人気コニファーの種類・名前と特徴|目隠し/大きくならない
更新日:2020年03月08日
人気コニファーの種類・名前別特徴って?
コニファーとは針葉樹の総称です、針葉樹は紅葉したり落葉はしません。コニファーにはさまざまな種類と特徴があります。葉の色や、樹形、花様子などはさまざまでコニファーガーデンや生け垣など園芸には欠かせない植物です。
コニファーはクリスマスツリーにも使われる植物です。コニファーの種類や名前別特徴をご紹介します。
コニファーってどんな植物?
コニファーは、園芸用に使われるヒノキやマツなどの針葉樹です。近年ヨーロッパから入った園芸用の針葉樹をコニファーと呼んでいます。
コニファーは世界で500以上の種類と数万の品種があるといわれていますが、日本で生育できるのは200種ほどといわれています。
コニファーは自然に円錐形やこんもりと丸く育つ樹形や、明るいライトグリーンやシルバーがかった色など多彩な葉色が魅力です。冬には飾りをつけてクリスマスツリーとしても手軽に楽しむことができます。
シルバースター
コニファーの種類でシルバースターの樹形は狭円錐形で、ヒノキ科ヒノキ属の常緑高木です。青緑色の葉で形状がいいので寄せ植えの材料として人気の高い品種で、鉢植えやコンテナに適しています。
栽培方法
日当たりのいい場所または、少し日陰になる場所が適しています。過湿にならないように腐葉土を多く使い土を盛り上げるように植え付けます。
耐寒性はありますが、夏の高温には弱いので夏場は庭植えの場合も朝の水やりをします。鉢植えの場合は根づまりしやすいので、2年に1回春または秋にひとまわり大きな鉢に植え替えます。
ブルーエンジェル
コニファーの種類でブルーエンジェルは、ヒノキ科ビャクシン属・コロラドビャクシンの品種です。葉色は青味がかった緑色で、スカイロケットより青色が強くて綺麗です。枝はすべて上向きに伸びます。
栽培方法
寒さに強く暑さに弱い植物です。植え付けは10月~梅雨の期間中までに行います。水はけのいいバーク堆肥や牛糞を混ぜた肥沃な土に植えます。横風に弱いので支柱を立て固定します。日当たりのいい場所と風通しのいい場所に植えます。
エレガンテシマ
コニファーの種類でエレガンテシマは、ヒノキ科クロベ属で春は鮮やかな黄金色で、冬は紫っぽい茶色になります。
栽培方法
植え付けは10月~梅雨前、移植は12~3月までに行います。水をやりすぎると根腐れしてしまいます。日当たりのいい場所や半日陰の場所が適しています。適度な湿気と肥沃な土壌でよく育ちます。葉に水をかけないようにします、夏の水やりは朝か夕方にします。
目隠しとしておすすめのコニファーの種類は?
コニファーは常緑の針葉樹なので生け垣や目隠しとして利用できます。洋風の家によくマッチし、プライバシーを守ることができます。さまざまな色や種類を組み合わせて作ってみましょう。
ゴールドクレスト
ゴールドクレストは、ヒノキ科・クプレックス(イトスギ)属で葉が円錐形の品種で、園芸種のコニファーの中でポピュラーな種類です。
日当たりがいい水はけのいい場所で育てます。寒さには強いのですが、多湿を嫌うので風通しのいい環境を作ります。
樹形を保つために剪定が必要ですが、ハサミで切ると切り口が変色してしまうので、大まかな形はハサミで刈り込み細かなところは手で摘み取りましょう。クリスマスツリーとしても人気があります。
エメラルドグリーン
エメラルドグリーンは、ヒノキ科・クロベ属で葉が円錐形の品種で強くて丈夫なので生け垣に向ている種類です。
春~夏は光沢のある鮮やかな緑色で、冬はベージュがかった色になります。枝葉からはトロピカルフルーツのような香りがあるのが特徴です。
日当たりのいい水はけのいい場所で育てます。湿度はある程度好み、乾燥にある程度強く暑さや寒さにも強いので幅広い地域で育てられます。
ブルーアイス
ブルーアイスは、ヒノキ科・ヒマラヤシダ属で葉が円錐形の種類です。コニファーの中で香りが強い種類で丈夫で虫がつきにくく、銀白色または青灰色の美しい植物です。
日当たりのいい水はけのいい場所で育てます。根張りが悪いので植え付けるときに支柱をたてるといいでしょう。剪定は1~2年に1度全体を刈り込んで、円錐形の樹形を保ちます。
初回公開日:2017年11月23日
記載されている内容は2017年11月23日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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