【家電別】コンセントのアース線の付け方|ネジ/オーブンレンジ
更新日:2020年08月28日
ここでは、アース線をするメリットの静電気の防止について説明します。まずは静電気について説明します。静電気とは、すべての物質には、マイナスの電子とプラスの陽子で構成された原子が含まれます。
静電気の発生は、通常はマイナスの電子とプラスの陽子の数が同じつまりバランスがとれた状態です。その状態から2つの物体が接触することでマイナスの電子などが移動して帯電現象を起こします。この接触帯電により静電気が発生します。
簡単にいうと2つの物体が接触するときに起こるマイナスの電子とプラスの陽子の電荷の分離により静電気が発生します。では静電気は人のからだにどんな影響があるのでしょうか。静電気のからだへの影響は、からだに蓄積されてしまうと、肩こり・腰痛・免疫力の低下などの症状が出る人もいます。
静電気を放出する方法
なので、からだに蓄積された静電気を放出することが大事です。そのからだに蓄積された静電気を放出方法は、電気のとおりやすいものに触れることです。これは家電製品などのアース線と同じようにからだに蓄積した静電気を外に逃がすことができます。
またドアノブや車のドアとの接触する前などに、くっつけることでからだに蓄積した静電気を放出してくれる静電気除去グッズや静電気防止スプレーも効果的です。
ノイズによる悪い影響の防止には
ここでは、アース線をするメリットとしてあげたノイズによる悪い影響の防止について説明します。家電製品のノイズによる悪い影響とは、家電製品のノイズによる悪い影響には、ノイズによって家電製品が正しく機能しないことがあります。
特にマイコンなどで制御されている家電製品は、マイコンの誤動作を招く恐れがあります。その誤動作を防ぐ意味からもアース対策は大事です。家電製品などに使用されている小型化した半導体の微細化によりノイズが発生しやすくなっていますのでしっかりとアース線を取り付けたアース対策をしましょう。
アース対策により落雷による被害を軽減
ここでは、アース線をするメリットの落雷による被害の軽減について説明します。夏に多く発生するのが落雷によるパソコン・エアコン・テレビなど家電製品の故障です。雷の電圧は200万ボルトから10億ボルトで、一般的な雷の電圧は1億ボルトが多いと言われています。
また雷の電流は1000アンペアから20万アンペアと言われ、時には50万アンペアとの雷も発生すると言われています。そんな大電圧と大電流から家電製品を守るためにもアース線でのアース対策は大事です。
また雷の対策としてはアース線でのアース対策以外にも雷サージ抑止機能を持ったサージプロテクタなどの電源タップに変える対策があります。
一般的なアース線の付け方
ここでは、一般的なアース線の付け方について説明します。コンセントにネジ式のアース接続端子がついているタイプのアース線の付け方について説明します。まず感電などの危険防止のために電源プラグを外しておきます。
次にコンセントにネジ式のアース端子がある場合は、その端子にアース線を取り付けることになるのでその準備としてネジをドライバーを使って緩めていきます。その緩めたネジにアース線を差し込めんでアース線を引っ張ってもに抜けたりしないように固定すればアース線の接続は完成です。
種類別コンセントのアース線の付け方
今まではアース線をする目的やアース線をするメリットとしてあげた電磁波の防止・静電気の防止・ノイズによる悪い影響の防止・落雷による被害を軽減などについて説明してきました。ここからはネジによるアース線の付け方、ワンタッチで付けられるアース線の付け方など種類別コンセントのアース線の付け方について説明します。
ネジによるアース線の付け方
ここでは、ネジによるアース線の付け方について説明します。ネジによるアース線の付け方には、アース線を取り付ける電源コンセトのカバーを開けたところにあるネジをゆるめてゆるんだネジの金属部分とアース線を取り付けるマイナスドライバー1本の簡単な付け方ができるタイプがあります。
またネジ式のアース線の付け方は、電源コンセトのアース端子によって付け方が少し変わってきます。
ワンタッチで付けられるアース線の付け方
ここでは、ワンタッチで付けられるアース線の付け方について説明します。ワンタッチで付けられるアース線の付け方ができるタイプの電源コンセトは、穴だけが空いていてその穴の中にアース線を入れて、ふたを締めれば取り付け完了になるアース線の付け方ができます。
このタイプの電源コンセトでのアース線の付け方では、アース線を引っ張って簡単に抜けないように確認をすることが大事です。
初回公開日:2018年03月23日
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