【種類別】レモンの育て方|種・苗・木から/鉢植え・地植え
更新日:2020年08月28日
レモンの発芽率はとても高いので、市販のレモンの実から採取した種からでも、発芽させることができます。購入した種を使用する場合は、種蒔きの数日前から、適当な容器で種を水につけたおきます。つけておいた種を蒔けば、80%以上は発芽します。
市販のレモンの実から採取した種を蒔く場合は、果肉を十分取り除くために、ひと洗いしてから、土に蒔きましょう。水につけた時に、沈む種を使うのもポイントです。種蒔きは、3月に行うのが適当です。発芽までは、毎日水やりを行います。苗の状態まで育った後の育て方は、種から育てた場合も、苗木、挿し木などの場合も、同じです。
レモンの苗からの育て方
レモンの鉢植えでの育て方
レモンの木からの育て方
レモンの木の植え付けは、3月〜4月が適しています。レモンを植える際に使用する土は、果樹用培養土や、オリーブ用培養土を使用します。そこに赤玉土と腐葉土を混合して加えます。レモンの木の育て方のポイントとなるのは、日照条件です。日当たりの良い場所で、1年中肥料を絶やさないよう心がけましょう。土は、乾燥してしまわないように、水やりをこまめに行います。
レモンの地植えでの育て方
地植えでレモンを育てる場合、育て方のポイントとなるのが、防寒対策です。耐寒性が低いとはいえ、-3℃までは耐えられますが、それ以上の寒さとなると、枯死する可能性が高くなります。日本のほとんどの地域で、防寒対策は必須となります。防寒対策としては、根元を腐葉土で覆ったり、木に冬囲いを施したりするという方法があります。防寒対策は、11月下旬までに行っておけば、万全です。
レモンの育て方のポイント
レモンの木は、寒さと虫に気をつければ、育て方は難しいものではありません。しかし、防寒と防虫には、十分気を配る必要があります。ここでは、レモンを育て方として、ポイントとなる事項について、ご紹介します。
肥料
剪定
虫
室内でのレモンの育て方
レモンは、日当たりを好むので、室内での育て方として、日の当たる場所に置くことを心がけるべきです。日照不足になると、葉の色が悪くなります。葉の色が悪くなってきたら、日照不足を疑いましょう。室内の育て方では、日照不足に陥りやすいので、定期的に外に出す工夫もしましょう。
室内の育て方の中で、実をつけさせたい場合は、人工授粉する必要があります。筆で、花の中にある雄しべの花粉を、雌しべにつけてあげるようにします。
室内で育てていれば、戸外の害虫がつく心配は少ないのですが、代わりにハダニやカイガラムシが付着する可能性があります。いずれも、ブラシなどを使って、手で除去する必要があります。放っておくと、レモンの木ばかりか、人間の健康にも影響を及ぼす危険性があるので、害虫はしっかり駆除しましょう。
初回公開日:2017年12月31日
記載されている内容は2017年12月31日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。