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2017年08月31日

電力自由化のメリットとデメリット・オール電化のデメリット

たった10分程度のネット手続きで、簡単に始めることができる電力自由化はメリットが沢山あります。電気代が安くなるだけではなく、お得なサービスなどを受ける事も出来ます。低圧区分の法人企業の電力自由化も始まり、ますます気になる電力自由化を詳しく確認してみましょう。

電力自由化のメリットとデメリット・オール電化のデメリット

電力自由化のメリットとデメリット とは?

2016年に始まった電力自由化で、誰もが自由に電力会社を選べる時代になりました。現在では、ガス会社、石油会社、スーパー、携帯会社、ケーブルテレビなど様々な小売り業者が参入しています。電力自由化によるメリット、デメリットにはどのようなものがあるのか確認してみましょう。

電力自由化のメリットとは?

・電気代が安くなる/世帯に合わせたプランにすることで、電気代を抑える事が出来ます。また、小売業者な業態によって様々なセット割プランが出ていますので利用も可能です。ポイントが溜まる会社も多く、ポイント還元という形で料金を抑えています。電気代が安くなるというのは、一番代表的なメリットです。

・発電方法が選べる/発電方法にこだわりのある方も多く居ます。業者によって原子力、火力、風力、太陽光などの自然エネルギーから選ぶ事が出来ます。発電方法を選ぶ事は、その発電方法に対して応援をするという決意の表れ。契約数という形で、どのくらいの人が利用しているのかは一般の方も目にすることが出来ます。しっかりと見極めて選ぶことが大事です。

・業界全体の料金アップを抑制/電力供給が競合になる事によって、大幅な電気料金のアップの抑制が出来ます。これは消費者にとっては大きなメリットと言えます。

しかしながら、イギリスなど、日本に先駆けて電力自由化になった国は自由化前よりも料金が上がった所が多いです。そのため、メリットとして挙げているのは自由化の始めだけだろうという声も少なからずあるのが現状です。

電力自由化のデメリットとは?

・契約縛りがある/契約期間が年間単位で決められていることが多いです。これは顧客の囲い込みの為でもあります。そのため、長期的に使う事を考慮していないと失敗してしまうことがあります。契約期間や違約金が無い小売業者もあるので、しっかり検討して選択することが重要です。

・途中解約すると違約金が発生する/契約期間が設けられている場合、満期前後の1ヶ月ほどを移行期間としている小売業者が多いです。契約期間、解約の際の違約金は、携帯会社との契約と酷似しており、そちらでも大きなデメリットとして問題になっています。

契約年数の縛りがある場合、家族が増える、減る、生活環境が変化する、などに即座に対応できず、結果損になることが考えられます。新婚家庭や、独立が間近な子供がいる家庭など、近い将来に生活環境が変化する可能性がある場合、特に慎重になった方が良いです。

・自分で手続きしなくてはいけない/今までは自動的に電力会社と契約する決まりがあったため、自分で選択するのは料金プランだけでした。電力自由化によって、新たに小売業者の選択をする必要が出てきます。申し込み、プラン変更なども全て自分で手続きしなくてはいけないという手間があります。

戸建でも使えるの?

勿論戸建でも使う事が出来ます。戸建はマンションよりも外気に接する面が多いため、室温が上がりやすい特徴があります。そのため集合住宅よりも冷暖房費がかかります。電気を多く使っている家庭ほど、電力自由化で得する場合が多いです。そのため、戸建は電力自由化に向いていると言えます。

マンション・アパートでは使えない?

マンションやアパートといった集合住宅では、個人が電気会社と契約している場合にはスムーズに電力自由化を使う事が出来ます。戸建同様、自身で調べた上で申し込みし、乗り換える事が出来ます。

マンション全体での一括契約(高圧一括受電契約)の場合は管理組合などに確認が必要です。しかしながら、高圧一括受電契約はいわばまとめ買いです。個別の契約よりも割安になっている事が多いです。そのため、電力自由化が使えても現在より料金が下がるかどうかは家庭によります。

賃貸物件の場合の注意とは?

