォーム

更新日:2025年03月05日

みなさん枕はこだわって素材を選んでいる方が多いと思いますが、メンテナンスや洗濯はしていますか?枕の素材によってメンテナンス方法があって、お手入れをするだけで枕が長持ちしたり、清潔にキープできます。今日から快眠に近づけましょう。

みなさん枕はこだわって素材を選んでいる方が多いと思いますが、メンテナンスや洗濯はしていますか?枕の素材によってメンテナンス方法があって、お手入れをするだけで枕が長持ちしたり、清潔にキープできます。今日から快眠に近づけましょう。
そば殻は洗うことができない素材です。洗ってはいけない理由は、

・そば殻は穀物の殻なので水洗いすると腐りやすくなる
・洗っても乾きにくく、湿っている部分から腐り始める
・雑菌が繁殖しやすくなる

そば殼枕のお手入れ方法は?

洗わずにそば殼をお手入れする方法は、枕の中身を全部出し、しっかり日光に当てる天日干しをするのがです。日光に当てることによって殺菌効果、除湿効果があります。大きな容器や新聞紙などにそば殻まんべんなく日光が当たるように広げて、しっかりと天日干しをします。

その他にも、天日干しをすると虫除け効果もあります。干すときは、そば殻を叩かないようにしましょう。そば殻が割れて粉が出てきてしまいます。

どうしてもそば殻を洗いたいときは、大きい鍋でそば殻を煮沸洗浄を行ったあと、ザルにそば殻を取りしっかりと水をきったあとに天日干しをします。そば殻が完全に乾いたら、目の荒めなザルに入れて粉になった蕎麦がらを振り落とし分けてから枕に戻します。

そば殻を買い換えるという手段もあります。

羽毛枕

羽毛枕とは?

羽毛枕とは、水鳥の毛(アヒルやガチョウなど)を使用した枕です。ダウン(水鳥の胸に生えている毛のこと。羽の軸がなくタンポポの綿毛のようにフワフワとした毛)やフェザー(羽の軸がある部位の羽根のこと。この羽軸から両側にやわらかな毛が生えています)が配合されて中に使用されているのですが、羽毛枕といえば柔らかな弾力とふんわり感です。

柔らかい弾力が頭部を包み込み快眠へと導いてくれます。一般的にダウンの割合が高いほど高級品となります。

羽毛枕に使われている羽根は、水鳥の羽根を洗浄消臭することで作られる天然素材です。水鳥の体温調節にはこの羽根が大きく関わっていて、高い通気性と保温効果にもすぐれていて、吸湿性、また発散性もそなえています。冬場は首元があたたかく、夏場は温度がこもらずムレにくいというメリットがあります。

羽毛枕は基本的には洗濯しない

羽毛枕の丸洗いは、メーカーにもよりますが一般的に禁止していることが多くみられます。基本的なお手入れの方法は、一週間に一度ほどの陰干しです。直射日光の当たらない、風通しのよい場所に干してください。湿気は下にたまりやすいので、両面とも干してください。干した後は枕の中の羽毛をもむように(羽根を折らないように気をつけながら)ほぐしていきます。

直射日光を当てた天日干しは絶対に禁止というわけではありませんが、羽根枕についてはふわふわとした膨らみ感が落ちてしまうことがあるので、長くても1時間ほどにしておいた方が無難です。枕の表面のホコリが気になる時は、叩いて落とすか、ブラシ付きの掃除機を使ってお手入れしましょう。

どうしても羽毛枕を洗いたいとき

どうしても羽毛枕を水洗いしたいときには、おしゃれ着用の中性洗剤を使って「押し洗い」や「もみ洗い」などの手洗いをしてください。やさしく洗った後、しっかりとすすぎましょう。すすいだ後、洗濯機で脱水をしてから、乾燥機は使わずに天日干しや風通しの良いところで自然乾燥させます。

しっかりと中まで乾燥させなかった場合、カビが発生したり臭う原因になってしまうので気をつけましょう。定期的に裏返して両面ともまんべんなく乾かしましょう。

羽毛枕は完全に乾燥するのに最低2日はかかるので、天気の良い日が数日続く日や、時間に余裕のあるときに手洗いするようにしてください。

洗う頻度はどれくらいがいい?

羽毛枕は洗濯をしすぎてしまうと、ふかふかとした弾力感がだんだんと失われていってしまいます。ご家庭での羽毛枕のこまめな洗濯は控え、1年に多くても2回を限度にしましょう。

ふだんから羽毛枕のお手入れとしては、定期的に陰干しをすることです。ふだんからお手入れをしていればニオイやへたり感が気になるということもないでしょう。

ウレタンフォーム素材の枕

ウレタンフォーム素材の枕とは?

ウレタンフォーム枕とは、ポリウレタンを原料として作られた細かい気泡をかかえた合成ゴム素材のことです。寝具などによく使われています。寝具以外では断熱材・吸音材として使われています。

枕でいうと「低反発枕」と呼ばれています。バネの様な「弾性」と粘土やガムの様な「粘性」を兼ね備えた他にはない性質です。

この性質によって、局部的な圧迫が少なく体圧が全体に分散されるので就寝時の血流にも良く、快適に睡眠できます。ウレタンフォーム枕はそれが持っている性質で、温度が高くなると柔らかくなり、低くなると硬くなりやすくなっています。

基本的にウレタンフォーム枕は洗濯しない

ウレタンフォーム枕は洗濯ができません。合成ゴム素材なので、水に濡らしてしまうと変質してボロボロと崩れていってしまいます。

しかし、ウレタンフォーム枕は、お手入れがとても簡単な素材でもあります。定期的に風通しのよいところで陰干しをするだけですみます。ウレタンフォーム素材は、小さな気泡が連続している特殊な構造をしています。そのため陰干しをして、空気の出入りをさせると枕を清潔に保つことができます。

この特殊素材は直射日光も同じく、変質してしまう可能性があるので長時間にわたって日光に当てないようにしましょう。また、もともと付いている素材保護用のカバーは取り外さないようにしましょう。
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初回公開日:2017年12月24日

記載されている内容は2017年12月24日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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