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【種類別】ラナンキュラスの育て方|種/苗/初心者/プランター

更新日:2020年08月28日

ラナンキュラスの花を見たことがありますか?ラナンキュラスは丸いフォルムが可愛らしく、八重咲の花びらがとても美しい魅力的な花です。育て方は苗からだけではありません。今回は、ラナンキュラスの種類別の育て方についてご紹介していきます。

【種類別】ラナンキュラスの育て方|種/苗/初心者/プランター

ラナンキュラスの苗からの育て方は?

ラナンキュラスの苗からの育て方を見ていきましょう。ラナンキュラスの苗は、2月~3月になると出回ります。開花する直前のものや、すでに花が咲き始めているものもありますが、ほとんどの苗はたくさん花をつけた状態で販売されています。

葉っぱが黄色くなっていないか、痛んでいないかに注意して選びましょう。黄色くなっているのは根づまりをおこしている可能性があります。葉が緑で、活き活きとして大きいもの、そして、株が大きくつぼみがたくさんついているものが、元気に育ちやすいでしょう。

育てたい色がある場合は、つぼみの色で判断せずに、きちんと咲いた状態の花の色を見て決めます。つぼみの時の色と開花した花の色が違うことがあるからです。

ラナンキュラスの苗は、寄せ植えにしてもきれいです。草丈などを考えて、色んなお花と一緒に楽しめます。

苗を植えてみよう

苗はビニールポットに入っているので、鉢と土を準備しておきます。土は腐葉土などが入った根張りの良い培養土がいいでしょう。準備した土に水をかけて湿らせておきます。根鉢を崩さないように植え付けます。深さ5~10センチのところに球根がくるように苗を置き、土をまわりに入れて安定させます。

ラナンキュラスの球根からの育て方は?

ラナンキュラスの球根からの育て方を見ていきましょう。ラナンキュラスの球根は、ホームセンターなどで比較的簡単に手に入ります。

ホームセンターなどで買った球根は、カサカサに乾燥しています。そのまま土に植えると、急激に水を吸収してしまい、球根が腐る可能性が高いでしょう。植え付ける前に吸水処理をすることが大切です。

気温が15℃以下になった10月頃に、吸水処理と植え付けを行いましょう。

吸水処理をしよう

湿らせたバーミキュライトの中に球根を埋め、7日間ほど冷蔵庫で管理します。時々、乾いていないか確かめましょう。乾いていたら、霧吹きなどで水分を足してあげます。水をあげすぎると、球根が腐ったりカビが生える原因になるので気をつけましょう。

または、ティッシュペーパーやキッチンペーパーを軽く濡らして球根を包み込み、ラップやビニール袋に入れます。こちらも冷蔵庫で管理するのがいいでしょう。

黒くなって腐ってしまった球根は残念ですが捨てましょう。吸水して大きく膨らんだら、冷蔵庫から出して発芽を待つのもいいですし、待たずに植え付けをすることも可能です。

植え付けよう

吸水処理をしてしっかりと膨らんだ球根は、発芽を待たなくても植えることができます。水はけが良く、有機物に富んだ用土を使いましょう。

鉢植えなら、4号~5号の大きさに1つ植えます。プランターなら、球根がギュウギュウにならないように、余裕をもって植えます。大きい花を咲かせたい場合、間隔は15センチくらいが理想です。

球根は、とがっている方(トゲトゲしている方)を下にして、深さ3センチ程度に浅く植え付けます。植えてすぐの水やりはせず、2~3日経ってから土の表面が湿るくらいに水をあげましょう。

ラナンキュラスの種からの育て方

ラナンキュラスの種からの育て方を見ていきましょう。ラナンキュラスが開花して1~2ヶ月経つと、鞘が茶色くなります。種が入っている鞘を切り取り、風が吹いていない日に天日干しします。乾燥したら鞘から種を取り出します。紙袋に入れ、乾燥材を入れた密閉容器で常温もしくは冷蔵庫で保存します。

10月頃、気温が20℃以下になって涼しくなったころに種まきします。少量であればポット播きにして、種が重ならないように播きます。1つのポットに10粒ほどが目安になります。覆土は、種が隠れる程度にしましょう。

2週間ほど経つと、ポツポツと発芽しはじめます。3週間少し経てば発芽が揃うでしょう。芽が出て2~3センチの丈になり、本葉が3~4枚になれば、ポットあげします。

ラナンキュラスの地植え

ラナンキュラスの地植えでの育て方を見ていきましょう。気温が20℃以下になった10月頃に地植えをします。水はが良く、日当たりのいい場所を選びます。15センチ間隔をあけて、土の表面から3センチの深さに球根を植えます。

あらかじめ球根をポットで育てて、芽があふれるように出てきてから、地植えする育て方もあります。ホームセンターなどで苗を買ってきて地植えをする育て方も良いでしょう。

土が乾いたてから、たっぷりの水をあげましょう。株が大きくなってきた頃には肥料もあげます。10日に1度が目安です。株が小さく、茎が細い場合は、肥料が足りていません。

ラナンキュラスは比較的耐寒性が強いのですが、霜には弱いです。鉢植えなら簡単に移動できますが、地植えは移動させることができません。霜対策に「不織布」を使いましょう。「不織布」をかけて、霜がラナンキュラスに当たらないようにしてあげましょう。

ラナンキュラスを北海道で育てるには

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初回公開日:2018年01月09日

記載されている内容は2018年01月09日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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