ハエトリグモの種類|家にいる/日本/かわいい/飼育できる
更新日:2020年07月20日
ハエトリグモがそんなにかわいいのであれば、「ハエトリグモをペットとして飼ってみたい」と思われる方もいるのではありませんか。ですが、そもそもハエトリグモは飼育できるのでしょうか。
実は、ハエトリグモの飼育はさほど難しいものではありません。
ステップ1 捕獲してみよう
<準備する道具>
1. 網
2. ペットボトルなど
<捕獲方法>
素早く走り回ったり、ジャンプしたりするので、網を使った方が確実に捕獲できます。捕まえたハエトリグモをペットボトルなどの容器に入れ、逃げられないようにしましょう。また、ペットボトルや牛乳パックに追い込んで捕獲するという方法もあります。
ステップ2 実際に飼育してみよう
<準備する道具など>
1. 容器
2. ガーゼ or 脱脂綿
3. 餌
<飼育方法>
まずはハエトリグモを入れておくケースが必要ですが、昆虫用のしっかりとしたケースでなくても大丈夫です。ペットボトルやビンなどでも十分です。すぐに餌を捕獲できるスペースほどで十分です。
ハエトリグモは乾燥に弱いので、水分補給用に湿らせたガーゼや脱脂綿を置いておくと良いでしょう。水の入った小さなカップなどですと、中に入って溺れてしまうことがあるので、おすすめしません。
また、高温に非常に弱いので、通気性は確保してあげてください。直射日光が当たらない場所で飼育しましょう。
飼育できるハエトリグモの種類は
実際に「飼育しよう」とお考えの方、「では、いったいどんなハエトリグモの種類が飼育できるの」と聞きたくなりませんか。
比較的簡単に飼育できるハエトリグモの種類を紹介しましょう。主に家の中や外壁などで見つかる種類のハエトリグモをおすすめします。
「ネコハエトリ」「アダンソンハエトリ」「ミスジハエトリ」などが良いでしょう。
ハエトリグモの餌の種類
飼育していく上で、欠かせないのが餌です。どんな餌を与えれば良いか気になるところではありませんか。
ハエトリグモは、その名のとおり「ハエ」を捕ります。また、「ハエ」をはじめ、自分よりも小さい体の昆虫(蛾やゴキブリの子供)なども捕らえて食べます。
多くの人がおこなっている餌の確保の仕方を紹介します。リンゴやバナナなどをケースに入れておいて、ショウジョウバエを増やして、それを餌とするやり方です。夏場などは夜になると蛍光灯に小さい虫がたくさん集まって来ますので、餌の取り放題です。
なつくハエトリグモの種類
さて、飼育の段階まで来たら、あとはペットとしてなつくかどうか、飼い主たるあなたが最も関心のある点ではないでしょうか。猫や犬のように飼い主になついて来てくれたらとても嬉しいし、そんな彼らを見ると、とても愛おしく思えます。
通常、昆虫は人になつくことはありません。「ハエトリグモは、なつきます」という情報があるようですが、これは飼い主である人間側から見るとそのように感じるということです。彼らはただ単に、動くものに対して興味を持って動いているだけです。
飼い主の欲目で「なついている」と思いたいところですが、昆虫類は脳が非常に小さいため、本能と反射のみで生きています。このため、残念ながら、人間の顔や声などを認識して行動しているわけではありません。
ハエトリグモの魅力
いかがでしたか。この記事では、ハエトリグモ数種類、飼育方法、餌などを紹介しました。
クモと聞くと、多くの方が毛嫌いするでしょうが、ハエトリグモは小型で、しかもハエやゴキブリなどを捕獲、食べてくれる(駆除してくれる)益虫でもあります。
また、その姿から「かわいい」と思う方、他のクモと違った特異な容姿から「興味深い」と思う方も多いでしょう。興味を抱いた方は、ぜひ一度、飼育をトライしてみてはいかがでしょうか。
初回公開日:2017年12月27日
記載されている内容は2017年12月27日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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