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エアコンがうるさいときの対策・原因・メーカー|室外機

更新日:2020年03月10日

エアコンからうるさい音がする場合には、修理に出す前にいくつかの方法を試してみましょう。エアコンは、室外機の位置を変えたり掃除をすることによって解消される場合があります。また、エアコンの掃除はお仕事でもありますので、なるべく普段からメンテナンスを心掛けましょう。

エアコンがうるさいときの対策・原因・メーカー|室外機

室外機のファンが回転する際には音が出ますが、暖房としてエアコンを使う場合にはコンプレッサーとよばれる空気を圧縮して温風を出すためのものが取り付けられていますので、これにより音が発生する場合があります。これは特に故障というわけではありませんのでご心配にはおよびません。

そのほか、フィルターや排水ホースからうるさい音が発生する場合がありますが、これは、フィルターやホースにほこりやごみが詰まることにより音が発生している場合があります。フィルターやホースの汚れに関してはなるべくこまめにチェックをし、ごみが付いていた場合には取り除いておきましょう。

霜取り運転になっていないか

エアコンは寒い時期に暖房として用いる場合もあります。この場合、雨や雪が降っている場合などに暖房運転をすると室外機の熱交換機に霜や氷が付いてしまうことがあります。

室外機の内部には、冷却ガスが入っていて、この冷却ガスの作用により、アルミフィンの温度が0℃いかに低くなっているため、その部分に水分が付着すると凍ってしまうことがあります。

アルミフィンが凍ってしまうとうまく暖房機能が働かなくなってしまいます。それを防ぐために、エアコンには「霜取り運転」といった機能がつけられています。

これは、室外機についてしまった氷を解かすために行われ、霜取り運転を行っている間は暖房機能を一旦停止させる必要があります。

霜取り運転中は、普段は聞き慣れないうるさい音がする場合があります。この場合は、うるさい音がしたからと言って故障ではありませんので、霜取り運転が完了するまで待ちましょう。

窓に取り付けるタイプのエアコン

エアコンには、窓に取り付けるタイプのエアコンもあります。壁に取り付けるエアコンに比べ、音が気になるという方も多くいらっしゃいますが、これは防振ゴムを利用することによりうるさい音を解消することができます。防振ゴムは厚手のものから薄手のものまで数多くありますので、ご自分の状況に合ったものを選びましょう。

これは、エアコンを固定している外枠と窓枠の接着部分を確認し、ステンレス同士がこすれて音が出ないよう枠と枠のすき間に防振ゴムを取り付けます。防振ゴムはホームセンターなどで200円前後で購入できますので、窓に取り付けるタイプのエアコンを購入し、音が気になるという方は防振ゴムを使ってみると良いでしょう。

エアコンの掃除の仕方

エアコンを長く使い続けるためにも、うるさい音を解消するためにもこまめに掃除を行いましょう。エアコンはすべての部品を分解して行うことは不可能ですので、なるべくこまめにお掃除をする必要があります。エアコンのフィルターを掃除する方法は次のものになります。

フィルターの掃除方法

フィルターのお掃除は、エアコンの掃除の中でも手軽に行えます。まずエアコンのカバーを外し、掃除機でほこりを吸い取りましょう。次にフィルターをはずします。掃除機では吸い取りきれないほこりもありますので、フィルターを外したら外刈お風呂場で水を使って汚れを洗いおとしましょう。

フィルターの汚れを洗いおとす場合には、水よりもぬるま湯を用いた方が汚れが落としやすくなります。水をかけただけでは落としきれない場合には、スポンジに洗剤を含ませてフィルターを傷つけないようやさしく洗い落として下さい。

洗った後はベランダや日当たりの良いところに干して乾かしましょう。フィルターを乾燥させた後は、元のとおりにフィルターを戻します。外した後で取り付け方が分からないということが内容、説明書を確認するか外す際にはどうやって外したかを覚えておきましょう。

エアコンのフィンの掃除の仕方

エアコンのフィンは、熱交換機ともよばれるアルミの部分のことを言います。細かい縦長の上条になっていますので、これを掃除するには専用のスチームクリーナーを使いましょう。ない場合には、エアコンクリーナーを使ってください。

エアコンクリーナーはドラッグストアやホームセンターでも販売されています。まずコンセントを外したら、それをビニールで覆っておきます。洗剤が下に落ちることを防ぐためエアコンの下にはピクニックシートやビニールを強いておきましょう。カバーを外すには、ねじで固定されている場合がありますので、ドライバーを使ってカバーを外します。

カバーを外した後は洗剤や水が付いてしまわないよう、電装部分にラップやビニール袋でカバーしておきましょう。

フィンの掃除の仕上げ

フィンの部分を掃除機のブラシを使ってごみを吸い取ります。このアルミの部分を傷つけないよう注意しながら掃除機をかけ、次にフィンの部分を洗浄液を使って掃除します。

フィンの掃除をするときには、フィンの向きに沿って丁寧にスプレーをかけていきます。お掃除が終ったら、付いた洗浄液をきれいに拭きとっておきましょう。

防振ゴムを張ってみる

室外機から出るうるさい音が気になるようであれば、防振ゴムを利用するという方法もあります。これは、室外機を固定するパーマの部分につけることで、周りに振動が伝わるのを防にうるさい音を解消できます。また、防振ゴムを付けた後には、室外機を固定しているビスをもう一度締め直して、しっかりと固定させましょう。

室外機の位置を変えてみる

エアコンのうるさい音は、室外機が周りに置かれているものに接触したためにおこる場合があります。エアコンの室外機があまりにも壁に近い位置にあると振動が伝わりうるさい音が生じます。

そのほか、風や雨をまともに受ける場所に室外機を設置してしまうと、ファンが風や雨を受けることによりうるさい音が生じる場合があります。この場合は、風や雨の影響をうけない場所に室外機を移動させることによって解消することが可能です。

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初回公開日:2018年03月14日

記載されている内容は2018年03月14日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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