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みかんの木の育て方|種/鉢植え/害虫駆除/病気/消毒

更新日:2020年08月28日

寒い季節に甘くてちょっと酸味のある、美味しいみかんは風邪を引かないビタミン剤のようです。そんなみかん種からでも、苗からでもみかんの木に育ちます。育て方によっては、たくさんのみかんの収穫が出来ます。美味しいみかんを、食べるためのみかんの木の育て方ご紹介します。

みかんの木の育て方|種/鉢植え/害虫駆除/病気/消毒

みかんの木にも害虫がつきます。「アブラムシ」や「カイガラムシ」「ハダニ」「ハモグリバエ」などが代表的な害虫です。

「アブラムシ」や「ハダニ」は、酢原料にした予防剤を使ってあらかじめ予防してください。もしハダニが付いても、水で流れますので葉の裏まで丁寧に水を掛けて駆除してください。アブラムシは、少なければ粘着剤の付いた綿棒で駆除できますが多く付いていたら駆除剤を使って駆除します。

「カイガラムシ」は、丁寧にブラシで落として行く事が一番です、葉を傷めてしまうので気を付けながら行ってください。「ハモグリバエ」は、苗と一緒に付いてくることがあります。葉の中に葉の中に入って栄養分を食べてしまいます。黄色に寄っていく傾向があり、トラップが市販されていますから購入できます。

害虫の時期

アブラムシやハダニは、4月下旬から10月いっぱいまでは気にしてください。カイガラムシは、1か月さらに気を付けていただいて11月いっぱいまで気にしてください。

みかんの育て方で、一番時間を掛けなければいけないのが害虫との闘いです。ハモグリバエは、みかんの木に網を掛けると防ぐ事ができます。苗と共に来たら厳しいでしょう。

消毒

消石灰に殺虫剤の原液を少し混ぜて、刷毛で根元から4~5cmくらいまで丁寧に塗ってください。苗木で買った時はすぐに行ってください、種からまいて育ったみかんの木は忘れずに、大きくなったら消毒予防薬を塗ってください。6~9月上旬まで何度か塗る事をします。せっかく良い育て方をしても害虫につかれたら元も子もありません、しっかり守りましょう。

病気

みかんの木に限らず、うどんこ病はなる確率が高い病気です。みかんの木でも、病気に強い木と弱い木があり毎年うどんこ病になる木もあればまったくならない木もあります。育て方などは関係なく病気になる気はあるようです。病気にならないように風通しを良くしたり木に予防薬を塗ることも必要です。

基本病気になりにくいので、うどんこ病には気をつけたら大丈夫です。ある意味あまり手のかからない、育て方ができる育てやすいのがみかんと言う事です。

実がならないなど

みかんの木にみかんがならない、育て方も間違えていないのになぜかみかんの実がならない事もあります。たとえば、種から育てていくと実がならない事もあります。また、みかんの木は成長期が8年以上と長いのでいつまでたっても実がならないと感じてしまう。実がならないと、言われる由縁がこんなところにあります。

その他に考えられる事は、春の肥料をやり過ぎて葉の方に栄養がいってしまい、葉の成長が良すぎて花芽に栄養がまわらない事があります。実が成らない原因になることがあります。

みかんの木の鉢植えでの育て方

みかんの木を鉢で育てる育て方として、土や肥料と水やりがポイントとなります。水は土が乾くときはたっぷりと与えてください。また、冬は根が動かない時期で土壌の管理がしやすく「苦土石灰」を使える時期でもあります。

みかんは剪定と水やりを怠らなければ、育て方は簡単なので誰でもみかん造りができます。暖かい場所をみかんの木は好みますから、暖かいところを探して常に移動させてください。ただ、鉢で育てるために上にどこまでも育ってもらっても困りますから、ある程度切りそろえた高さを抑えるような育て方にしてください。

みかんの木用の土

みかんの木の育て方の中には、適した土が必要になります。路地植えのみかんの木の土は、あまり気にしなくても良いのですが鉢植えのみかんの木の婆場合は、多少気にしてください。栄養分も含んでいたり、土の状態を整えるための堆肥や土を使用して、管理しやすい土でみかんの育て方も簡単になります。

土の種類内容
バーク堆肥土の環境を整えてくれる便利な堆肥です。十分な水分を蓄える事ができ、空気の流れも通してくれます。栄養素は、さほどありません。
真砂土マグマが冷めてできあがった岩が風化して砂になった土です。
活性炭雨水などを濾過する時などに必要になる炭です雑菌対策にも必要です。
腐葉土昔から使われてきた、栄養素を含んだ土です。
バーミキュライト酸化ケイ素、酸化マグネシウム、酸化アルミニウムを含んでいる鉱物です。水に溶けにくい素材です。

肥料など

みかんの木への肥料は、3ヶ月くらいに一度化成肥料か有機肥料をあげてください。肥料を上げる時期は、11月に「秋肥料」をあげて3月に「春肥料」を与えます。この時期に肥料を上げるのは、春は暖かくなってきますから地温も上がってきます。新しく出てくる葉や花芽に栄養が回るように肥料を与えます。

秋肥料は春に向けて、新芽のための栄養補給のために秋に肥料を与えます。秋と春の間に与える夏の肥料は、実を付けるようになった時に肥料が足らなかったら夏に肥料を与えるようにしてください。

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初回公開日:2018年01月16日

記載されている内容は2018年01月16日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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