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ゴムパッキンのカビの取り方・場所や物での対処方法の違い

更新日:2020年08月28日

ゴムパッキンのカビをついつい放置していませんか?気が付かないうちにどんどん生えてしまうしつこいカビ。清潔を保つためにはすぐに対処すること、予防することが大切です。お風呂場、窓、キッチン用品などのゴムパッキンについてしまったカビの取り方をご紹介します。

ゴムパッキンのカビの取り方・場所や物での対処方法の違い

ゴムパッキンに生えたカビの取り方

ゴムパッキンに生えたカビの取り方をご紹介していきますが、その前にカビはなぜ繁殖してしまうのでしょうか。カビが繁殖する条件は4つあります。1つめは、温度が20℃~30℃の間です。2つめは湿度が65%以上です。

90%以上になると浴室で見かける黒カビが発生します。3つめは、食品や汚れ全般の栄養です。体を洗った時に出る垢や、髪の毛、シャンプーやボディーソープの残りのカス。プラスチックまでもがカビの栄養となります。4つめは酸素です。

4つめの酸素以外は、日々の掃除や予防などによって排除できるものです。では、どのように掃除し、予防するのが良いのでしょうか。

ゴムパッキンのカビ、掃除方法

ゴムパッキンにカビが生えてしまった場合、すぐに掃除することが大切です。まだ早い段階だと、拭き取るだけで綺麗になります。根が張ってしまうと、方法のひとつとして市販のカビ取り剤(塩素系)を使用することになります。それでも落ちない場合は張り替えということになってしまいます。

塩素系のカビ取り剤を使用するときは、必ずゴム手袋、マスク、ゴーグルを使用しましょう。そして窓を開け、換気扇をまわしてください。窓は2か所以上開けると換気の効率が上がります。

また、酸性タイプの製品と混ぜると有毒なガスが発生するので注意しましょう。カビ取り剤をスプレーしたら、大体の場合数分で洗い流せば綺麗になります。汚れが酷い時は20分から30分置いてから洗い流すと効果的です。

カビの繁殖を予防する方法

上記で、カビが発生する条件を説明しました。湿気があると繁殖するので、水気をしっかりと拭き取り、換気をこまめに行うことが大切です。また、汚れなどを栄養とするので石鹸の残りカスや、液だれなどを放置せずに拭き取りましょう。

片栗粉+塩素系漂白剤

塩素系漂白剤を使ってカビを綺麗にしようとした時、液体のままだと汚れにかけても流れて行ってしまいます。しかし、塩素系の漂白剤に片栗粉を混ぜることによってゴムパッキンについたカビにしっかりと定着するのでとても効果的なのです。やり方をご説明します。

塩素系漂白剤(大さじ1弱)に片栗粉(大さじ1)を混ぜ、よく練ります。その際必ずゴム手袋を使用してください。水っぽくならないように注意します。ゴムパッキンの水気を拭き取り、漂白剤入りの片栗粉を塗ります。

約5分置き、濡れた布やティッシュで取り除きます。カビ取り専用のものを使わなくても、きれいにカビが取れます。あまり長時間放置すると、ゴムパッキンが劣化してしまうので気を付けてください。

重曹

重曹はナチュラルで万能な優れものです。塩素系の匂いが苦手な方にです。ペースト状にして、ゴムパッキンに塗りましょう。作り方は、重曹(大さじ2~3)に水(大さじ1)を少しずつ加えて練ります。作りすぎた場合は、密閉容器に入れて保存できますがなるべく早く使い切りましょう。

また、重曹は「食用」「薬用」「掃除用」とあります。純度が違います。「薬用」「食用」「掃除用」の順で基準が厳しくなります。キッチン用品を洗う場合は「食用」を使用するのもいいでしょう。

場所や物での対処方法の違い

場所や物に適したカビを取る掃除方法があります。赤ちゃんやペットがいる場合、洗い流せない場所に塩素系のカビ取り剤を使用したくないという方もいらっしゃるでしょう。臭いが気になりますし、強い洗剤に抵抗を感じるということもあります。そこで、場所や物での対処方法の違いをご紹介していきます。

浴室のゴムパッキン

浴室は換気扇や窓がある家が多いですし、洗い流せる場所ですからカビ取り専用剤の使用が適しています。根強いカビが繁殖しやすい場所ですので、早めにきっちり掃除しましょう。

キッチンペーパーを丸めて、カビ取り専用剤を含ませたものをゴムパッキンに貼り付けます。その上からラップをして半日ほど放置して洗い流します。それでも取れない場合は2~3回繰り返します。塩素系のカビ取り剤を使用するときは、ゴム手袋、ゴーグル、マスクの着用を忘れないでください。換気もしっかり行いましょう。

窓のゴムパッキン

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初回公開日:2017年09月27日

記載されている内容は2017年09月27日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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