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染みの種類別染み抜き|家でできるやり方・クリーニングに出す場合

更新日:2025年03月05日

「染み抜きって大変そう」と思っていませんか?実は、ちょっとしたテクニックを覚えておけば、家でも簡単に完璧な染み抜きができます。ホームセンターでもすぐに手に入る材料で「安全」「安心」「効果的」な染み抜きの方法をご紹介します。

「染み抜きって大変そう」と思っていませんか?実は、ちょっとしたテクニックを覚えておけば、家でも簡単に完璧な染み抜きができます。ホームセンターでもすぐに手に入る材料で「安全」「安心」「効果的」な染み抜きの方法をご紹介します。

染み抜きのポイント「乾いた染みは、乾いたまま落とす」

たとえば、泥んこだらけのカーペットにいきなり、水をかけて泥を落とそうとしたら、きれいに落ちるでしょうか。泥が繊維の奥まで浸み込んでしまうだけです。そのあとで掃除機をかけても、かえって泥を摺り込んでしまうようなものです。このようなことにならないように、乾いた染みは水分を使って染み抜きする前に、掃除機をかけたり、はたいたり、ブラシをかけてからにします。

一方、濡れた状態の染みを乾かすのはNGです。濡れた染みを乾かしてしまうと、流動性がなくなって、染み抜きしにくくなります。液体の染みは、乾いてしまう前に、液体で染み抜きできるようにしましょう。

染み抜きのポイント「すりこまない」

もし、染みになる原因のものが付いてしまったら、本能的に拭いたり、こすったりして、何とか染みをなかったことにしたいと思ってしまいます。しかし、ヘタに拭いたり、こすったりすると、かえって染みが広がってしまう可能性も高くなります。

染みになっている原因物質をスプーンやヘラなどで素早く取り除いてから、染みをこそげ落とします。くれぐれも、すりこまないように注意しましょう。

染み抜きのポイント「裏から布を当てる」

布に付いた染みを落とすときには、必ず当て布をしましょう。染み抜きに使った染み抜き剤を吸い取ったり、落ちた染みを裏側から吸い取ってくれたりします。この当て布をしないと、せっかくとった染みが別の場所に付いてしまうことになりかねません。

当て布は、汚れていないところが染みの部分にあたるように、こまめに様子を見ながら場所を変えてください。当て布は、吸水性がよく、色の薄いもの、できれば白い色のほうが染みを見ながら染み抜きすることができます。

染み抜きのポイント「裏からも染みを落とす」

表だけでなく、裏からも染み抜き作業ができる場合は、裏からも染みを落とします。布の表面に付いた染みは、裏から押し出すようにしてやると、繊維の中に入り込みにくくできます。また、表面の染みをこすって、繊維の表面が摩耗したり、傷んだりする危険性を回避することができます。表に当て布をして、布を裏返してから作業をしましょう。

染み抜きのポイント「しっかりすすぐ」

衣類の場合は、染み抜きをした後に洗濯機や手洗いなどで、染み抜き剤をしっかりと落とすことができます。しかし、カーペットやソファーといったインテリアの布に染み抜き剤を使った場合、丸ごと洗うことは難しいので、水で十分、染み抜き剤を拭き取ることを忘れないようにしましょう。残った染み抜き剤をそのままにしておくと、他のほこりなどを吸い寄せてしまう原因になります。

染み抜きのポイント「目立たないところで試したから始める」

染み抜きしようとするとき、やはり目立つところから最初に始めたくなります。しかし、ここではやる気持ちをぐっと抑えてください。まず、目立たないところで試してみましょう。

手順としては、

(1)目立たないところを選びます。洋服ならすそや縫い代部分、内側などが目立ちません。カーペットなどでは、家具の下になっている部分や普段隠れているところで試すのがいいでしょう。
(2)試す場所に、これから染み抜きに使う漂白材料を数滴落とします。
(3)(2)に水を含ませた白い布を1分ほど押し付けます。
(4)布に表面の色が移っていないか確認します。また表面が変色していないかも確認してください。何らかの異変が感じられたら、別の染み抜き方法を考えなくてはなりません。

染み抜きのポイント「絶対落としたい染みか決める」

付いた染みを絶対に落としたいかどうか。もちろんできれば落としたいに決まっています。しかし、中には落としにくい染みや自分では落とせない染みもあります。そんなときには、どれくらいの手間と時間、そして費用をかけたらいいのかを考えましょう。

安物のTシャツの染み抜きと高価なカーペットの染み抜きでは、同じ努力やお金を払うとすればおのずと答えは決まってきます。費用対効果を考えるのが、賢い染み抜きの方法でもあるのです。

染み抜きのポイント「プロに頼むかどうか考える」

自分で無理をして染み抜きをするよりも、プロに頼んだほうが安全だというケースもあります。生地によっては、洗濯機でジャブジャブ洗えるものもあれば、ドライクリーニングでしか洗えないものもあります。無理をして染み抜きをして、かえって生地を傷めてしまっては元も子もありません。その見極めとしては、洗濯表示を見て、水を使えない布に付いた染みは、プロに頼んでしまったほうが無難です。

染みの種類別染み抜きのやり方

染みは、その種類によって、染み抜きの方法が違ってきます。毎日の生活でうっかり染みになりそうな原因をピックアップして、それぞれの染み抜き方法をご紹介します。

インクの染み抜きのやり方

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初回公開日:2017年09月19日

記載されている内容は2017年09月19日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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