スニーカーの平均寿命・かかとから寿命になる履き方・毎日履く時
更新日:2020年02月10日
スニーカーの平均寿命
スポーツ用に、またファッションとしても、幅広い年齢層に支持されているスニーカーですが、その寿命については色々な意見があります。靴底(ソール)がすり減ったら買い替えるという人もいれば、布地が多少くたびれた方が足になじむという人もいるでしょう。
ただしスニーカーに限らず、靴には足を外部の刺激や衝撃から守り、保護する役割があります。そのため、履きやすくても安全のために買い替える必要が出てくる場合もあります。
そこで今回は、スニーカーの履き方と寿命の関係、そして寿命を延ばすコツについて詳しくご紹介しましょう。
スニーカーの平均寿命はおおよそ3年から5年
スニーカーの寿命については、色々な意見があります。
・靴底がすり減った
・靴底が抜けた
・指の所に穴が開いた
・かかとの布地が破れた
こういった見た目ではっきりとわかる破損の他、靴の中のインソールが破れた場合も、履き心地が悪くなりますので捨てる選択をするという人もいます。スニーカーを履く頻度によっても、寿命には違いがありますので、買い替えの目安として3年から5年と考えておくといいでしょう。
スニーカーは革靴やハイヒールと違い、ソールが靴と一体化しているため、修理が難しいことが寿命の短さにつながっています。
半年でダメになることも
スニーカーが半年、もしくは1シーズンで履けなくなってしまうということもあります。スニーカーは素材によっては水洗いができないため、汚れが付くと落とすことができません。そのため、見た目に清潔でないことから、寿命として処分する場合もあります。
汚れではなく、半年で破れてしまう、ソールが外れてしまうといった破損が起きるのは、毎日履き続けたことによるスニーカーへのダメージが大きいことが原因です。また安価な靴の場合も、半年ほどで寿命となることもあります。
スニーカーの買い替え時と捨て時の違い
気に入っているスニーカーは、多少くたびれても履き続けたいといったこともあります。ただし、以下の状態になったスニーカーは、「捨て時」として、すぐに処分するようにしましょう。
・表面に破れがある
・履いていると足が痛くなる
・布地の中の部分が飛び出している
・ソールが斜めにすり減っている
・ソールにひびが入っている
また買い替え時の目安として、以下の状態の時も処分を考えるようにしましょう。
・購入した時よりも色が悪くなっている(黒ずんでいる)
・洗っても取れない染みが付いている
・ヨレヨレになっており靴にくせがついている
スニーカーの場合、ある程度くたびれた方が履く時や脱ぐのがスムーズにいく場合もありますが、足を保護するという面では機能が低下しています。怪我をすることもありますので、寿命と考えて買い替えを検討するようにしましょう。
スニーカーのかかとから寿命を迎える人の履き方の特徴
スニーカーのかかとの部分がすぐ破れて、中身が出てしまい、傷んでしまう、またかかとの部分が斜めにすり減ってしまうといったことから、思ったよりも早く靴が寿命を迎えてしまうことがあります。また何度新しい靴を買っても、同じようにかかとが傷むことが多い場合、履き方に問題がある場合が考えられます。
いつも靴紐をゆるめている
スニーカーを履く際に、紐をゆるめてから履き、ちゃんと靴紐を結ばないとかかとの傷みにつながります。面倒で日頃から靴紐をゆるくし、そのまま足を入れて靴を履く習慣がついていると、常にかかとの部分が足で擦られてしまいます。
また靴のかかとを踏んで履くことも、かかとの傷みにつながるので、少しでもスニーカーの寿命を延ばすためには、丁寧に履くことが前提です。
足を擦るように歩いている
スニーカーがかかと部分からソールがすり減って、寿命となってしまう原因としては、歩き方も大きく影響しています。
足を踏み出し下ろした際に、地面にソールを擦りつけるような歩き方をすると、ソールの減りが早いです。ソールの内側の減りが早い場合は、歩き方が悪い可能性があります。また片方だけのかかとがすり減る場合も、歩き方に問題がありますので、他の人に歩き方をチェックしてもらうようにしましょう。
加水分解をさせずにスニーカーの寿命を長くする方法
スニーカーの寿命を早めてしまう原因の一つが、加水分解といわれるソールの破損です。スニーカーはソールと靴底が一体化しているため、加水分解が起きてしまうとスニーカーとしては履くことができず、短期間であっても寿命となってしまいます。
加水分解が起きる原因と、防ぐための方法について詳しくご紹介します。
初回公開日:2017年12月27日
記載されている内容は2017年12月27日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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