【種類別】ナスの育て方|種・苗から/プランター/家庭菜園
更新日:2020年08月28日
剪定をして秋なすも収穫
7月の下旬ごろになると、なすは枝がいっぱいに茂りすぎて成長が鈍くなってきます。この枝を短く切って、秋まで収穫できる育て方にしましょう。
なすは思い切って、土から50cmくらいの高さに切ってしまいます。しばらくは実がなりませんが、水と肥料を与え、1か月くらいするとまた実がなり始めます。
なすのプランターでの育て方は?
元気ななすのプランターでの育て方は、肥料と水やりがポイントになります。基本的には畑での育て方と同じです。大き目のプランターを使い、苗は元気丈夫な品種、病気にかかりにくい接ぎ木を選んで日当たりのよい場所に置きましょう。
プランターはどんなのを選べば良い?
大きめのプランターを用意して、なすがしっかり根をはれる育て方にしましょう。深さは30cm以上必要です。買ってきたポットは、根っこをあまり触らないようにして少し浅めに植えてください。プランターは日当たりがよくて風通しの良い場所に置きましょう。
支柱はどうするの?
プランターの場合、畑のような太い支柱は立てられません。大きな実をつけても大丈夫な育て方をご紹介します。
植え付けたときには、細めの仮支柱を立ててビニタイなどで止めておきます。丈が伸びてきたら本支柱を立てましょう。実がついたらかなり重くなるので、支柱は苗の周りに2~3本立てて伸びた枝をそのたびに固定します。
肥料はしっかりあげて
プランターを使った育て方では、なすが吸収できるのはコンテナの中の水と肥料だけです。十分に入れてあげる必要があります。なすは乾燥を嫌うので、水持ちのよい土を選んでください。
植え付け前には、肥料をしっかり土にいれておきます。植え付けたなすが根をはってきたら、粒状の化成肥料を1か月に1~2回、さらに液肥を週1回与えます。
水やりは静かにたっぷり
夏は毎日ハス口を付けたじょうろでやさしく、そしてたっぷりと水をあげてください。乾燥するとハダニが発生する原因にもなります。葉の裏まで水をかけてあげてください。
剪定なども畑と同じように
枝がたくさん出てきたら、わき芽を整理して3本仕立ての育て方にします。一番最初に咲いた花が実をつけると、株に負担をかけてしまいます。ちょっともったいない気もしますが、花のうちに摘み取ってしまいましょう。結果的には、その後の木が元気に育ちます。
なすは苗からの育て方が
なすは種からの育て方は少し難しいので、最初は苗からの育て方の方がです。少しお値段は高いですが、丈夫で育てやすく病気にかかりにくい「接ぎ木苗」がお得です。「接ぎ木苗」の場合、継ぎ目より下からでてくる目は台木の芽です。伸ばすと栄養を取られてしまうのですぐに摘んでください。
初回公開日:2017年12月02日
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