クランベリーの育て方|種/苗/プランター/地植え/室内
更新日:2020年08月28日
クランベリーの種はとても小さいのですが植えるときちんと育てます。2ヶ月ほどで芽を出しますが、発芽してから実ができるまでには4年以上の長い年数がかかってしまいます。育て方は地植えでも鉢植えでもおこなうことができますので、好きな育て方を選んで試してみましょう。
枯れる
種から育ててつるのような枝を伸ばしていくクランベリーですが育て方によっては枯れてしまう事もあります。クランベリーはもともと涼しい気候での育て方があっているため、暑い日が続いてしまうと葉と葉の生い茂っている部分が蒸れてしまい枯れてしまう原因になります。
他にも水切れが原因で枯れてしまう事もありますし、酸性の土を好むクランベリーは酸性度が足りない場合にも枯れてしまう事がありますので注意が必要です。
植え替え
鉢植えでの育て方の場合には、根がつまりすぎないようにするために2年ごとに植え替えをします。この時も酸性の土になるように気を付けておこなってください。
地植えでの育て方の場合は植え替えをする必要はありませんが、ピートモスを年に一回土に混ぜてあげましょう。
クランベリーの苗からの育て方
クランベリーは苗からの育て方が一般的なので、ホームセンターや緑化センターなどで手軽に手に入れることができます。苗からの育て方の方が実がなるまでを早く楽しむことができるのでです。
小さいクランベリーの苗の場合は鉢やプランターなどでの育て方が向いています。その場合水はけのよい湿った土を使う事が大切です。初心者であればブルーベリー用の土がホームセンターなどで購入でき、扱いやすいのでできます。
腐葉土にピートモスのほか、さらっとした砂も混ぜるとクランベリーの実がなりやすい土になります。植える時にはクランベリーの苗の根を少しほぐしてから植えるようにしましょう。
育て方で大切なポイントは、とにかく土を乾燥させないようにすることです。混ぜ合わせた土にミズゴケなども合わせることで土の乾燥を防いでくれる効果があります。
つる
クランベリーは順調な育て方をすることで、つるの部分が2メートル近くまで伸びることもあります。地面に沿って伸びていくこともあれば、壁際に植えているときは壁に這わせてもクランベリーを楽しむことができますので試してみて下さい。
寒さにあてたつるは葉っぱの色が赤茶色に変化しますが、寒さにあてない育て方をした場合は緑色のままです。紅葉も楽しむことができるクランベリーはどの季節にも楽しむことができます。
クランベリーの鉢・プランターでの育て方
涼しいところでの育て方が向いているクランベリーは、暖かい地域などで栽培する場合は安定したクランベリーの収穫は見込めません。そのため観賞用としての育て方にはプランターや鉢植えをします。
鉢植えでの育て方ですが、まず土はブルーベリー用の土かピートモスを使って栽培します。酸性の土を好むクランベリーは常に湿気を好むため、腐葉土とピートモス、そして砂を混ぜたものをプランターに用意しましょう。
クランベリーは茎が長く伸びます。そのため鉢植えには背が高い植木鉢を用意して下さい。低い場所ではなくなるべく高い場所で育て方をした方が衛生的で果実がカビ臭くなることも防いでくれます。
植え付け方法
酸性の用土を用意した苗がちょうどすっぽり入るような鉢に、ミズゴケなどで根を包み乾燥しないように対策を施した状態のクランベリーの苗を植えつけます。水持ちが良い状態の土を作ることが育て方のポイントです。
剪定
伸びた場所や生い茂ってしまった場所は、花芽を切らないように細かく剪定しましょう。風通しを良くし、日当たりを一定にすることでよく育ちます。
肥料
2月から3月にかけて醗酵油かすのような有機肥料を与えます。花が終わったあたりでも一度同じように肥料を与えると良いでしょう。土が酸性になっているかどうかを調べて酸性肥料なども与える事も育て方のポイントです。
季節別クランベリーの育て方
初回公開日:2018年01月10日
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