電力自由化により小売り業者の乗り換えを選んだ場合、スマートメーターへの交換が必要になります。スマートメーターは電力会社の所有別で、定期的に交換が義務付けられています。
そのため、大家や管理会社への報告は不要ですが必ず契約書を確認してください。規約で報告が定められている場合もあります。

電力自由化は地方都市でも利用できる?

電力自由化のメリットとデメリット・オール電化のデメリット

地方都市でも、電力自由化に参入している小売業者があれば乗り換えは可能です。ですが、圧倒的に東京電力や中部電力、関西電力のエリアで多く展開されている事業のため、選択肢は少ないです。

乗り換えによるメリットの多い都市部によって、選択肢の少ない地方都市の電力価格は上がる可能性もあります。それは電力格差とも呼ばれ、自由化の弊害として懸念されています。

電力自由化で魅力あるプランとは?

電力自由化に参入した小売業者の対応するプランを選択することで、お得なサービスを受ける事が出来ます。生活に合う「お得」であれば、電気料金が屋安くなる以上のメリットになる可能性があります。

クックパッドの人気順検索(ガスとのセット割の場合)

東京ガスのガスとのセット割を契約した場合、クックパッドの人気順検索が無料で使えるというメリットがります。クックパッドの人気順検索は、通常有料のプレミアム会員のみが使える機能です。主婦の方には、とても良いメリットの一つです。

電気の事/充実のサービス(東京ガス)

出典: http://home.tokyo-gas.co.jp/power/special/service.html |

ガソリンが割安になる

昭和シェル石油の「ガソリンが10円/L安くなる電気」「昼はもちろん夜に差がでる電気」には、ガソリン給油の際に割引が効くというメリットがあります。車の利用が多い家庭には、とても大きいメリットです。

ガソリンの特割について(昭和シェル石油)

出典: https://sss-denki.jp/tokuwari/ |

電力自由化で乗り換えるのに必要な時間とは?

電力自由化に興味はあるものの、時間や手間がかかりそう、と思う方も多いです。ですが、実はとっても簡単に手続きすることが出来ます。簡単な手続きで、メリットの多い電力自由化を利用できるのです。

時間がかかるのは、小売業者の選定です。自分の家庭に合ったプランがあるかどうか、お得なサービスはあるかどうかなど比較検討が必要です。

乗り換える会社が決まった後は、電話やインターネットで10分もかからず手続きが出来ます。現在契約中の電気会社への解約連絡も不要です。必要なのは、現在の電気会社の検針票または電気料金明細です。そちらに記載のある、お客様番号、22桁の供給地点登録番号が必須です。

スマートメーターが無い場合には10~15分程度の設置工事が必要です。乗り換え先の小売業者によりますが、工事費無料の所が多いです。東京電力では2020年までに全ての契約家庭でスマートメーターへの交換をする計画を立てています。そのため新築物件ではすでにスマートメーターが導入されている所も多いです。

電力自由化に置ける法人・企業側のメリットとは?

電力を多く使う法人・企業にとっても、電力自由化はメリットが多く魅力的です。2000年から大規模な工場やオフィスなどの特別高圧にあたる層に、2004年からは中小ビルなどの高圧にあたる層に電力自由化は実施されてきました。

2016年には、一般家庭に加え、コンビニエンスストアや小規模な工場、企業の低圧にあたる層でも電力自由化を選択する事が出来る様になりました。法人・企業の電力自由化で得られるメリットは、電気料金が抑えられる事が一番に挙げられます。電気代は固定費として外せない部分であるため、経営者にとっては魅力的な話です。

デメリットも一般家庭と同様?

契約縛りや解約金が有る事などは同じです。他には、法人・企業向けプランというものは一般のホームページに載っていないことが多いという点です。そのため、具体的に見積りを提示してもらうなど一手間かかります。一般家庭の様に簡単にネットで申し込み、という訳にはいきません。

また、プラン選びも難しいです。大規模であればあるほど、フロアによって勤務時間が違う、使用電力が違うなどがあり、最適なプランが見つけ辛いというデメリットがあります。

新規参入の電力供給企業PPSとは?

