カラスの駆除方法・法律で禁止されているのか|巣/雛/市役所
更新日:2020年08月28日
カラスの被害に悩まされていても、自分で駆除できない・したくないと考えている方は、業者や市役所と言った場所に駆除を委託すると言う方法があります。専門家の協力もと駆除できるため、安全に行う事ができます。
市役所
公園や学校と言った公共施設はお住まいの市の管轄下にあるため、市役所などに依頼すればカラスの駆除に乗り出してくれます。ただしカラスによる実害があればの話なので、実害報告などを提出する必要があります。
自治体
自治体管轄のごみの集積場などで実害があれば、鳥獣対策課などに相談すれば対策してくれるところもあります。各自治体により早急な駆除が行われるでしょう。しかし自治体に相談する前に住民らで対策すれば被害を減らせる可能性もあるので、最終手段として使用するなどしてカラスに悪影響が起こらないようにすることをします。
業者
害獣対策のためにサービスを行う会社は全国に展開しています。個人的な悩みで駆除を依頼したいと言う方は業者に任せるのがベストでしょう。
業者を選ぶときはしっかりとした正しい価格設定がされているか、駆除内容の説明を行ってくれるかなどによって悪徳業者とそうでない会社の区別を行う事ができます。中には人体にも有害な農薬で駆除する危険な業者もあるので、会社の見極めをきちんと行う必要があります。
カラスの巣はどうやって駆除する?
カラスが巣をつくってしまった場合、その巣の中に卵やひな鳥がいる事が予想されます。その場合親鳥が雛を守るために気性が荒くなり、駆除のために巣に近づく人間を排斥しようと襲い掛かったりする危険があるので、駆除したい場合は個人ではなく業者・自治体などのプロに任せるようにしましょう。
カラスの巣を見つけた時は決して近寄らず、危害を加えているような様子がうかがえるのであればサービスセンターに連絡をいれるなどの対策にとどめておいてください。最悪の場合カラスに襲われて大けがをしてしまいます。
雛の駆除方法は?
カラスの雛の駆除も巣の駆除と同様、専門の業者などに委託するのが最善の方法です。カラスの雛の近くには必ず親鳥が警戒しながら飛んでいる事が多いので、怪我をしないよう一般人は近づかないようにしましょう。
業者に任せるのが最善ですが、電柱にカラスが巣をつくってしまった場合は電力会社も駆除に乗り出してくれる事があります。この事例のように、その施設の管理者が駆除に乗り出してくれることもあるので、業者だけでなくその施設の責任者などに問い合わせるのもよいでしょう。
安全に気を付けてカラス対策をしよう!
動物の中でも非常に賢い部類に入るカラスを駆除するのは容易な事ではありません。中にはある一人の人間がカラスに危害を加えたために他のカラスなどから目を付けられて、大群で襲われたと言う事例もあります。駆除する時はカラスに目をつけられないよう顔を布で覆うなどの工夫を行うようにしましょう。
しかし害鳥として嫌われる事の多いカラスですが、彼らの住処を壊してしまったのは我々人間が原因です。カラスを疎ましい存在として敵視し駆除するのではなく、共存・森林の復活のための努力を行う事によってカラスの被害を少しでも減らす事ができます。同じ地球に住む生き物として、共に歩む道を探っていきましょう。
初回公開日:2017年12月19日
記載されている内容は2017年12月19日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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