食洗機の電気代・水道代・節約方法と各メーカーの比較|1回
更新日:2020年08月28日
食洗機は専用の洗浄剤が必要になり、その洗浄剤を用いれば、最小限の水量で食器洗浄を済ませることができます。もうすでに食器洗浄を利用されている方は、体験済みですが、食洗器を利用すると手洗いをするときに比べ、水道代を大幅に節約することが可能です。
例えば、5人から6人用の食洗機を使って、1家族分の食器を手洗いした場合、およそ84リットルの水が必要になり、水道料はおよそ21円必要になります。
これが、食洗機を利用することにより、5人から6人分の食器を洗った場合には、およそ11リットル水があれば洗いあげることができ、一人暮らしの方や二人から3人のご家族であった場合には、このおよそ9リットル程度で済ませられます。
1回にかかる水道代は
食洗機を用いた場合の水道料金は、5人から6人用の食器を一回洗った場合には、3円程度、2人から3人用の食器を洗った一回の水道料金は、2円程度になります。そのため、これを1年間に換算すると、手洗いした場合と比べて、およそ10000円から20000円程度の水道代を節約することが可能です。
寒い時期に食器を洗う場合には、水を冷たくなるため、食器を手洗いする場合には、お湯を使う必要があります。そのため、お湯を沸かすためのガス台が必要になり、それに加えて洗剤の費用と合わせ、食器を洗うためのコストを考えると、1日2回食器を洗うとすると、電気代を含めて25000円程度節約することができます。
食洗機を取り付ける場合には、工事が必要になりますが、長い目で見た場合、工事にかかった費用を取り戻すために、それほど時間はかかりません。
水道料金を節約するには
食洗機をご利用になる場合、水道料金を抑えたいというのであればどのような方法があるのでしょうか。食洗機は、食洗機の中に及をため、それを循環させることにより、食器を洗う「ため洗い」または「ためすすぎ」という方法で食器を洗います。
これは手洗いするよりも水の使用量を10分の1程度に抑えることができ、食器を洗う際にまとめて洗うことにより電気代を抑えることも可能です。
食洗機に必要になるガス代について
食器を手洗いで洗う場合には、寒い時期には水ではなくお湯を使用します。そのため、食器を洗う時間が長くなればなるほど、水道代ばかりでなくガス代も多くかかってしまいます。
ですが、食洗器を使用することにより、水の使用量も少なくすることができ、ガス代を抑えることも可能となります。また、電気代や水道代、ガス代を節約するためには、何回分かをまとめて食洗機にかけることにより、より大幅に節約することが可能です。
ガス代を節約するには
食洗機は、給湯器に直接社内で使用するタイプのものもあります。このタイプの食洗機を利用すれば、水を沸かして食器を洗う時よりも、電気代やガス代が少なくて済みます。
また、食洗機には「給湯接続タイプ」と「給水接続タイプ」の二つのものにわけられており、「給湯接続タイプ」のものを利用すれば、冷たい水から沸かして使うときよりも、水を沸かして使うためのエネルギーが少なくなるため、その分の費用を抑えることができます。
給湯接続タイプのものは、1年間で1500円程度のガス代が節約できます。そのため、これを1年間に換算すると10000円以上ものガス代を節約することが可能です。
食洗機の電気代の節約方法
家事や炊事は大変なお仕事です。お料理を作るだけでも大変なのに、食事を終えた後の食器の後片付けは家事の負担になってしまいます。掃除機をかけたり拭き掃除は毎日する必要がありませんが、食器はそうは行きません。
日中お勤めをされている方の場合でも、最低1日2回は食器を洗う必要があります。そのため、食洗機の購入をお考えの方も少なくありません。
そこで気になるのは水道代や電気代です。食洗機を利用した場合の節約方法には次のものがあります。これから食洗機を購入しようという方は、試してみると良いでしょう。
食洗機の乾燥機をなるべく使わない
食洗機は、食器を食洗機の中に入れるだけで食器を洗い乾燥まで行ってくれます。そのため、時間の節約にもなり、時間を有効に使うことができるというのが魅力です。ですが、当然のことながら食洗機を長く使えば使うほど、その分電気代がかかってしまいます。
食洗機を使った場合、電気代を節約するのであれば、食器を乾燥させる時間をなるべく短くしておくとよいでしょう。乾燥時間は設定できますので、設定時間を短くしておくことにより、かなり電気代を安く抑えることが可能です。
給湯温度を高めにしておく
例えば、油汚れは水温が高ければ高いほど簡単に、短い時間で洗い流すことができます。そのため、食洗機の電気代を節約するためにも、給湯器に食洗器をつなぎ、お湯やぬるま湯を使って食器を洗うとよいでしょう。
食器を洗浄する場合には、水温を40℃から50℃に設定しておき、食器を進む場合には、80℃以上と高温にして使うと短い時間で済ますことができます。
食洗機は、内部にヒーターが取り付けられており、このヒーターを使って水を温め食器を洗浄しますが、あらかじめ給湯器につないでおくことで、電気を使う必要がなく、その分電気代を節約することができます。また、水温を上げておくことにより、短い時間でしっかりと汚れを洗い流すことができます。
食洗機の乾燥させるときの電気代
初回公開日:2018年04月10日
記載されている内容は2018年04月10日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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