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梅の花の種類別名前と種類の見分け方|梅の実/梅干し/木

更新日:2017年11月29日

普段何気なく見ている梅ですが、よく見てみると花の色や形が違うことに気付くでしょう。梅の実を使った料理もありますが、用途により使われる梅が違います。どの料理にどの梅が使われているのかと合わせて、梅の特徴や種類も紹介していきます。

梅の花の種類別名前と種類の見分け方|梅の実/梅干し/木

大宰府へ左遷されるときに、庭の梅を見ながら詠んだこの和歌は有名でしょう。この梅には道真公がいる大宰府へ飛んだという「飛梅伝説」があり、そのことから北野天満宮では梅が神紋となりました。

約2万坪ある敷地には50種1500本の梅が植えられ、道真公の命日である2月25日になると梅まつりが行われます。

北野天満宮に咲く梅

紅和魂梅

「飛梅伝説」の梅と同じ種類だと言われる「紅和魂梅」は樹齢300年を超える梅の木で、北野天満宮の御神木です。

1月下旬になると境内にある梅の花は次々と花を咲かせていくんですが、こちらの梅は遅咲きで3月中旬になってから鮮やかなピンクの花が咲きます。

他の梅の種類

境内には早咲きの梅から遅咲きの梅まであり、1月~3月にかけ次々と咲く梅の花を楽しむことができます。早咲きの梅の種類は、鮮やかなピンクの「寒紅梅」、くねくねと曲がった幹が特徴の「雲龍梅」などです。緑がかった白い花を咲かせる「月の柱」も早咲きの梅に含まれます。

珍しい種類の梅を見ることができるのも、北野天満宮ならではでしょう。濃い紅色が特徴の「黒梅」や同じ枝に赤と白の花が咲く「思いのまま」などの梅を見ることができます。

梅についてもっと知ろう

梅の観光名所は各地にあり、梅の花を見たことがないという人はまず、いないのではないでしょうか。桜と比べると花は地味で、決して目立つ花ではありません。しかし、梅の花にはいろんな種類がありそれぞれ特徴が違います。

見た目だけでなく、咲く時期も異なる梅の花は長く私たちの目を楽しませてくれるでしょう。ぜひ、何度も梅園へ足を運んでください。行くたびに、違った梅の花を楽しめるでしょう。

梅は鑑賞するだけでなく、梅の実を食すことができます。梅の実を梅干しや梅ジュースに加工することを梅仕事と言いますが、その光景を眺めるのも楽しいのではないでしょうか。

初回公開日:2017年11月29日

記載されている内容は2017年11月29日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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