スナップエンドウの育て方|種・苗から/プランター・鉢植え
更新日:2020年08月28日
スナップエンドウの種からの育て方
春まき
スナップエンドウは連鎖障害をおこすので、最低3~4年エンドウを作ったことの無い畑を選び種をまく育て方をします。種まきの2週間以上前に、苦土石灰を前面に散布し良く耕します。苦土石灰は1㎡あたり~4握り入れよく耕します。
種まき1週間以上前になったら、完熟堆肥1㎡あたり約1.5kg入れ、過リン酸石灰を1㎡あたり軽く一握りと、化学肥料1㎡あたり一握り入れてよく耕します。
スナップエンドウは、酸性雨を嫌う性質があるの、で種まきまで畝を作り賛成を矯正した育て方をします。ここまで準備が整ったらいよいよ種まきです。
種まき
スナップエンドウの種まきは、深さ3cmほど掘り1つの穴に4~5粒まきます。2cmほどの土をかぶせてたっぷり水を与えます。およそ6~10日位で発芽しスクスク成長します。本葉が3枚ほどになったら、育成の悪い苗を間引いて2本立ちにすると大きく育つでしょう。
秋に種まきをする時は、早い時期にまくと耐寒性が低下して寒害や凍害が受けやすくなります。草丈が10cm位で越冬できるように計算して種まきをしましょう。
収穫
スナップエンドウは花が咲き、実が十分にふくらんだら収穫時期です。サヤの付け根を爪先でつまむかハサミで収穫します。おおよその目安は開花後25日位が目安で、この時期を逃すと硬くておいしくないスナップエンドウになってしまいます。
スナップエンドウの苗からの育て方
スナップエンドウは苗から育てると、収穫まで早く簡単に大きくできます。購入した苗にたっぷり水をやり、苗全体に吸水させます。耕して準備が整った畝に30cm間隔で穴をあけます。割りばしで苗を掴み、根を傷めないように植穴に入れていきます。
支柱は、合唱式に組み立て大きくなったら誘導します。つるありタイプのものは、つるが伸びすぎると日当たりが悪くなるので、摘心をして大きくします。やがて実がなり収穫の時期を迎えます。
スナップエンドウの苗からの育て方と、種からの育て方に大きな違いはりませんが、苗から育てた方が早く収穫できるメリットがあります。苗が売られる時期は、地域によって違いますが、見かけたらその時がお住まいの地域の植え頃と考え良いでしょう。ベランダでも育てやすいので、苗からの育成はです。
スナップエンドウの鉢植え・プランターでの育て方
スナップエンドウは条件が揃えばプランターでも育てる事ができます。生育温度は15~20℃くらいで、-4℃まで耐えます。高温には弱く、28℃を超えると育成が悪くなるので注意しましょう。
スナップエンドウは「つるなし」と「つるあり」があり、1m以上になってもかまわない場合は、つるありを選びます。ベランダで育てる場合はつるなしの方がです。どちらも育て方に大きな違いはありませんが、つるありの方が収穫量が多く楽しめます。
種を植える
30cm幅のプランターに野菜の土を入れ、3箇所穴をあけ種をまきます。30cm位間をあけ4~5粒まきます。2cm位土をかぶせ水をたっぷり与えます。しばらくすると発芽して本葉が3枚程度になったら間引きします。
この時、株元に軽く土寄せをします。パーク堆肥やもみ殻、おがくず等を使用すると良いでしょう。
その後スクスクと成長するので、つるが伸び始めたら、つるありは2mの支柱とつる無しは1mの支柱を立てる育て方をします。1月ごろになったら化学肥料を与え、3月ごろに再度与え土寄せします。花が咲き始めたら追肥はしてもしなくても問題ないです。
摘芯
スナップエンドウはつる性の植物なので、積芯をしないと日当たりが悪くなり、病気や収穫量が変化します。積芯は中心となるつるを残し、脇芽の先を切る育て方です。日当たりを確保してあげると、鮮やかなグリーンになって甘い実がつきます。
スナップエンドウの育て方で気になる支柱
初回公開日:2017年11月25日
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