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【種類別】ユリの育て方|球根/ムカゴ/プランター/室内

更新日:2020年08月28日

ユリのように存在感のある美しい花の育て方をご存知でしょうか。ユリの花の育て方は比較的簡単に行うことができます。きちんとした育て方を知って、ユリを美しく咲かせてみましょう。種類によって育て方が難しいユリもありますが、花が咲いた時はとても感動します。

【種類別】ユリの育て方|球根/ムカゴ/プランター/室内

ユリは秋に植える「秋植え」の花です。球根での育て方が一般的なので、球根自体は比較的簡単にホームセンターなどで購入することができます。鉢植えで楽しむこともできますし、地植えでもユリの育て方はほとんど変わりませんので、ご自分で都合の良い育て方をするとよいでしょう。

球根の植え付け(地植え)

球根をホームセンターで購入するなどして用意したあとは、いよいよ植え付けですが、時期は10月から11月が適しています。ここでは地植えの場合の育て方をご紹介します。

植え付けを行う前に土を良く耕しておいてください。植え付けを行う場合30センチ以上の深さまで耕しておくことが必要です。ユリは種類によって好む土が違うので注意が必要です。ユリの種類を調べて育てるユリの好む土を混ぜて使いましょう。植え付ける時は球根2個分くらいの深さに植えます。球根を並べて植える時には球根を3個分くらい離して植えるようにしてください。

地植えの時の水やり

ユリは地植えでの育て方の場合、植え付けた時にたくさん水を与えた後はほとんど天気に任せて構いません。天気が続き土が乾いてしまうようなときには乾燥しないようにたくさん水を与えます。

地植えの時の肥料

肥料は植え付けた時にたくさん与えるようにします。ゆっくりと効果がでる肥料を用意し巻いておきましょう。芽がではじめたらもう一度肥料を与え生育を促します。2週間に一回ほどの割合で液体肥料などを与えても大丈夫です。

ユリは球根での育て方が一般的ですが、花が受粉して種をつけることがあります。ユリの花が咲いて鞘の中から種がこぼれます。ユリの種からの育て方は時間がかかってしまうため、1年や2年では花が咲きませんが、長い年月をかけて育てる育て方があります。

ユリの種は長い年月をかけて小さな球根となり、その球根をまた長い年月をかけて肥らせます。ユリの花が咲き終わり、種ができた時は、種が熟し飛び散ってしまう直前に鞘ごと収穫しておきましょう。

種からの育て方ですが、収穫した種は3日から4日程度よく乾燥させます。この時、直射日光などには当てずに日陰で乾燥させるようにしましょう。選別は高い位置から落としてみると軽い種は吹き飛んでしまい重い種は下に真っすぐ落ちます。重さのある種だけを選んで育てましょう。

病気などにかかりやすいユリは種の時に消毒をしておくと病気にかかりにくくなります。12月の中旬ごろ植えます。

植え替えの時期

11月ごろにはユリの花が枯れてしまいます。ユリの花が枯れてしまった後は球根の植え替えを行います。育て方のポイントですが、球根性植物の中でもユリは球根を守る皮がなく、そのため花が枯れたら茎を切り落とし、掘り起こした後は新しい土へと植え替えを行う必要があります。

地植えの場合、ユリの球根の並べた距離によっては植え替えをするのは3年に1度くらいで大丈夫です。植え替えをしない代わりにゆっくりと効く肥料をまいてあげると球根が元気に冬を越すことができます。

ユリの増やし方・分球方法

ユリの増やし方はさまざまですが、分球という方法がもっとも一般的で花がキレイに咲いてくれます。ムカゴなどができていた時には分球するようにして、乾燥しないうちに手早く球根を手で分けます。この方法であれば育て方にも影響はなく、同じ花を咲かせることができます。

ユリのムカゴからの育て方

「ムカゴ」という言葉をご存知でしょうか。ムカゴはオニユリなどの種を作らない種類のユリが、葉っぱの付け根に生やす珠芽の事を指して使う言葉です。種を作らないオニユリは球根の分球の他にムカゴで数を増やしてゆきます。

花の咲く時期に自然に落下するムカゴですが、害虫などから守るためには自然に任せた育て方をしてはいけません。水はけのよい土を選び、土が軽くかぶるほどの深さに埋めます。水は土が乾いてきたら与えましょう。半年ほどで芽が出ますが、花が咲くようになるまでには3年から4年ほどの年月がかかります。

オニユリの他にもムカゴができるユリはカサブランカやコンカドールといった種類の花になります。

ユリの室内での育て方

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初回公開日:2018年01月10日

記載されている内容は2018年01月10日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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