PPSとは、Power Producer and Supplier(新電力)の略称です。電力自由化になってから、新たに参入してきた民間企業のことを指しています。大規模な工場やオフィスなどの特別高圧区分や、2004年からは中小ビルなどの高圧区分向けを顧客としています。

特別高圧区分と高圧区分は、低圧区分よりも自由化が早かったため、一般家庭向けよりも参入している企業が多いです。大口顧客となり得る高圧以上の契約の場合は、しっかり見積りを取り比較検討することが大切です。

電力自由化でもオール電化の場合新電力に乗り換えるメリットはない?

オール電化の場合、電気料金の安い夜間に掃除機、洗濯機、食器洗浄機、エコキュートでの湯沸かしなどを一気に行う事が基本です。そのため、夜間の料金が安く、日中が割高のオール電化プランが存在します。

ですが、このオール電化プランは東日本大震災の影響を受けてしまいました。原発が停止した為、夜間の発電コストが上がってしまったということ。以前は夜間に余っている電力をオール電化プランとして売り出す事で需要を得ていました。ですが震災以降、電気料金を安くするメリットが、電力会社側に無くなってしまったのです。

オール電化の場合はそのままが良い?

夜間電力のコストが上がってしまったことが、オール電化の電気供給に大きな影響を与えました。そのため、地域の電力会社のオール電化プランが一番割安になります。電力自由化で参入した企業の多くが、オール電化プランの扱いが無いという状況です。

今後、電力自由化によってオール電化プランも出る?

現段階では、既存の電力会社の他にオール電化プランを打ち出している企業は殆どありません。では、今後はどうなるでしょう?今年2017年4月から、電気に続きガスの自由化が始まっています。そのため、併用割引が利用できるガス・電気の併用住宅が一番お得にプランを選ぶ事が出来ます。

オール電化は一時爆発的に増えましたが、現在はガス併用住宅がまた増えつつあります。これは東日本大震災での原発事故の影響で、ライフラインの一本化に不安を覚える人が出てきた事も関与しています。今後、各社がオール電化プランが出てくるかどうかは不明ですが、需要が減少しつつある以上供給も減るのではないか、という見方が多いです。

日本の国としての電力自由化のメリットとは?

一般家庭や法人・企業に対しての電力自由化のメリットは沢山あります。では日本という国単位で見た場合のメリットにはどういうものがあるか確認してみましょう。

・固定料金である電気料金を引き下げる事で、経済が活性化する
・地域独占を避ける事で、発電コストを下げる
・原発がメインの発電から、太陽光などの再生エネルギーに発電を分散できる

電力自由化詐欺にご注意を

太陽光発電が爆発的に増えた時期にも、訪問詐欺が多く問題になりました。電力自由化に於いても、同様の詐欺が横行しています。新たな機器を買わされる、クーリングオフが効かないなど、言葉巧みに騙してくるパターンが多いです。

中には、電力自由化によって既存電力会社を使い続ける場合も手続きが必要だと個人情報や金銭を要求するパターンもあります。電力自由化は焦って契約する必要は全く無いです。不安に思ったら、その場で契約はしない様心がける事が大切です。

電気の次はガスの自由化?

2016年に全面的な電力自由化が始まりましたが、今年2017年4月からは都市ガスの自由化もはじまっています。そのため、電力自由化に参入した小売業者でもガスを取り扱う所が増えています。都市ガス・電気の併用住宅は併用割引などのメリットも多いです。そのため、今まで様子を見ていた層も契約に動くのではと言われています。

オール電化住宅、LPガス住宅など、都市ガス以外の熱源を利用する住宅も多いです。そのため、電力自由化よりもメリットを感じる事が出来る世帯は少ないです。ですので、該当する家庭はとてもお得に電力・ガスの自由化の恩恵を受ける事が出来ます。

アッという前に出来る電力自由化。手間を惜しまず快適な生活を。

電力自由化のメリットとデメリット・オール電化のデメリット

電力自由化は、毎月の電気代が下がる、発電方法を選ぶ事が出来るなどメリットが多いです。新規参入会社の中から会社を選び、プランを選ぶ、という手間はあります。

ですが、申込み自体はほんの10分もかからず終わってしまいます。家庭の固定費を下げる一手間に踏み出してみてはいかがでしょうか。

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