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干し柿にカビが生えた時の対処法・カビの見分け方・カビ防止方法

更新日:2020年10月02日

干し柿を作る際に気を付けなければならないのは『カビ』です。干し柿は非常にカビが生えやすく、素人目にも判断しにくいので注意が必要です。今回は『干し柿に生えてしまったカビ』について詳しく解説します。カビが生えた干し柿、どのように対処したら良いのでしょうか。

干し柿にカビが生えた時の対処法・カビの見分け方・カビ防止方法

冷蔵庫で保存してカビの発生を抑える

干し柿のカビの発生を抑える方法は、干し柿を保存するのであれば冷蔵庫に入れておくと良いでしょう。紙袋やキッチンペーパーなどで優しく包んだらジッパー袋に入れて密封させ冷蔵庫に入れておくと乾燥を防ぐだけでなくカビの発生を防ぐ事ができます。

干し柿のカビを食べたときの対処法

カビが生えてしまった干し柿を食べてしまった時はどうしたら良いのでしょうか。ここではそんな疑問を詳しく解説していきます。

干し柿に生えたカビを食べてしまったときの症状

カビは細菌の一種ではありますが、日本にいるカビは食べたからと言って命に関わるほどではありません。また、日本のカビは胃酸によって殺菌されるのでそこから繁殖することもまずないと言われています。

カビを食べてしまった場合の症状としては腹痛や下痢などの症状で終わることがほとんどです。

カビを食べてしまったら殺菌できる食材を口にしよう!

カビを食べてしまったら軽い症状は出てしまうものの、日本において命にかかわるようなことはありません。しかしながら細菌を口にしているわけですから殺菌できる食材を口にすることが対処法としてです。体内から消毒をしてあげましょう。

●殺菌作用のある食材一覧●
・うめぼし
・冬瓜や小豆
・シソや大葉
・香辛料
・純度100%のはちみつ
・たまねぎなどのネギ類
・穀物酢
・にんにくや生姜などの薬味類
・りんご

念には念をでこういった食材を口にして殺菌作用を高めるようにしましょう。

カビで怖いのはカビ菌よりも食中毒!

カビは細菌でありながら人体にとっては無害であることが多いため驚く人も多いのではないでしょうか。カビを食べてしまったら腹痛や下痢などの症状が出ることもありますが、これは一概にカビのせいだとは言い切れません。干し柿についたカビだけでなく、それにさらに付着した他の菌の影響であることが考えられます。

つまり、これを要約すると『カビが生えている状態の干し柿は、干し柿自体が傷んでいることが考えられる』ということです。そのため、カビの影響だけでなく食中毒菌のリスクが大きく、カビよりも他の菌の方が怖いといっても過言ではないでしょう。よって、カビが生えている干し柿の場合は、どうにかして食べよう、と考えるよりも諦めた方が安全策と言えるのです。

干し柿はカビが生えやすいので注意が必要

干し柿は非常にカビが生えやすい食品なので干している最中であっても、保存する場合にも注意する必要があります。特に干し柿を作る際は湿気がたまらないよう、風通しの良い場所に置くことが重要で、『場所』と『時期』を選ぶことが大切です。定期的に焼酎スプレーをかけるとカビ防止に繋がるのでです。

もしも干し柿にカビが生えていたとしたら少量であれば取り除いて乾燥させることで食べることはできます。しかし、カビの根は意外に深いことや、素人目での見極めが難しいためカビだと感じたら諦めた方が安全だと言えるでしょう。干し柿は甘くて昔懐かしさを感じることのできる日本の伝統的な食品です。せっかくの干し柿ですからカビ防止を最大限に行って、美味しい干し柿を目いっぱい堪能しましょう。

初回公開日:2017年11月28日

記載されている内容は2017年11月28日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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