桜の種類の見分け方・桜の名前・有名・花言葉・おすすめ図鑑
更新日:2020年03月13日
日本の自生種で古来より親しまれてきた代表的な桜で、桜の起源は山桜と言われています。山桜は樹齢が120年から130年と言われ、花の最盛期は樹齢40~50年頃だと言われます。山桜はとてもソメイヨシノに似ているので一瞬見ただけでは見分けがつかないのですが、ソメイヨシノは花の後に葉が出てくるのに対して山桜は花とほぼ同時に葉が出てくるという特徴があります。
エドヒガン
ソメイヨシノよりも少し早く薄紅色から白色の花を咲かせます。花弁が一重で、がくの付け根が丸く膨らんでいるため、他の桜よりも見分けやすいことが特徴です。性質が強く、桜の中でも樹齢が長いのも特徴の1つといえます。
種類別の桜の名前
現在日本には600種類以上もの品種の桜が確認されておりそれらの種類は大きく8種類に大別されています。今回は種類別の桜の名前を紹介していきます。
ヤマザクラ群
【野生でみられる種類】
アオギリザクラ、オオヤマザクラ、カスミザクラ、ケビザクラ、ツクシザクラ、ハツユキザクラ、ヤマザクラ(etc)
【園芸で使われる種類】
アカツキザクラ、イヨウスズミ、ウンリュウオオシマ、キリフリザクラ、コトヒラ、サノザクラ、センザイヤ、ダイリノサクラ、タキニオイ、ニドザクラ、ミョウジョウ、ヤエベニオオシマ、ライコウジキクザクラ(etc)
エドヒガンザクラ群
【野生でみられる種類】
モチヅキザクラ、ヤマモチヅキザクラ、ジュウガツザクラ
【園芸で使われる種類】
アマギヨシノ、イズヨシノ、ウジョウダレ、オオクサイザクラ、オモイガワ、コヒガン、シキザクラ、シダレザクラ、ジンダイアケボノ、スルガザクラ、ベニツルザクラ、ミシマザクラ、ヤエベニヒガン(etc)
マメザクラ群
◎マメザクラ系
【野生でみられる種類】
アマダメザクラ、キンキマメザクラ、フジカスミザクラ、ボンボリザクラ、ヤブザクラ(etc)
【園芸で使われる種類】
ミドリザクラ、アカネヤエ、オシドリザクラ、ウミネコ、ショウドウヒガン、フユザクラ(etc)
◎タカネザクラ系
【野生でみられる種類】
イシヅチザクラ、タカネザクラ、チシマザクラ
ミヤマザクラ群
【野生でみられる種類】
ミヤマザクラ、ヤエミヤマザクラ
ヒカンザクラ群
【園芸で使われる種類】
カンヒザクラ、ヨコハマヒザクラ、リッシュンザクラ、ミョウショウジ、ツバキカンザクラ、ケイオウザクラ、カワヅザクラ(etc)
チョウジザクラ群
【野生でみられる種類】
チョウジザクラ、オミネザクラ、オクチョウジザクラ、ニッコウザクラ、ハナイシザクラ、ミヤマチョウジザクラ、チチブサクラ
【園芸で使われる種類】
シキザキチョウジザクラ、キクザキオクチョウジザクラ、ヒナギクザクラ
サトザクラ群
オオシマザクラやヤマザクラなどを元に作り出したとされる種類の桜を総称してサトザクラ群と呼びます。サトザクラ群の桜は、いろいろな他の群の桜を掛け合わせて作られたものなのでどの群の桜でもないと考えられています。例としてギョイコウ、シオガマ、キクザクラ、ウコンなどがこの種類に含まれます。
カラミザクラ群
初回公開日:2017年11月07日
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