引っ越し初期費用相場と内訳|計算方法/敷金/礼金/カード払い
更新日:2020年08月28日
引っ越しにかかる初期費用の相場
引っ越しをした際に、金銭面の問題を考えた事がなく困った経験がある方も少なくはないのではないでしょうか。一人暮らしにするときに困らないためにはいくら用意して何に使えばよいのでしょう。
引っ越しにかかる初期費用の相場は、約50万円~100万円となっています。引っ越しの費用の中にはさまざまな費用があり、トータルするとこれくらいないと足りないのが現実です。費用の内訳としてはこのようになっています。
・家を借りるための費用
・引っ越し業者に頼む場合の費用
・家具や家電の費用
さらに自分たちの最低でも1か月分の生活費がなくては生活していけません。保険代や光熱費、食費、毎月必ずある出費など毎月の出費額を考えて初期費用を捻出しましょう。
また突然の病気やなにか問題があったときのための費用は、初期費用の中に含めておいた方が良いです。突然何かがあったときにお金だけが必要となると、困ることがあります。先に用意しておいて最悪の事態にも備えておくのがベストです。
計算方法
引っ越しする際に相場ほどにお金を用意しておくのは良いですが、内訳がわからないと用意のしようがない場合もあります。納得がいかないとためる気にもならないでしょう。引っ越しにかかる初期費用の計算方法について説明していきます。
・家を借りるための費用 家賃が7万円としたら約30万円
・引っ越し業者に頼む費用 5万
・家具、家電費用 15万
・生活費 15万
ざっくりとこのようになります。もちろん家賃を抑えることができればその分だけ安く済ませることができ、初期費用を抑えられるでしょう。選ぶ家によって初期費用というのは大きく変わってきます。
また初めての引っ越しでなければある程度の家具や家電があるため、初期費用がぐっと減るります。その他に一か月生活できるだけの費用がなければ、引っ越しをすることは難しいです。自分の出費についてしっかりと把握しておきましょう。
費用の内訳
引っ越しにかかわる初期費用の中で家を借りる際にかかるお金について内訳を、いまいち理解できていない人も多いでしょう。とりあえず提示された金額を払えばよいと思い、払っている人がほとんどです。
しかし、きちんと賃貸契約の際の初期費用の内訳というのは覚えおくのが自分のためになります。大体のものでも良いのでしっかりと頭に入れておきましょう。
敷金
敷金というのは賃貸を借りる際にかかってくる、保証金のようなものになります。賃貸を出ていくまでに万が一に部屋を傷つけてしまった場合や、部屋の掃除代として賃貸契約を解くときに清算して余った分は返却されます。最初に払うため初期費用に当たります。
敷金はない家もありますが、賃貸を出ていく際に家の掃除代や傷つけたところを直す代金として請求されます。敷金がある賃貸のほうが事後のことを考えたら、比較的住みやすくは感じられるでしょう。
礼金
礼金というのは貸主に対して、借主が感謝の意を込めて包むお金です。不動産会社に行くと礼金がある場所とない場所があり、貸主が礼金を渡すように不動産に言っていたら払わなければなりません。礼金は家賃の1か月分などが多く、初期費用に大きく関わります。
家を直接見に行き礼金がなくなる場所や、初めから礼金をとっていない場所もありますので貸主の意向次第です。初期費用をかけたくないのならば、ない場所を選べば少し安くなります。
仲介手数料
仲介手数料は不動産会社を通して物件を紹介してもらった際に、不動産会社に支払わなければならない料金です。どこの不動産会社でもほぼ必ずあるもので、不動産会社によって手数料は違います。
家賃の半額分、家賃の2倍などという風な決め方をされているので場所によって大きく違います。初期費用の中でもいたい出費です。良い物件が見つかったら多くの不動産を見て、仲介手数料が安くなるように考えましょう。
前家賃
前家賃は賃貸契約をして住み始める一番初めの月の分の家賃を、賃貸契約時に支払うことです。月の途中から入居ならば、日割り計算でその月の家賃を計算し、その分を支払います。最初の一か月分というのは住む前になければ困るので、初期費用に計算しましょう。
基本的に賃貸というのは家賃が前払いなので、入居日には家賃が払ってないといけません、信頼関係なのできっちりしてください。
鍵交換
鍵交換は入居者が変わる際に賃貸の鍵を交換することです。入居者がかわってからも鍵が同じだと合いかぎで入れてしまう可能性もあるので、引っ越してくる前に交換するのが当たり前となっています。稀にしていないところもありますので、確認しましょう。
鍵交換の費用というのは賃貸契約書に書いてある人が払わなければいけません。基本的には引っ越してくる借主が払うことが多く、初期費用として用意しておくのが良いです。
火災保険
初回公開日:2017年11月07日
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