ガスとIHの料金比較・新築ではどちらがいいのか|光熱費/ランニングコスト
更新日:2020年08月28日
ガスとIHの料金はどのくらい違うのか比較します!
これから家を新築する方やアパートを借りる方は、キッチンをガスコンロかIHどちらにしようか迷うのではないでしょうか。ここでは、まず、ガスとIHの料金を比較します。
ガスコンロとIH、光熱費を比較!
IHとガスコンロの電気代とガス代を比較すると、IHの電気代の方がガスコンロのガス代よりも安いです。IHの方が、熱効率が良く、ガスコンロよりも少ないエネルギーで加熱やお湯を沸かすことができます。
ガスコンロでも、都市ガスかプロパンガスどちらを使用するかによっても、光熱費は異なります。ガスは契約する地域によっても値段が異なりますが、一般的に、キッチンで料理をすることだけを考えると、プロパンガス>IH>都市ガスの順に光熱費は安くなっていきます。
ただし、キッチンをIHにし、ボイラーを電気や灯油にすれば、ガスを契約する必要がなく、ガスの基本料金がかからないので、トータルでは、IHの方が安くなる場合があります。
一人暮らしでは、IHとガスコンロどちらがお得?
一人暮らしでも、キッチンだけでみれば、プロパンガス>IH>都市ガスの順に光熱費は安くなっていきます。
一人暮らしの方の特徴は、電力会社によっては時間帯によって電気料金が違うということです。夜間に電気代が安くなるプランや、昼間に電気代が安くなるプランがある電力会社もあります。自分の生活リズムに合わせた電気料金プランを選択することで、ガスと比較するとIHの方が安くなることがあります。
プロパンガスと都市ガスの違いとは?
プロパンガスとは、LPガスとも言います。ガスボンベを建物に設置してガスを送るシステムで、災害時の復旧が早いです。プロパンガスは都市ガスと比較すると、高いです。その理由は、ガスを運ぶ人件費であったり、地域での競争があるからです。
都市ガスは、街の地下に導管というものがあり、導管を経由してガスを送ります。その地域に住む世帯に導管を使ってガスを供給できるので、余計な人件費がかからず、都市ガスの会社は地域に1つで競走がなく、安く、大幅な値上げがないのが特徴です。しかし、都市ガスは新たに導入する場合、工事が必要で初期費用がかかることがあります。
IHとガスコンロのランニングコストとは?
そもそもランニングコストとは、設備を維持するために必要なコストのことで、IHやガスコンロの場合、光熱費や点検費、故障などによる部品交換などにかかる費用などを言います。
導入費としては、IHとガスコンロでを比較すると大きな差はありません。どちらも一度に使える鍋の数であったり、グリルの機能などによって値段が変わってきます。
光熱費では、プロパンガス>電気>都市ガスの順で安くなりますが、深夜や早朝にまとめて料理をすることが多い方は、電気で調理できるIHの方が光熱費はおさえられます。
ガスとIHの卓上コンロを比較します!
普段はキッチンのコンロを使っていても、鍋などをするときに活躍するのが卓上コンロです。また、アパートなどではコンロがついておらず、毎日は料理をしないという方は卓上コンロで足りるという方もいるでしょう。現在では、卓上コンロにも、IHとガスのタイプがあります。それぞれ、どのような特徴や違いがあるか比較してみます。
火力はどちらが優秀?
IHは、ガスと比較すると熱効率が良く、火力が強いため、調理するものに熱を通すのが早いです。お湯なども早く沸きます。また、火力の調整もボタンででき、どのくらいの火力かということが数字でわかるので、強火・中火・弱火・保温の調整を楽に行うことがてきます。
ガスは、火力などではIHに劣りますが、海苔やスルメを炙りたい方は、火が直接出てくるガスコンロがおススメです。
料理のしやすさはIH、ガスコンロのどちらが良い?
IHは、火を使わないので、テーブルで鍋をする際などは暑くなりにくく、周囲に物を置いても燃えたり溶けたりする心配が減ります。
ガスは、これまで使っていた鍋をそのまま使うことができます。今までガスを使っていた方や何気なく買ったりもらったりした鍋やフライパンがIHでは使えないということが多いです。
初回公開日:2017年09月30日
記載されている内容は2017年09月30日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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