【種類別】ユーカリの育て方|種/苗/鉢植え/室内/枯れる
更新日:2020年03月08日
ユーカリは日差しの強い地域で自生している植物なので、日当たりが悪いと育ちも悪くなります。室内でも明るく日の当たる場所での育て方が適しています。また乾燥に強く過湿に弱いので、室内でも水回りや加湿器の近くなど湿気が多い場所は苦手な植物です。窓際の風通しの良い場所などがよいでしょう。
室内で育てていて元気がないなと感じたら、ほぼ日当たりか水やりに原因があると言えます。置き場所や水やりのタイミングを変えるなど、育て方を少し変えて様子を見るとよいでしょう。ユーカリは成長が旺盛なので、根詰まりしていないかも気に掛ける必要があります。
ユーカリのベランダでの育て方
ユーカリの鉢植えのベランダでの育て方は、環境と水やりに気を配る必要があります。日当たりと風通しが良く熱がこもらない場所に置くとよいでしょう。表土が乾いたら水をたっぷり与えるようにし、水の与えすぎや水切れには注意しましょう。
梅雨の時期に雨の当たる場所は避け、日当たりは確保しつつ雨の当たらない場所に移動します。冬は寒冷地でなければよっぽど越冬できますが、小さい苗のうちは寒さに弱いので室内に入れるなど気を付ける必要があります。
ユーカリの地植えでの育て方
ユーカリは暑さには強いですが、原産地の環境から寒さにはあまり強くありません。地植えでの育て方は寒冷地だと難しいでしょう。霜や雪が積もらない地域では小さい苗の内は注意が必要ですが、ある程度大きく育てば特に問題なく越冬できるようになります。
ユーカリは根の張りが浅いので、植えてすぐは強風や水切れで弱らないように注意が必要です。台風などの強風にさらされてしまうと容易に倒れてしまうので、植える場所はその点を考慮する必要があります。ユーカリ・ポポラスなど幹が細い種類は支柱を立てる育て方がおすすめです。
ユーカリの苗からの育て方
ユーカリは50cm以上の若木を植えて育てる場合は、元気のいい株であれば根付けばしっかり育ちます。小さい苗からの育て方は、ある程度環境に慣れて大きくなるまでその育成に気を付ける必要があります。特に過湿や寒さには注意して育てましょう。
ユーカリは成長が旺盛なので、地植えの場合は成長した姿を想定したスペースを確保しておく必要があります。鉢植えの場合は、すぐに根詰まりしてしまわないように二回りほど大きな鉢に植えるとよいでしょう。
季節別:ユーカリの育て方
ユーカリはオーストラリア原産のため暑さや乾燥には強いですが、過湿や寒さに弱く日本の環境の下での育て方には気を配る点がいくつかあります。ここでは、季節ごとのユーカリの育て方についてご紹介していきます。
春と秋のユーカリの育て方
ユーカリに肥料を与える場合は春と秋に与えます。基本的には環境と水やりが適切であれば育ちますが、大きく育てたいなら肥料を与えるとよいでしょう。春と秋は日当たりと風通しの良い場所で乾燥気味に育てれば、育て方は難しくありません。
夏のユーカリの育て方
ユーカリは夏の暑さには強いですが過湿には弱いので、枝や葉が密集していて蒸れないように春の内に剪定しておく必要があります。夏に剪定すると弱ってしまう可能性があるので気を付けましょう。ユーカリは日光を好みますが夏の強い西日は弱る原因になるので、置き場所も気を付けましょう。
ユーカリは、乾燥には強いですが水切れには弱い性質を持っています。夏の育て方としては、春や秋より水やりの間隔を短くし、表土が乾いたら水をたっぷり与えるようにします。水切れを起こすと萎れてしまい回復しないと枯れてしまうので、若い株の時は特に水やりに注意が必要です。
冬のユーカリの育て方
日当たりが良い場所で適度に水を与えていれば、寒さに弱いユーカリも越冬できます。ただ若い株の時は寒さで弱りやすいので、鉢植えで室内に移動する育て方の方がおすすめです。室内でも日当たりや風通しの良い窓際で管理するとよいでしょう。加湿器の近くや温風が当たる場所は弱くなる原因なので、置き場所には注意しましょう。
観葉植物としてのユーカリの育て方
観葉植物としてユーカリを育てる場合は、コンパクトに仕立てる必要があります。ユーカリは成長が旺盛なのでどんどん伸びてきますが、育てたい大きさで剪定してあげるとよいでしょう。ユーカリは日当たりと水やりで育ちますので、観葉植物としてコンパクトに仕立てる場合は肥料は控えめにします。
ユーカリの枯れることのない育て方のポイント
初回公開日:2018年01月11日
記載されている内容は2018年01月11日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。